侵入害虫バナナコナカイガラムシの検疫に役立つフェロモントラップの開発
要約 沖縄県に侵入し、様々な果樹を加害しつつあるバナナコナカイガラムシを強力に誘引するフェロモン成分の構造を解明し、その発生を簡単に検出できるフェロモントラップを開発しました。分布拡大の防止に向け、...
要約 コナカイガラムシ類の土着天敵である2種の寄生蜂を強力に誘引する物質・シクロラバンデュリルブチレートを発見しました。これらの天敵を誘引することで、コナカイガラムシ類の防除に役立てることができます...
要約 「きたほなみ」と「チクゴイズミ」の交配後代から製粉性で選抜した小麦系統は、軟質で「きたほなみ」並に製粉歩留が高く、アラビノキシラン含量は「きたほなみ」と同様に低く、暖地においても飛躍的に製粉性...
製粉によって小麦粉とふすまに配分されるデオキシニバレノールの濃度
要約 赤かび病発生圃場産の小麦は、ブラベンダーテストミル製粉によって、小麦粉では原料小麦の約半分、ふすまでは約2倍のデオキシニバレノール濃度を示す。 キーワード 小麦、赤かび病、デオキシニバレノール、...
硬質小麦のピュロインドリン遺伝子型は子実硬度や加工適性に影響する
要約 小麦子実の硬軟質性に関係するピュロインドリン対立遺伝子は硬質小麦の子実硬度や製粉歩留、小麦粉粒度、損傷デンプン含量に影響し、これらはピュロインドリン蛋白質の発現と関係がある。ピュロインドリン蛋...
出穂期の窒素追肥が硬質小麦「ゆきちから」の灰分含量に及ぼす影響
要約 中華麺用原料に供するためにタンパク質含量の増加を目的とした出穂期の窒素追肥により、ゆきちからの灰分含量は全粒では同等もしくはわずかに高くなるが、ランク区分の許容値を超えることはない。一方,小麦...
要約 市販のフラットベッドスキャナを利用し、小麦種子横断面の胚乳色相を測定するシステムを新規開発した。これにより製粉による小麦粉色相の劣化要因を除外し胚乳自体の色相を効率的に測定できるとともに、小麦...
要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
要約 広食性土着天敵であるオオメカメムシの幼虫齢期は頭幅長を指標にして推定することができる。野外採集個体の発育段階別構成比の推移調査結果から、本種は成虫越冬で、千葉県ならびに茨城県では主に年1化し、...
萎凋細菌病に強いスターチス新品種「紀州ファインホワイト」および「紀州ファインイエロー」の育成
要約 萎凋細菌病に強く、花房が大きくてボリュームがあり、2L率が高いスターチス2品種を育成した。「紀州ファインホワイト」は、がくの色が純白に近い品種で、「紀州ファインイエロー」は、切り花長が長く、が...
ラピッドビスコアナライザーによるコムギのアミロース含量タイプの推定法
要約 ラピッドビスコアナライザーによりコムギのアミロース含量タイプの判別を行う手法を開発した。全粒粉を用い、糊化特性値のブレークダウン(BD)とセットバック(SB)とを指標にし、SB/BD比を併用することで、...
ラピッドビスコアナライザーによるコムギのアミロース含量タイプの推定法
要約 ラピッドビスコアナライザーによりコムギのアミロース含量タイプの判別を行う手法を開発した。全粒粉を用い、糊化特性値のブレークダウン(BD)とセットバック(SB)とを指標にし、SB/BD比を併用することで、...
要約 冬咲き性スイートピー新品種「リップルラベンダー」は、花色が白地に明紫色の吹きかけ模様と花弁の縁取りをもち、旗弁のウエーブが大きく観賞価値が高い。生育期間を通して草勢が旺盛で、春先にもボリューム...
鮮紫色で促成能力に優れたスターチス・シヌアータ新品種「スターライトパープル」
要約 1997年度に現地ほ場のスターチス・シヌアータ実生系品種「ソピア」から早生性で形質の優れる優良個体を収集し、促成栽培適応性及び形質について検定した結果、花色が鮮紫色で切花形質が優れる新品種「スター...
要約 近赤外分光分析法により、ソバ粉中の水分・脂肪・蛋白質含量が、簡易・迅速・非破壊的に測定できる。九州農業試験場・作物開発部・上席研究官、資源作物研究室 背景・ねらい ソバは、日本人の嗜好にあった、...
スターチス・シヌアータ栄養系品種「アイスター」の育成とその特性
要約 スターチス・シヌアータの栄養系品種「アイスター」系5品種は種子系品種「ソピア」から選抜した有望個体をクローン増殖して育成された。秋冬出し作型等に適応性が高く、花穂の揃いの良い多収性の品種である...
要約 小麦種子の胚乳断面色を微小分光色差計で測定することにより、ふすまが混入しない胚乳粉色を評価することができる。また、半粒で測定できるため、初期世代の胚乳粉色による個体選抜が可能である。 背景・ね...
要約 ーズ又はラベンダーの香り)を入れた香料トラップは、成虫を多数捕獲でき発生予察に実用できる。 背景・ねらい イチモンジセセリは水稲の主要害虫の一つであり、その発生予察は水田周辺に栽培した誘致花に訪...
要約 温室で世代促進を行った小麦の雑種初期世代の種子の胚乳側を粉砕した粉の硬質結晶粒子の多少を光学顕微鏡で観察することで、硬軟質性を個体選抜することができる。 背景・ねらい 硬質小麦と軟質小麦を交配し...
要約 ブラベンダー製粉機で製粉した場合のA粉比表面積及びA粉割合で、小麦の硬軟質性を分類することにより、用途にあった品質特性を持つ系統の品質選抜の効率化が図られる。 背景・ねらい 国産小麦は輸入小麦に比...