施設野菜類の主要アブラムシを防除するための2種アブラバチ混合製剤
要約 ナケルクロアブラバチとコレマンアブラバチの1:1混合マミー製剤あるいはバンカー型製剤により、施設野菜類の主要アブラムシであるワタアブラムシ、モモアカアブラムシ、チューリップヒゲナガアブラムシ、ジ...
ユリとチューリップの花弁の柔細胞では表皮細胞より早く老化が進行している
要約 ユリおよびチューリップ花弁では、表皮細胞に比べ柔細胞において早期から老化が進行している。柔細胞では外観上の老化が認められる前にDNAの断片化、細胞の崩壊等が認められる。 キーワード 柔細胞、老化、...
要約 EPHEMERAL1遺伝子は、アサガオ花弁のエチレン非依存的な老化を制御しており、本遺伝子の発現を抑制することで、花弁の老化を遅延することができる。 キーワード エチレン非依存性花き、老化、アサ...
要約 チューリップの香気成分はモノテルペン、セスキテルペン、脂肪族化合物、および鎮静効果があるとされる3,5-ジメトキシトルエンを含む芳香族化合物である。主要香気成分の割合と生花の官能評価から、チューリ...
日持ち保証に対応した切り花の品質管理技術の開発とマニュアルの策定
要約 生産者段階での前処理と消費者段階での後処理を組み合わせた主要切り花の品質管理技術の開発により、30品目中、全品目では常温で5日間、22品目では7日間、また16品目では高温で5日間の日持ち保証が可能とな...
要約 開発した半地下栽培装置は、地熱を有効活用するためにハウス内に掘られた溝の中で作物を栽培するものであり、これによって、無加温で寒冷地の厳冬期にチューリップの促成栽培を行うことができる。 キーワー...
Olpidium virulentus 休眠胞子の活性染色法
要約 Tetrazolium bromide(MTT)のトリス-グリシン溶液に、35℃で1~4日間浸漬することにより、活性のある Olpidium virulentus休眠胞子を高率に染色できる。 キーワード Olpidium virulentus 、休眠胞子、活性染...
要約 空気膜フィルムの利用により慣行フィルムハウスの燃料消費量を約30%節減することができる。空気膜フィルム使用ハウス内の照度は10~20%低下するが、耐風性や雪の滑落性にはほとんど問題がない。 キーワー...
南半球産球根を利用したチューリップ切り花の10~11月出荷作型
要約 チューリップ切り花の10~11月出荷作型で南半球産球根を利用すると、北半球産球根利用する場合に比べて氷温貯蔵期間を半年程度短縮でき、作期の拡大が図れる。 キーワード 南半球産球根、チューリップ切り花...
キーワード チューリップ、えそ病、ネクロウイルス、病原性 背景・ねらい チューリップえそ病の病原はタバコネクロシスウイルスTobacco necrosis virus (TNV)とされてきたが、その分類は十分に整理されていない。...
要約 チューリップ球根栽培において、従来の摘花後から黄葉期までの土壌水分維持に加えて、4月上旬の展葉期から摘花後までの期間も畝間灌水によりpF 2.0を目標に水分管理を行うことで、安定した球根収量を確保で...
要約 チューリップ品種‘紫水晶’における花底部での青色発現は、花底部特異的な鉄イオンの蓄積による鉄イオンとアントシアニン色素の錯体形成が原因である。 キーワード チューリップ、アントシアニン、花色、プロ...
チューリップの葯における抗菌性物質Tuliposide Bの蓄積
要約 チューリップの葯は、開花直前に抗菌性物質Tuliposide Bを組織特異的に生合成し、花粉を細菌類の侵入から守る独自の防御機構を発達させている。 キーワード チューリップ、抗菌性物質、感染防御、葯、花粉、...
要約 チューリップのACC酸化酵素遺伝子は、5種類存在し2つのクラスターに分類される。それぞれの遺伝子は異なる組織で特異的に発現し、花弁老化時に特異的に増加する遺伝子が存在する。 キーワード チューリップ...
要約 地域特産物としての地酒のイメージアップを図るため、香味に優れた新規性のある清酒用酵母を富山の花から分離し育種を行い、その酵母の特徴を活かし、富山県や地域のイメージにマッチした清酒の製品化を図る...
薬剤処理と遅植えの組合せによるチューリップ微斑モザイク病の防除
要約 フルアジナム粉剤(40kg/10a)を全面土壌混和処理し、さらにチューリップを遅植えすることによりチューリップ微斑モザイク病の感染・発病を抑えることができる。 キーワード チューリップ微斑モザイク病、...
促成適応性に優れた小型の白系チューリップ新品種「砺波育成113号」
要約 花色が白系のチューリップ「砺波育成113号」を育成した。本品種は促成適応性が高く、安定した切り花・鉢物生産が可能である。また、小型の草姿で草丈の揃いが良く花壇用に適する。 キーワード チューリップ...
長崎県島原半島における春作バレイショのPotato virus Y(PVY)感染時期
要約 長崎県島原半島における春作バレイショのPVY感染は、4月下旬から本格化することが多い。 キーワード バレイショ、PVY、感染時期、アブラムシ 背景・ねらい バレイショ栽培にとって重要な病害であるモザイク...
チューリップ新品種、「新潟3号」、「新潟4号」、「新潟5号」
要約 「新潟3号」は、濃橙に黄色覆輪のユリ咲き品種である。「新潟4号」は淡赤紫、「新潟5号」は濃桃の八重咲き品種である。「新潟3号」「新潟4号」は切り花・露地花壇用、「新潟5号」は露地花壇用である。...
要約 食用ユリの黒腐症状は、Sclerotium cepivorum var. tulipae Desm.によるユリ類黒腐菌核病で、健全種球の使用と長期間ユリの植え付けを行わないことで被害を回避できる。 キーワード Sclerotium cepivorum va...