県産パン用小麦「ハルイブキ」の各種ブレンドによるパン加工適性
要約 「ハルイブキ」に発芽玄米や発芽小麦全粒粉及び、農林61号とアヤヒカリを一定割合ブレンドすることにより、外観を損なわず、風味と食感を活かしたパンができる。 キーワード コムギ、ハルイブキ、パン、ブレ...
要約 食品残さを飼料利用するための、採卵鶏への天ぷらカスの10%混合給与は、卵重が増加し、消費者における卵の嗜好性は向上する。 キーワード ニワトリ、天ぷらカス、食品残さ飼料、官能評価 背景・ねらい 外食...
要約 小麦を水稲のコンバイン収穫跡に浅耕播種する場合には、外周明渠とフレールモアによる再生稲処理に加えて、小明渠浅耕処理を組み合わせて実施することで、コンバイン旋回跡の解消や圃場の乾燥につながり、播...
食品残さを活用した安価な乳酸発酵飼料による肉用牛の低コスト肥育
要約 水分含量を45%程度に調整した食品残さを主体とする混合飼料を密閉貯蔵して調製した乳酸発酵飼料は、黒毛和種去勢牛の嗜好性が高く、増体成績は配合飼料給与と比べて劣ったが、肉質が優れ枝肉単価は向上した...
製粉性およびめん色に優れる秋まき小麦新品種候補系統「きたほなみ」
要約 秋まき小麦「きたほなみ」はやや早生で、「ホクシン」と比較して製粉性、めん色が優れ、多収である。穂発芽性、赤かび病抵抗性、赤さび病抵抗性、コムギ縞萎縮病抵抗性が「ホクシン」より優れる。 キーワー...
小麦生地物性を低下させる高分子量グルテニン・サブユニットの簡易判別法
要約 小麦の生地物性を低下させる高分子量グルテニン・サブユニット遺伝子Glu-A1cとGlu-B1eを簡易に同定できるPCRマーカーを開発した。このマーカーの利用により,生地物性を低下させる遺伝子を持つ系統を選別で...
要約 ナンブコムギを用いた冬期播種栽培において、普通畑、初年目水田転換畑のいずれも基肥窒素量を10kg/10aとすることで、秋播栽培並みの収量を確保することができる。さらに、穂揃期の窒素追肥を組み合わせるこ...
要約 「集落営農組織化効果試算シート」は、水稲・小麦・大豆の経営規模別農業技術体系データを利用し、集落の農家毎の「現状」の土地利用状況と、農地や作業を営農組織や担い手農業者に集積するなどの「改革案」...
デオキシニバレノール汚染に対応した春まき小麦の赤かび病に対する薬剤防除対策
要約 発病とデオキシニバレノール汚染の関係解明と薬剤評価などの結果から、春まき小麦の赤かび病に対する薬剤防除対策として、効果の高い薬剤を開花始から1週間間隔で3回散布することが合理的である。本成果に...
デオキシニバレノール汚染に対応した秋まき小麦の赤かび病の薬剤散布方法
要約 発病とデオキシニバレノール(DON)汚染の関係解明と薬剤評価の結果から秋まき小麦の赤かび病に対する薬剤防除対策として、効果の高い薬剤を開花始と1週間後の2回散布でDON汚染低減とMicrodochium nivaleによ...
デオキシニバレノールおよび農産物検査規格に対応した小麦調製法
要約 赤かび粒率の基準値を目安に比重選別を行えばデオキシニバレノールの基準値および他の農産物検査規格も満たすことができる。安定した調製を行うためには整粒割合による仕分け・ロット形成が有効である。 キ...
上川地域における春まき小麦「春よ恋」に対する尿素葉面散布効果と追肥要否判定
要約 開花期以降3回の尿素葉面散布追肥で、タンパク含有率が向上する。また、千粒重も増加し増収する。生育診断値(穂揃期の草丈(cm)×止葉直下葉葉色値)と推定粗子実重水準より、倒伏を抑えつつ、タンパク含有率を...
要約 RQフレックスを用いて土壌硝酸態窒素を簡易測定する場合は、風乾細土を用い、土:液比=1:2.5で水抽出し、棒攪拌・濾液採取装置で検液を得る。この測定値は、秋まき小麦の窒素吸収量と相関が高く、窒素診断...
道央地帯における「大地の星」と春まき小麦初冬まきを取り入れた経営モデル
要約 冷凍米飯用「大地の星」で600kg/10a、春まき小麦の初冬まき栽培で450kg/10aを達成し、露地野菜を取り入れた複合経営は、家族3人で農業所得538万円の所得確保が可能であり、石狩・南空知地域における地域水...
複数ブロック型産業クラスターの道外展開における総合商社の重要性
要約 道内において各種の専門卸売業者やメーカーを核とし、複数の企業ブロックに分離している産業クラスターが、その取引ネットワークを道外へ展開する際には、それらのブロックを接続する企業として、総合商社の...
加工用ばれいしょソイルコンディショニング体系の経営評価と導入条件
要約 加工用ばれいしょソイルコンディショニング体系はコントラクタを利用することで60kg当たり生産費と10a当たり労働時間を減少させ、40ha以上規模の農家で導入効果が見込める。 キーワード ソイルコンディショ...
道央水田転換畑における秋まき小麦「ホクシン」の大豆畦間ばらまき栽培法
要約 秋まき小麦の連作回避を目的とした大豆畦間ばらまき栽培技術について、道央地域の「ホクシン」に適応した栽培基準である。 キーワード 道央、転換畑、秋まき小麦、大豆畦間播種、連作 背景・ねらい 秋まき小...
要約 小麦や大麦種子の胚芽を含む部位を弱酸性下で水に浸漬するとアミノ酸を生成する。生成量の多いアミノ酸はバリン、イソロイシン、ロイシン等の分岐鎖アミノ酸(BCAA)、フェニルアラニン、リジン、トリプトフ...
穂発芽しにくい早生の中華めん用硬質小麦新品種「ハナマンテン」
要約 「ハナマンテン」は、硬質小麦で、穂発芽性が難の早生である。高分子量グルテニンサブユニット5+10(Glu-D1d)及び低分子量グルテニンサブユニットg(Glu-B3g)を持ち、グルテンが強靱でゆでのびし難く中華めん...
要約 小麦「ふくほのか」は成熟期が「シロガネコムギ」と同程度の早生種で、赤さび病と穂発芽に強く、多収である。製粉歩留とミリングスコアが高く、製粉性が優れる。小麦粉のアミロース含有率がやや低く、ゆでめ...