摘要 フリーストール(自動給餌機使用)と自然流下の繋ぎ方式の飼養管理作業時間比較を行った。その結果、フリーストール方式の成牛1頭1日当りの作業時間は8.25分と繋ぎ方式の約半分であった。しかし、パー...
摘要 放牧を主体としたマキ牛利用による受精、放牧地での無看護自然分娩、子牛へのクリープフィーディング、1.5シーズン及び2シーズン放牧等肉用牛の繁殖・育成に係わる新技術が開発されている。こうした既存...
筋肉へのエネルギー蓄積を調節する遺伝子群の発現調節機構の解明
摘要 消費者の健康指向から、低脂肪豚肉の需要が依然として高い。しかしその一方で、赤肉部分の脂肪(エネルギー)含量が過度に低い豚肉は、食味が劣ると指摘されている。このように、「低脂肪肉の生産」という、...
摘要 乳牛飼養の多頭化過程で、飼養管理技術の変化とともに飼料生産における土地利用方式は、地力増強と良質・多収の粗飼料生産へと変化してきた。しかし、更なる多頭化への展開は、労働力の限界から飼料生産部門...
摘要 脳下垂体は生殖、成長および代謝に関わる内分泌支配の頂点に位置する内分泌器官で多種多様なホルモンを合成分泌しているが、成長および肥育にともなう下垂体のホルモン産生細胞の機能変化や標的器官のホルモ...
肥育過程における内分泌動態と脂質代謝・屠体形質との関係の解明(135)
摘要 黒毛和種去勢牛の肥育過程における血中グルコース濃度は濃厚飼料多給飼育にもかかわらず肥育進行にともなって低下したが、インスリン濃度は肥育進行に伴う一定の傾向が見られなかった。成長ホルモン分泌反応...
肉用家畜の体内脂肪蓄積および肉質に対する脂溶性成分給与の影響の解明(134)
摘要 ラットに対する間欠給与は、枝肉重量と「筋肉+骨」の重量の低下をもたらし、体脂肪割合の減少にはつながらなかった。また、体脂肪および筋肉中トリアシルグリセロール画分中の高度不飽和脂肪酸割合は、いず...
摘要 豚の下垂体前葉における成長ホルモン産生細胞(GH細胞)およびプロラクチン産生細胞(PRL細胞)の分布は一様ではなく、部位により出現頻度が異なり、前腹部においてGH細胞、PRL細胞ともに出現頻度...
反芻家畜の成長過程における下垂体前葉細胞の機能変化に関する研究(132)
摘要 黒毛和種去勢牛の肥育過程における成長ホルモン(GH)分泌能は17、21および25ヶ月齢と月齢が進むにつれて低下した。同一の供試牛の血漿中インスリン様成長因子1(IGF1)も15カ月齢から25ヶ...
摘要 "緬羊55頭を供試して、食肉の極限pHと軟化速度との関係を2次の回帰曲線(寄与率0.7)で表した。その結果、最も軟化が遅いのはpH=6.07であった。また。また、この式よりpH=5.5と6.7...
全齢人工飼料育による養蚕・製糸一貫システムの開発ーカイコの行動特性の評価法の確立と自動飼育に適した品種の選定ー
摘要 蚕糸絹業界の厳しい状況の中で、全齢人工飼料による自動化された機械飼育技術の確立が求められている。この飼育技術においては蚕の行動に関する計測法および制御法の開発が重要な課題となっている。そこで、...
粗飼料の高度利用による乳牛の排泄物量軽減化技術の開発(158)
摘要 "大規模酪農経営での糞尿処理問題を解決するため、飼養管理を高度化することにより乳牛の糞排泄量を低減する技術開発を行う。6年度は、第一胃内消化速度が速い粗飼料を給与することにより、泌乳牛の消化可...
乳牛における蛋白質栄養状態の評価法の開発と飼料給与技術の開発(247)
摘要 乳牛の蛋白質栄養状態を血液成分から非侵襲的に評価する方法を開発することを目的とした。まず、腸管から吸収されるルーメン微生物体蛋白質量(MBP)の指標としての血漿アラントインの有効性を検討し、血...
粗飼料の高度利用による乳牛の排泄物量軽減化技術の開発(169)
摘要 大規模酪農経営での糞尿処理問題を解決するため、飼養管理を高度化することにより乳牛の糞排泄量を低減する技術開発を行う。6年度は、ルーメンでの繊維の消化速度が8.3%/時と5.4%/時と異なる2種...
摘要 牛乳中の脂質成分は乳牛の生理状態を強く反映している。そのため、牛乳中の脂質成分から体内の代謝像を推定し、飼養管理の是非について評価する手法の開発が期待されている。そこで、本課題では牛乳脂質成分...
摘要 肥育牛の屠畜方法と肉の品質の関係について調べた。屠畜の際に行われる牛の延髄・脊髄破壊は筋肉の痙攣を助長し肉のpHの低下速度を速めた。特にひれ肉においては、その傾向が強く現れた。また肥育牛は育成...
摘要 肉の硬さは食肉の品質を評価する上で重要な要素である。これまで筋肉の最終pHが6となる肉では熟成に時間がかかり肉が硬くなることを明らかにした。しかし、このような現象がおこる理由については明らかに...
摘要 牛における蛋白質必要量を血漿中のリジン濃度から判定する技術を開発することを目的とした。採血時刻が血漿リジン濃度に及ぼす影響を検討した結果、採食に伴いエネルギー供給が増加する条件では低下し、エネ...
乳牛における蛋白質栄養状態の評価法の開発と飼料給与技術の開発(227)
摘要 飼料由来の核酸含量が変わらずルーメン微生物体蛋白質生産量(MBP)が変化する飼養条件および無核酸飼料給与時の血漿アラントイン濃度の変化を調べたところ、アラントイン濃度はMBPの変動に対応して変...
摘要 粗飼料としてのサイレージの採食を規制している要因を飼料の質および給餌管理の面から解明し、栄養摂取量を最大にし、成分的乳質改善の基礎的知見を得ることを目的とした。乳量と乾物摂取量(DMI)は相関...