病害虫抵抗性品種及び機能性品種の開発による野菜・花きの安定供給と需要拡大
摘要 ナス青枯病抵抗性を安定・高精度・高効率で評価できる検定法を確立した。本法は、従来法と比較してスクリーニング効率10倍を実現した。抵抗性台木用ナス品種「台太郎」のゲノム情報との関係を解析し、3つ...
摘要 加工適性に優れたカンキツ「あすき」について、ウイルス・ウイロイドフリー母樹を育成し、苗木業者への穂木供給を開始した。浮皮抵抗性品種の育成において、現状でカンキツの主産地より平均気温が2℃高い条件...
多様なニーズに対応する安定多収な茶品種の育成と安定生産技術の開発
摘要 病虫害複合抵抗性や多様な香味を持つ安定多収チャ品種の育成に関しては、 a) 輪斑病、炭疽病、クワシロカイガラムシに複合抵抗性の品種として育成した「なんめい」は、チャ育成系統評価試験、輸出対応型栽培...
摘要 農差物・食品の流通・加工工程の改善や開発に関しては、a)ダイコン、キャベツ等のバルクコンテナ(BC)物流における品質維持について検討し、ダイコンでは、BCへの充填方法をブロック積みから奇数段・偶数段...
e.高収益な果樹生産を可能とする高品質品種の育成と省力・安定生産技術の開発
摘要 かんきつ品種の育成に関しては、1)「ヒュウガナツ」の少核果生産における授粉樹に適する「カンキツ口之津41号」が品種登録されるとともに、食味が優れ、機能性成分を高濃度で含有する早生みかん「西南のひ...
摘要 目的:単為結果性でトゲなしのナス、青枯病抵抗性ナス台木及び機能性成分が多いネギの品種が求められている。そこで、小胞子培養、イオンビーム照射及び子房培養等を利用して新品種を育成する。 成果:イオ...
摘要 目的:キャベツでは黒腐病、萎黄病、根こぶ病に対して、ハクサイでは黄化病に対して抵抗性を有する品種を育成する。ケールでは機能性の高い品種を育成する。成果:黒腐病抵抗性育種では、年度有望と評価され...
「なると金時」ブランド強化研究事業サツマイモの立枯病抵抗性品種と機能性の高い有色品種の育成
摘要 インドネシア産で立枯病に強い抵抗性のあるサツマイモ系統‘IDN-47’を交配親として、重要病害である立枯病に強い抵抗性のある品種を育成する。 研究対象 サツマイモ 戦略 園芸 専門 栽培生理 部門 野菜
本県特産野菜のブランド力を高めるためのバイテク技術活用によるオリジナル品種育成
摘要 ニンニクでは従来の系統選抜のほかに、バイテク技術を活用して、病害抵抗性や完全抽苔性などの優良形質を兼ね備えた品種開発や無臭や大玉の他に早生、晩生などの新規性の高い品種を開発していく。ナガイモで...
摘要 i)東北地域向きの早生で、丈が短く倒れにくい赤米粳系統「奥羽赤370号」を新品種候補とした。本系統は晩生過ぎる在来種の赤米に比べて、倒伏に強く多収で栽培しやすい。玄米にタンニン、カテキン、食物繊維...
摘要 レタスビッグベイン病の主たる病原ウイルスであるレタスビッグベインウイルスの特性解明、および有効な診断法を開発する。本ウイルスは壊れやすく、ウイルスの精製が困難なことから詳細については不明である...
レタスビッグベイン病抵抗性素材の検索と品種抵抗性利用技術の開発(69)
摘要 レタスビッグベイン病の防除技術のひとつとして抵抗性品種の利用は効果的であることが期待されるが、我が国での品種抵抗性の検討は十分でないので、抵抗性素材を検索した。市販品種および保有遺伝資源280...
摘要 Pi-b領域をカバーするBACクローン145G7のHind■マップをもとにPi-bを持つ抵抗性品種BL-1の機能性ゲノムライブラリーから対応するクローンを探索し、機能性クローンからなるcont...
ブドウのフィトアレキシン合成酵素遺伝子の構造解析と抵抗性育種への利用(262)
摘要 ブドウのフィトアレキシンであるレスベラトロールは、動脈硬化防止作用や抗ガン作用を有する機能性物質としても注目されている。このため、レスベラトロール合成のキイエンザイムであるスティルベンシンター...
ポジショナルクローニングによるいもち病抵抗性遺伝子の単離(207)
摘要 8年度に開発した植物用の大容量バイナリーベクターpBIGRZを用いてイネいもち病抵抗性遺伝子Pi-bを持つ抵抗性品種BL-1の機能性ゲノムライブラリーの構築を行った。先にPi-bの存在範囲とし...