摘要 i)低アミロース品種「スノーパール」の突然変異個体群からアミロース含量が高まった変異体を見出した。ii)アミロペクチンのスーパーロングチェーン含量が多寡の交配自植後代は両親の型に分離し、中間型は...
摘要 i)新形質稲として、低グルテリン系統「関東216号」を開発した。本系統は良食味であり、腎不全患者の病態食用等として適応性を検討する。ii)登熟温度非応答性変異系統候補coiの澱粉特性の変動、アミロース含...
摘要 i)東北地域向きの早生で、丈が短く倒れにくい赤米粳系統「奥羽赤370号」を新品種候補とした。本系統は晩生過ぎる在来種の赤米に比べて、倒伏に強く多収で栽培しやすい。玄米にタンニン、カテキン、食物繊維...
摘要 水田裏作に適した温暖地・暖地向け裸麦の安定生産には、水稲と作期が競合せず梅雨前に収穫可能で、多様なニーズに対応した高品質安定多収品種の育成が不可欠である。そこで、早生で耐倒伏性があり精麦適性が...
摘要 溶出型の異なるLP100、LPS100、LPSS100の3種類の肥効調節型肥料についてヒノヒカリを用いた点播直播水稲における肥効を検討した。肥料からの窒素の溶出はLP100では施肥後約40日、...
摘要 野菜作の軽作業化を図るため、まず水稲の疎植栽培による稲株等のロータリ耕うんに及ぼす影響を調査した結果、稲株は慣行栽培に比べ多少大きくなったもののほとんど影響は認められなかった。8年度までに開発...
傾斜地に発生する気象災害の形態と地域性・周期性の解明(60)
摘要 9年度産の水稲作柄では愛媛・高知・香川3県で一等米比率の大きな低下がヒノヒカリを中心に発生した。高知県では台風による影響が明らかであった。また、香川県では8月下旬は高温、多日射であり、特に出穂...
摘要 水稲直播では慣行の移植栽培より収量が高かった。打ち込み式機械直播において肥効調節型肥料を全量基肥施肥した場合、化成肥料の分施と同等以上の収量となったが、溶出タイプの違いによる影響は小さかった。...
水稲酵素・タンパク質の形成・変換・分解機構の生化学的解明(68)
摘要 水稲の受精から種子の登熟、休眠、発芽までのリポキシゲナーゼ(LOX)等の機能性蛋白質の合成、変換、分解に関して、生理・生化学的に検討し、その機能及び合成の機構を解明することを目的とする。本年度...
摘要 水稲種子における澱粉分解酵素の活性調節機構に関する基礎的検討を目的とした.平成3年度は,水稲種子のズブチリシンインヒビター(RASI)を調製用逆相クロマトによって単一蛋白に精製し,蛋白化学的に...
水稲酵素・タンパク質の形成・変換・分解機構の生化学的解明(69)
摘要 水稲の受精から種子の登熟・休眠・発芽までのリポキシゲナーゼ(LOX)等の機能性蛋白質の合成・変換・分解に関して,生理・生化学的な検討を行い,その機能及び合成の機構を解明することを目的とした.平...