摘要 落花生の特産作物としてのブランド力及び生産性の向上を図るため、近年問題となっている白絹病及び茎腐病に強く、機械収穫に適し、収量及び食味に優れた品種を育成する。本年度は生産力検定予備試験により...
摘要 子実中のオレイン酸含有率が30%以上で「ナカテユタカ」並の収量・品質を有し、機械収穫適性に優れ、国内の煎り莢/煎り豆加工向きの大粒品種を育成する。その結果「千葉123号」「八系674」「八系675」を...
摘要 「おおまさり」の後継品種「おおまさりネオ(千葉P120号)」の長期的安定生莢出荷のための栽培技術を確立する。本年度は栽植様式が収量及び品質に及ぼす影響、開花期までのべたがけ被覆が開花及び収量、品...
摘要 生莢出荷体系別に「おおまさりネオ」の洗浄後の乾燥方法や包装資材等による外観変化や食味成分の影響を調査した結果、当日収穫・当日出荷と夕方収穫・翌日出荷の出荷形態の違いによる子実内容成分の差はほ...
摘要 市場出荷に対応できる日持ち性を有し、良食味、連続収穫性、うどんこ病抵抗性を備えた品種を育成することを目的に、令和2年作において5系統を2次選抜、3系統の特性調査を行った。令和3年作では2年度...
摘要 選抜系統「千葉M2号」について、品種登録の出願を行った。また、主要な特性である新梢の発色をより鮮やかにするための施肥条件を明らかにするために、供試窒素量を変えて栽培試験をした。その結果、供試...
摘要 丸種(株)と連携し「千葉N3号」の採種効率及びF1種子純度の評価を行った。「千葉N3号」について次年度も同規模の採種試験を実施することとした。CRb遺伝子座を導入した母本について、花蕾色に優れ、...
摘要 「千葉C2号」は台刈り作業を行うと開花時期が遅れることが判った。また、「千葉C2号」の生育には圃場の可給態窒素量の影響が大きいことが判明した。「千葉C2号」の葉付き切り花はミラクルミスト処理...
Ⅱ-1 環境にやさしい農業を推進する研究の強化 [17] 安全な食料生産に寄与するリスク管理対策 1 土壌有害物質のリスク管理対策 (1)コメ中のヒ素とカドミウム濃度を同時低減可能な栽培管理技術の確立
摘要 水管理・資材施用によるヒ素・カドミウム同時低減技術では、中干を行ったうえで、出穂期前後に落水1回処理を行うことで、土壌溶液中の溶存ヒ素濃度が減少することが確認された。また、玄米中のヒ素・カド...
摘要 市場出荷向け新品種の育成において、収穫当日と貯蔵4日後の果実物理性、ツヤ、損傷程度等を調査し、「とちおとめ」を日持ち性の基準とした。輸送性の基準は、輸送後の傷害度が軽度であった「紅ほっぺ」及...
摘要 県で育成する品種を対象に、育種選抜を効率化するためのDNAマーカー技術の開発と育成者権保護に利用できる品種識別マーカーの開発を行う。本年度は、落花生「千葉P114号」及び「千葉P120号」を識別できるD...
摘要 生育ステージ予測モデルは、出穂期の予測式の推定誤差が-1~+4日であった。標準的な穂肥施用をするための幼穂形成期の地上部窒素吸収量の適正範囲は4月20日移植で3.9~7.0kg/10aであった。全量基肥施用技...
摘要 4、5、6月植えの「粒すけ」をそれぞれ3時期で収穫し、理化学分析及び食味官能評価を行った。標準刈りの食味は4月及び6月植でやや優れたが、4月植の米飯のテクスチャーはやや優れたためと考えられた。...
摘要 「ふさおとめ」並の大粒、良質で、極良食味な早生の有望系統を育成する。生産力検定では、食味が「ふさおとめ」並~やや良好で、いもち病抵抗性及び玄米外観品質に優れる「佐系1553」以下3系統を選抜し、...
摘要 極晩生で、病害及び倒伏に強く、多収で、中食、外食用への適性が高い良質良食味な有望系統を育成する。生産力検定では、縞葉枯病抵抗性を有し、良質、良食味な「佐系1541」以下6系統を選抜し、継続検討と...
摘要 早生の極良食味品種及び極晩生の業務用良食味品種の育成を支援する米飯品質評価法を確立するため、複数銘柄の理化学分析結果から、他県産ブランド米、千葉県産米、業務用米の特性を明らかにした。ガス炊飯...
摘要 H28~R2年に現地試験で収集した「コシヒカリ」から、食味向上の必要条件は、品質項目のうち大きな玄米千粒重、厚い粒厚、低めの玄米中粗タンパク質含有率、高い味度値と示唆された。場内試験において籾数制...
摘要 本年はほとんどの供試品種・系統で出穂期後20日間の平均気温が27.3℃であったが、供試品種の高温登熟性は「ハナエチゼン」・「つや姫」は「強~やや強」、「あきたこまち」・「ふさこがね」は「やや強」で...
摘要 果実硬度の高いイチゴ系統の育成に向け、循環選抜と同時に選抜個体の遺伝子領域全体を確認して効果の高い遺伝子の推定及び当該遺伝子を保有する個体の選抜を行う方法(ゲノム育種法)の実証と系統選抜を行...
摘要 エダマメの難防除害虫であるダイズシストセンチュウに対して、夏期緑豆すき込み法による防除方法を確立するため、緑豆の適切な播種時期を明らかにした。また、現地における緑豆すき込み法導入事例を蓄積した...