県産畜産物の安定生産を実現するための技術開発 1 県産畜産物の高品質化・高付加価値化および生産効率向上を図る (1)系統豚を利用した改良型種豚の開発 ア 系統豚を利用した改良型種豚の開発
摘要 要約:ユメカナエルの雌豚に民間で繋養されるランドレース種の雄豚を交配して得られた産子(LL)の繁殖性、LLとユメカナエルとの交配で得られた産子(LLL)の発育性、産肉性、体型を調査し、ユメカナエルと...
シーズ探求型研究推進事業 (1)飼料用ダイズとイタリアンライグラスの二毛作体系による飼料生産技術の開発 ア 飼料用ダイズとイタリアンライグラスの二毛作体系による飼料生産技術の開発
摘要 要約:飼料用ダイズとイタリアンライグラスとの二毛作体系を開発するため、リビングマルチとして有効なイタリアンライグラス品種の選定を行った。供試品種は、早生から晩生までの4品種を供試した。イタリア...
摘要 要約:青刈りトウモロコシの最大収量(試験地)と営農圃場(実証圃場)との収量ギャップを明らかにし、営農圃場における生産阻害要因を明らかにして、収量ギャップの改善方法を開発するため、P1690、P2088と...
Ⅶ 多様な担い手に対応するユニバーサル生産技術の開発 1 多様な担い手に対応するユニバーサル生産技術の開発
摘要 目的:(1)ユニバーサル型農業機械や省力的栽培体系の導入による高齢・女性農業者を支援する。(2)中小規模経営体における低コスト・軽労化農業機械の導入による省力化を推進する。(3)ロボット・新規開発資材等...
Ⅳ かながわらしいスマート農業を推進するための技術開発 1 ICTを活用した温室内制御技術の開発及び経営モデルの構築
摘要 目的:(1)ICT技術を活用し、中小規模温室において効率的な生産を確立するための環境制御法を確立する。(2)複数温室に用いる効率的で低コストな環境監視・制御システムを確立する。(3)環境制御により、市...
Ⅴ 果樹の超省力・多収安定生産を実現するための技術の確立 1 ジョイントⅤ字トレリス樹形による次世代果樹(ナシ)生産システムの開発
摘要 目的 (1)ニホンナシについて、ジョイントV字トレリス樹形により省力性と安定多収生産を両立し、同時に樹形に合わせて汎用性が高く、価格的にも導入可能な作業機械を民間企業の先端技術を活用して開発する。...
Ⅲ 安全・安心を確保するための技術開発 2 かながわ特産品の生産に必要な農薬の実用化試験 新規・継続
摘要 目的:(1)県内で農作物に被害を及ぼす病害虫に対し、新しく開発された農薬の特性と適切な利用法について検討、実用性を明らかにし、登録拡大を行う。(2)新しく開発された除草剤・植物生長剤の特性と地域の実...
県産畜産物の有利販売を支援するための技術開発 1 県産畜産物の有利販売を支援する技術開発 (1) マーケティング調査手法による畜産物の有利販売支援技術の確立 イ 畜産物の購買行動分析に関する研究
摘要 要約:県内在住30~60代女性2,394人を対象にWEBアンケート調査により産地、畜産物の特徴、場面により購入価格の違いを検証した。鶏卵、豚肉でそれぞれ産地3水準特徴3水準、価格6水準を組合せたプロファイ...
技術シーズを創出するための調査研究 1 県産畜産物の高品質化・高付加価値化および生産効率向上を図る研究 (1)かながわ鶏の飼養管理技術の確立 ア 初期栄養管理技術の向上
摘要 要約:かながわ鶏にブロイラー用前期飼料(B区)と幼すう育成用配合飼料(L区)、両者を1:1で混合した飼料(BL区)を給与し、幼すう期飼料の栄養水準が発育に及ぼす影響を検討した。26日齢の体重は雌雄と...
摘要 要約:巣箱の位置を中央または端に配置したエンリッチドケージを設置してジュリア、ボリスを飼養してバタリー区(1羽飼い、2羽飼い)と比較した。飼料摂取量、産卵率、日卵量は、バタリー1羽区に対して、エ...
摘要 要約:エンリッチドケージの暑熱対策効果を検討するためボリス、もみじ及びさくらの3銘柄を飼養しバタリーケージと比較した。日平均温湿度から暑熱指数を算出し、 29~31週齢が「危険」から「緊急事態」、3...
シーズ探求型研究推進事業 (2)地域資源を活用したかながわ鶏専用飼料の開発 イ 県内産トウモロコシとゴマ粕を原材料としたかながわ鶏専用飼料の検討
摘要 要約:県内産のトウモロコシ、ゴマ粕、海藻を主体に「飼料も地産地消」を目指したかながわ鶏専用飼料を開発し、その給与が生産性と肉質に及ぼす影響を検討した。県産原材料混合割合85%の試験飼料を調製、給...
臭気発生の少ない都市型畜産経営技術の開発 1 臭気の発生抑制・脱臭技術の開発 (1) 畜産経営から発生する悪臭成分抑制技術の開発 ア 畜舎内の発生粉塵及び拡散粉塵抑制技術の検討(粉塵低減)
摘要 要約:県内農場の畜舎を対象として粉塵低減のための試験設備を設置し、効果を検討した。ウインドレス豚舎の換気扇の排気先に遮光ネットを設置した手法1により粉塵量は減少したが、臭気指数相当値は減少しな...
臭気発生の少ない都市型畜産経営技術の開発 1 臭気の発生抑制・脱臭技術の開発 (1) 畜産経営から発生する悪臭成分抑制技術の開発 ア 畜舎内の発生粉塵及び拡散粉塵抑制技術の検討(粉塵付着悪臭物質)
摘要 要約:豚舎排気の粉塵に付着する悪臭物質について検討した。粉塵の粒径にかかわらず低級脂肪酸が付着している。豚舎排気中の粉塵に付着している悪臭物質は、低級脂肪酸では27~100%であったが、硫黄化合物...
臭気発生の少ない都市型畜産経営技術の開発 (2) 環境制御型養豚施設の実証試験 ア 空調・脱臭性能、維持管理および生産性に関する調査(脱臭性能)
摘要 要約:空調システムと微生物脱臭システムを備えた環境制御型豚舎の脱臭性能を調査した。排気中の低級脂肪酸の閾希釈倍数は脱臭前に比べて脱臭後は1/10以下に低下し、臭気低減効果を確認した。脱臭装置でのア...
臭気発生の少ない都市型畜産経営技術の開発 (2) 環境制御型養豚施設の実証試験 ア 空調・脱臭性能、維持管理および生産性に関する調査(生産性)
摘要 要約:暑熱対策として、豚房内に外気を直接送り込む風向板を設置し、外気を冷却するために外気取入口付近で細霧を噴霧した。風向板および細霧による対策により、7~8月に導入した去勢豚のDGが有意に増加し...
臭気発生の少ない都市型畜産経営技術の開発 (2) 環境制御型養豚施設の実証試験 ア 空調・脱臭性能、維持管理および生産性に関する調査(県内養豚農場における脱臭装置付きウインドレス豚舎の性能調査)
摘要 要約:県内養豚農場に新設された脱臭装置付きウインドレス豚舎の脱臭システム性能を調査したところ、ニオイセンサで測定した臭気指数相当値は、脱臭装置前が20で脱臭装置後は18であった。アンモニア濃度は、...
摘要 要約:回分式活性汚泥浄化槽において、溶存酸素濃度(DO)制御システムを利用して効率的に生物化学的酸素要求量及び窒素を除去するためのDO制御方法を検討した。DO制御を比例制御と比例積分制御で行ったとこ...
摘要 要約:回分式活性汚泥浄化槽において、DO制御システムを利用した高負荷試験において最大対応可能負荷量を検討した。曝気槽混合水のDO最大値は、1区が0.5mg/Lであったが、2区と3区は0.0mg/Lであった。1区...