ダイズの葉齢進展モデルを活用した多筆圃場における帰化アサガオ類の適期防除効果
要約 ダイズの葉齢進展モデルから除草剤の散布適期を予測することで、ダイズ作の難防除雑草である帰化アサガオ類の防除効果を高める。モデルを活用することで圃場毎の除草剤散布適期を予測できるため、ダイズ多筆...
要約 これまで青い花色のキクは作出されていない。遺伝子組換え技術を用い、フラボノイド3′,5′-水酸化酵素とアントシアニン3′,5′-グルコシル基転移酵素の遺伝子2つをキクに導入して花弁...
要約 枯死木が腐朽して分解していく速度は、周辺環境や枯死木の初期条件の影響で大きな違いがあります。そこで、環境要因を反映したモデルを新たに作成した結果、精度よく分解速度を予測することが可能になりまし...
重イオンビーム照射によるキク花色変異におけるカロテノイド酸化開裂酵素の関与
要約 白花輪ギク品種「神馬」に重イオンビームを照射して黄花に変異した系統において観察されるカロテノイド酸化開裂酵素遺伝子(CmCCD4a)のホモログ数の減少は、CmCCD4aの発現量低下の要因のひ...
要約 キクの葉で合成され、花を咲かせないように働く情報伝達物質(花成抑制ホルモン:アンチフロリゲン)を作る遺伝子を発見。キクの場合、葉で日長条件に応じて花成ホルモン(フロリゲン)と花成抑制ホルモンを作る...
キクタニギクFT相同遺伝子CsFTL3はキクの花成ホルモンをコードしている
要約 キクタニギクFLOWERING LOCUS T(FT)相同遺伝子CsFTL3は、花成誘導条件で発現が上昇する。CsFTL3を過剰発現するキク組換え体は花成非誘導条件において開花がみられるこ...
温暖地以北の大豆畑における帰化アサガオ類の発生状況と被害内容
要約 帰化アサガオ類は四国地域から東北地域にかけて1,600ha以上の大豆畑で発生している。特に東海地域で多く、大豆栽培面積の26%で確認される。大豆畑では収穫作業等を阻害する強害雑草である。 キーワード 大豆...
要約 愛知県内でセルトレイで育苗中のキクに生育障害が発生したため、原因を調査したところ、Plectosporium tabacinumが病原菌であることが判明し、本病を「キク苗腐敗病」と命名する。 キーワード キク、...
要約 遺伝子組換えでカロテノイド酸化開裂酵素遺伝子(CmCCD4a)の発現を抑制することにより、キク「神馬」の白色花弁を黄色に改変出来る。 キーワード キク、カロテノイド、カロテノイド酸化開裂酵素(Cm...
要約
畝立て成型マルチャに施肥機を搭載し、マルチ被覆と同時に表層5cmに肥料を混和する畝内局所施肥を行うと初期から生育が旺盛となる。施肥量は慣行の全面全層施肥の窒素成分30kg/10a...
要約 輪ギクの二度切り栽培時に萌芽数が十分確保できる腋芽形成率50%以上とするための親株へのベンジルアミノプリンの処理濃度は、「神馬」では7.5ppm以上、「神馬2号」、「新神」、「晃花の富士」では15.0ppm程...
秋ギク「雪姫」、「秋華」の苗低温処理・再電照の方法および適日長
要約 年末出し栽培において、「雪姫」は、挿し穂または苗の低温処理により、切り花長が長くなり品質が向上する。また、「雪姫」では、消灯後12日目より3日間、「秋華」は5日間の再電照で切り花品質を改善できる。6月...
要約 愛知県が育成した白一輪ギク品種「白粋」について、市場に流通している主な白一輪ギク品種から、4種類のRAPDプライマーによる多型をDNAマーカーとして用いて識別できる。 キーワード 輪ギク、品種識別、DNA...
要約 シクラメン乾燥種子に対して、播種前にジベレリン溶液に浸漬処理後、風乾してから播種することにより、発芽促進効果がみられ、発芽が早まる。処理濃度は50ppm、浸漬時間は5分間程度でよい。発芽揃いが早まる...
EOD-FR処理はジベレリン応答性の変化を介してキクの茎伸長を促進する
要約 明期終了時の短時間遠赤色光照射(EOD-FR)処理は、キクの短日処理開始後の茎伸長促進に有効である。ジベレリン(GA)応答性の変化がEOD-FR処理による伸長促進の一要因である。 キーワード キク、EOD-FR、...
超微小茎頂分裂組織培養法によるキクウイロイドフリー株作出技術の開発
要約 葉原基を含まない茎頂分裂組織をキャベツの根端部へ置床し、培養する超微小茎頂分裂組織培養法により、ウイロイドフリー株が作出できる。作出されたウイロイドフリーの「神馬」は産地で栽培されている株に比...
要約 レトロトランスポゾン配列からSTS化したDNAマーカーにより、鹿児島県育成の秋輪ギク品種「新神」と原品種「神馬」及び「神馬」の枝変わり品種等を迅速、簡便に識別できる。 キーワード 秋輪ギク、品種識別、...
要約 輪ギク「神馬」に対して植物ホルモン異常様の障害を生じる家畜ふん尿堆肥を、生物検定により2週間以内に判定できる。対象堆肥を容量で10~20%混合した培地に茎の中位を切除した輪ギク発根苗を植えると、切...
輪ギク「神馬」の葉の黒変症は収穫後の的確な水揚げで防止できる
要約 白色輪ギク品種「神馬」でシェード栽培時の収穫後に発生する上位葉の黒変症状は、収穫後の水揚げによる影響が大きく、収穫後1時間以内に清潔な水で水揚げし、その後水揚げ貯蔵を行うことで発症を防止できる...
要約 白花一輪ギクの新品種「愛知秋1号」を育成した。「愛知秋1号」は秋ギクで、周年生産における10月から6月出荷に適しており、伸長性に優れ生育・開花が速い、花弁数が多く花も大きい、草姿・茎葉のバランス...