摘要 亜熱帯域に生息する貝類は種数が多く、その中には産業上重要種が多数含まれる。しかし、それら重要種における有用形質の探索及び育種の評価はあまり行われていないのが現状である。本課題は、亜熱帯域に生息...
小麦育種における麺の色相、くすみの簡易評価法の開発(236)
摘要 日本麺の色相に関する品質評価法を検討し、平成11年度に開発した回転ドラム式の多連式製麺装置の改良を行った。1~10gの小麦をポリプロピレン製のチャック付き袋に加え、32連の試料袋を回転ドラム上...
摘要 乳牛父牛毎の多くの家系またDNAマーカーの欠測に対応できるゲノム上の量的形質遺伝子座位置を推定する手法を開発した。乳牛父牛の遺伝子型と環境との交互作用を考慮した遺伝能力評価法を開発した。家系情...
摘要 新しい耐寒性小果樹グミ科のヒッポファエ・ラムノイデス(Sea buckhorn)は多目的利用可能(食品・医薬品・環境修復・観賞)で、今後、ロシアなどから優良遺伝資源を導入し、寒冷少雪地帯で栽培...
摘要 青果用及び加工用カンショには鮮やかな黄色の肉色が求められている。また、カンショの黄色色素は食用天然色素としても有望であるが、その実用化のためには色素含量を高める必要がある。そこで黄色品種育成を...
帯状粗皮病抵抗性形質転換体カンショの環境影響評価法の開発とその評価
摘要 本研究室で開発したサツマイモ帯状粗皮病抵抗性カンショを対象に,生物学的特性に基づいた新しい環境影響評価法を開発すると共に,この評価法に基づいてカンショ形質転換体の環境影響評価を実施する.平成12...
摘要 日本麺については、実需者から色相、くすみ等の外観形質の向上が求められているため、少量の試料で簡便に評価ができる手法の開発をおこなった。実験は、加水した1グラムの小麦粉を市販のチャック付きポリエ...
質量分析計による食品中の品質関連微量成分の測定法の開発(47)
摘要 規格制度の見直しにより、有機農産物や地域食品の生産地などの科学的な識別法の確立が望まれている。そこで、農産物の栽培履歴や品種の検証を可能とする微量成分をICP-MS、TOF-MS等で分析・定量・解析し、有...
摘要 本研究では食糧庁で標準法として採用している米の食味評価法に比べ、効率的で精度の高い評価法の開発を目指す。11年度は18試料について4試験場の育種パネルが標準法で評価した結果と食研パネルが順位法で評...
摘要 本研究では、育種や加工利用など分野別のニーズに応じた米飯物性の客観的評価方法を確立することを目的とする。11年度は米飯の物性測定による米のアミロース含量の定量分析の可能性について検討した。具体的...
摘要 萎ちょう病に対するホウレンソウ品種の抵抗性程度を評価する手法を明らかにする。抵抗性に差があると考えられる4品種を供試し、浸根接種および土壌接種において接種強度を段階的に変えて各品種の発病を調べ...
摘要 動物の遺伝資源を生体保存するためには、その遺伝的能力を正確に把握し、その特性を維持する必要がある。しかし、動物遺伝資源は一般に集団の有効なサイズが小さい。このような小集団に対し、育種改良に用い...
カフェインの迅速定量法の開発とこれを用いたチャ低カフェイン変異株の選抜
摘要 カフェイン含量の低いチャの育種をはかるため,選抜のための迅速分析技術を開発し,これを用いてカフェイン含量の低い枝条を選抜する。12年度は,高速液体クロマトグラフィを用いたカフェインの迅速分析法を...
マメ科牧草バーズフットトレフォイルを用いた開放系モデルにおける遺伝子拡散及び環境への影響評価法の開発
摘要 マメ科牧草バーズフットトレフォイル(以下トレフォイルと称す)は環境耐性に優れ、非鼓腸症性で家畜飼料として採草及び放牧利用が世界的になされる重要な牧草である。ここ数年の間にトレフォイルはバイテク...
摘要 本研究では食糧庁で標準法として採用している米の食味評価法に比べ、効率的で精度の高い評価法の開発を目指す。10年度は現在のパネルの評価能力の把握、および育種パネルによる標準食味評価法と新たな評価...
色相関連成分の生化学解析による品質制御技術の開発-微量成分と色調の関係の解明
摘要 高品質コムギの緊急開発アクションプログラムの中で、国産小麦の色相の一層の向上がうたわれているが、色相を悪くするくすみの正体・原因は未解明である。その原因として、酵素的褐変やアミノカルボニル反応...
摘要 食品の表示・規格制度の見直しや有機食品の認証制度の導入の中に、有機農産物や地域食品の認証がうたわれているが、科学的な識別法は確立されていない。そこで、農産物の栽培履歴や品種の検証を可能とする微...
摘要 小麦育種における麺の色相、くすみの簡易評価法を開発するために、小麦粉の供試量が数g以下の多連式製麺装置および測色用の油圧プレス式の麺帯調製装置の設計、試作を11年度に行う。12年度は、麺帯の減...
摘要 (1)樹木衰退の主原因である酸性化土壌の修復を目的に、土壌中植物有害Al・酸性矯正散布成分動態解析法を、粘土鉱物等表面イオンプロファイル解析法を利用し確立する、(2)耐性育種のために樹木Al耐...
摘要 マーカー多型による配偶子の伝達確率の情報を利用して、遺伝的類似度のより正確な評価法を開発し、シミュレーションによりその有効性を検討した。マーカー遺伝子について、親と子の遺伝子型の組み合わせから...