最適な交配組み合わせを見つけゲノム選抜を行う自殖性作物の量的形質の改良方法
要約 シミュレーションで予測した交配後代の形質値に基づいて選定した、形質を大きく改良できる交配組み合わせのみを用いて、ゲノミックセレクションを行う方法である。本法は大豆の子実タンパク質含量など多数の...
九州北部2年4作(稲・麦・大豆・麦)大規模水田スマート一貫体系の作業モデル(案)
要約 九州北部2年4作におけるスマート農業一貫体系は、田植機・トラクタの自動運転作業による規模拡大効果、ドローンやIoTセンサー、自動運転(収量)コンバインによる作業・生育・収量の見える化や水稲追肥作業外...
水田転換畑でのプラウ耕体系とスナッパヘッダを用いた子実用トウモロコシの高速作業体系
要約 水田転換畑での子実用トウモロコシ栽培では、播種床造成をロータリ耕体系からプラウ耕体系に変えることで収量を維持しつつ高速作業が行え、倒伏による被害を軽減でき、収穫にトウモロコシキットを装着した国...
高速汎用施肥播種機による子実用トウモロコシを導入した省力多収水田輪作システム
要約 高速汎用施肥播種機を使用する乾田直播水稲-極早生子実用トウモロコシ-ダイズの輪作に子実用トウモロコシの作付け前に家畜ふん堆肥を施用し、作付け後に緑肥を導入する省力多収水田輪作システムを開発した。...
東北地域における子実用トウモロコシの生産と子実サイレージ調製に係る費用
要約 子実用トウモロコシ生産に係る作業時間は2.58時間/10aで、費用は約6.4万円/10a、約76円/現物1kg当である。フレコンラップ法によるトウモロコシ子実サイレージ調製に係る費用は、100ロール調製で18.1円/現物1...
水田輪作体系における無代かきおよび乾田直播水稲栽培の後作大豆の収量向上
要約 北海道の水田輪作体系において、水稲代かき移植栽培と比較して無代かき移植や乾田直播栽培の後作大豆では、苗立ち数の増加と各個体の生育向上により収量が10%以上増加する。 キーワード 水田輪作体系、無代...
要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
要約 水稲乾田直播栽培の前年整地体系は、小麦収穫後・積雪までに整地(耕起・均平)し、春作業を省力化する。泥炭土における輪作のモデルケースでは、慣行体系に比べて春の整地...
水稲、麦、大豆、牧草などに対応し、高速点播が可能な高速高精度汎用播種機
要約 1台で水稲、麦、大豆、そば、トウモロコシ、牧草など様々な作物に対応可能な播種機である。水稲、麦、そばでは5~10km/hの高速播種が可能で、乾田直播では点播を実現する高精度な播種が可能である。 キーワ...
振動ローラの導入により麦作後の速やかな水稲乾田直播栽培が可能
要約 麦作後の水稲乾田直播では、振動ローラによる鎮圧を行うことで漏水が防止され、安定した栽培が可能になる。漏水防止効果は鎮圧時の土壌水分の影響を受けるが、作業直前に地表際の土壌を握って固まれば、適正...
FOEAS導入圃場では狭畦と不耕起の組み合わせがダイズの省力化、増収に貢献
要約 関東地域のFOEAS導入現地圃場のダイズでは、苗立ち数、全乾物重、収量は、不耕起播種狭畦栽培、ロータリ播種狭畦栽培、慣行ロータリ播種栽培の順で高く、特にFOEASと不耕起播種狭畦栽培の組み合わせはダイズ...
関東の稲・麦・大豆の水田作経営がオペレータ1人で耕作できる面積の到達点
要約 現状の土地条件と技術体系を前提とした場合、関東の平坦水田地帯における稲・麦・大豆作経営がオペレータ1人で耕作できる上限面積は39haである。この面積を上昇させるには、特に大豆のは種、小麦の収穫、乾...
要約 プラウ耕・グレーンドリル水稲乾田直播体系の各作業を、GNSS自動操舵を利用することで、RMSで0.03m程度の精度で行うことが可能である。またガイダンスを利用することで目標を設置することなく0.2~0.3m程度...
要約 チゼル有芯部分耕による大豆の狭畦栽培は、1.2~2.0km/hで播種が可能で、作物が土壌表面を被覆することで雑草の繁茂を抑えることができる。疎播で倒伏程度が小さく、最下着莢節位が高くなり、収穫作業を良好...
要約 水田農業の将来の担い手である80~100ha規模の経営が業務用多収品種と水稲乾田直播を組み合わせた大規模水田輪作を導入すると、60kg当たり米生産費は15ha以上層の平均に比べ1~4割低くなり、小麦-大豆2毛作...
車両系農作業ロボット1台を使用する場合の安全性確保のための技術要件
要約 測位衛星を利用した自律式車両系農作業ロボット1台を屋外で使用する場合の安全性確保に必要な技術要件である。リスク分析に基づき、設計から使用までの基本事項、設計・製造段階での設計配慮事項、導入から...
光源をもつ携帯型NDVIセンサによる秋まき小麦「きたほなみ」の茎数推定法
要約 光源をもち安価でかつ安定した測定が可能な携帯型NDVI(正規化植生指数)センサによる秋まき小麦品種「きたほなみ」の茎数の推定法を考案した。本手法により、これまで負担の大きかった初冬、融雪時の人力によ...
要約 雇用確保を図る集落営農では、機械化を通じた省力化・生産性向上が可能な野菜作導入による収益性向上と併せて、省力化により組織関与が低下した構成員の組織参加が可能となる分業体制の採用が重要である。 ...
衛星データと水田区画データを用いた荒廃農地調査の踏査対象田の選別手法
要約 多時期の衛星データと水田区画データを用いて荒廃している可能性のある水田を抽出し、それを荒廃農地調査における踏査対象田とする手法である。本手法により踏査対象田を事前に選別すれば、すべての水田を踏...
要約 ラッカセイを掘取り、株を反転させて地表面に落下させるトラクタ装着型の収穫機。収穫後ほ場内で乾燥させる収穫体系に適用する。根切り機のみを使う慣行作業に比べて作業時間を35%短縮できる。 キーワード ...