途上国における乾燥耐性品種の開発環境;ストレス耐性遺伝子を導入した陸稲の乾燥耐性評価と優良系統の選抜
2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
環境ストレス耐性遺伝子を導入した陸稲の乾燥耐性評価と優良系統の選抜
摘要 乾燥ストレス耐性遺伝子を導入した陸稲の乾燥耐性評価を行い、有望系統を絞り込んだ。
途上国における乾燥耐性品種の開発(環境ストレス耐性遺伝子を導入した陸稲の乾燥耐性評価と優良系統の選抜)
摘要 環境ストレス耐性遺伝子を導入した陸稲の乾燥耐性評価を行い、有望系統を絞り込んだ。
(DREB遺伝子等を活用した環境ストレスに強い作物の開発) 陸稲への遺伝子導入および形質転換陸稲系統の環境ストレス耐性評価
摘要 陸稲品種Curingaの形質転換系統の選抜及び種子保存を行い、新たに4種の遺伝子構築物 (ubi: AtGolS2-IRES-RD17、oshox24:OsNAC6、 oshox24:AREB1、oshox24: AREB2)について固定系統(T3)を得た。 サンタ...
(DREB遺伝子等を活用した環境ストレスに強い作物の開発) 陸稲への遺伝子導入および形質転換陸稲系統の環境ストレス耐性評価
摘要 予定したコンストラクトの陸稲品種Curingaへの形質転換を終了し、引続きコピー数の確認固定化を進めた。 これまでに、Plamira隔離圃場の雨よけシェルターで7回(2011年度は4回)の乾燥耐性評価を実施し、子...
摘要 ・ AfricaRiceとの共同研究としてベナン国内の4か所でJIRCASが用いてきた陸稲ネリカ18品種と対照品種32品種、並びにAfricaRiceが保持している陸稲ネリカとAfricaRiceが推奨する品種・系統を栽培した。すべて...
(DREB遺伝子等を活用した環境ストレスに強い作物の開発) 陸稲への遺伝子導入および形質転換陸稲系統の環境ストレス耐性評価
摘要 前年に続き、陸稲品種Curingaに遺伝子構築物を導入し形質転換体を作出した。野外(隔離圃場)での開花期の乾燥耐性評価法を確立した。前年度までに確立した幼苗期の乾燥耐性評価、有望系統の導入遺伝子の発...
摘要 深根性は植物が乾燥条件下で土壌深層から水を吸収するうえで重要な形質である。本研究では、深根性に関与する遺伝機構の解明するため、浅根性の水稲と深根性の陸稲を親とする集団から見出した深根性関連QTL...
アジア稲とアフリカ稲の種間雑種における環境適応性についての遺伝学的及び生理生態学的研究(177)
摘要 西アフリカ森林地帯の酸性土壌陸畑において、アフリカ稲を含む稲品種のリン酸施肥反応性を調査した。アジア陸稲の酸性土壌耐性品種の中にもリン酸に対する高い反応性を示すものがあり、この地域の酸性土壌に...
西アフリカ半乾燥熱帯における土壌扶養力回復のための土壌栽培管理法の開発(202)
摘要 (1)西アフリカ半乾燥熱帯の砂質土壌では、有機物施用によって土壌CECが有意に増加しており、養分保持能力が高くなっていることが示唆された。(2)有機物施用に対する種間差をみる圃場実験(つくば、八...
土壌酵素活性測定による土壌微生物と作物の相互作用の解明(121)
摘要 作付回数の増加に伴ってセルラーゼ活性が高まった。また、植物根を添加することで酵素活性は高くなったが、添加する根の状態によって活性の増加程度が異なった。すなわち、乾燥根では、陸稲根よりトマト根の...
アジア稲とアフリカ稲の種間雑種における環境適応性についての遺伝学的及び生理生態学的研究(176)
摘要 栄養生長期におけるイネの耐乾性を、水関係を中心に生理学的に評価し、以下の考察を行った。■初期生育においてはアフリカ稲が必ずしも優れた耐乾性をもつとはいえない。■乾燥ストレス下において、アジア陸稲...
摘要 熱帯の陸稲・天水田稲における水吸収能力向上に資するため、根系発達に及ぼす土壌・栽培法要因と品種要因の影響を調査した。根系が対照的な稲12品種をフィリピンの3試験地で栽培し、出穂期の根発達を調査...
摘要 強風、乾燥条件下において、防風林による作物の風害、干害軽減効果を評価する目的で、高さ8m、密閉度70%の防風林による気象改良効果について検討した。その結果、70~80%の減風に伴って昼間には風...
摘要 化学肥料代替としての乾燥牛糞施用条件下で、陸稲・大麦、スイートコーン・大麦体系における収量性や土壌中での無機態窒素の動態を検討した。大麦は夏作収穫後の土壌中無機態窒素残存量を反映して、概ね牛糞...
摘要 化学肥料代替としての乾燥牛糞施用条件下で陸稲、スイートコーンを作付けし、収量性や土壌中での無機態窒素の動態を検討した。陸稲収量は牛糞施用量が多いほど増収したが、窒素含有率が施用量の増大に伴って...
摘要 南米の広大なサバンナ(リャノス)に低投入型作付体系を導入するために,土壌酸性と一時的な乾燥への抵抗性を持つ陸稲新品種の開発が望まれている.本研究はそのために,(1)同地域における酸性害と干害の...