要約 農民参加型手法により、土壌水分を活用した野菜の節水栽培法の技術指針を策定した。東北タイの乾期でも、土壌水分を活用することで多種野菜を栽培することができる。 キーワード 東北タイ、節水野菜栽培、農...
大メコン圏における経済統合が農業に与える影響評価と貧困解消を実現するための政策提言
要約 大メコン圏の国境周辺地域の比較事例研究を通じて、農業分野の経済統合が、産地形成の進展、雇用機会の増大等により貧困解消に寄与している一方、競争激化により作目転換等を強いられている地域が存在し、激...
直接支払の基礎となる過去実績の更新に対する期待を考慮した経営計画モデル
要約 過去の生産実績に基づく直接支払制度下で、過去実績の基準期間見直しに対する生産者の期待(更新期待)をパラメータとして組み込んだ経営計画モデルである。生産者の更新期待を考慮した経営計画が策定できる。...
サトウキビ品種Ni17の株出し栽培における追肥窒素量の違いが収量、糖度に及ぼす影響
要約 サトウキビ茎重型品種Ni17株出し栽培において、一茎重が軽く、低収となる多分げつ年では、追肥の増施によって、低収が緩和される。一方、一茎重が重い少分げつ年では、追肥の増施は増収につながらず、糖度を...
ヒートポンプと温風暖房機の複合加温システムにおける加温特性と省エネ効果
要約 ヒートポンプは、運転開始後、次第に温風温度が低下し、運転を停止するため、設定温度を確保しようと温風暖房機が稼働する。以降、この動作を繰り返し設定温度を確保する。複合加温は温風暖房機単独加温に比...
さとうきび複合経営は1ha未満であっても労働力が充実している
要約 さとうきび経営では、収穫面積が1haに達しない複合経営の比率が高い。収穫面積が1ha未満の経営のうち、複合経営は単一経営に比べて労働力が充実している。 キーワード サトウキビ、複合経営、労働力 背景・...
高温登熟条件下における収量・品質面から見たコシヒカリの移植時期の晩限
要約 近年の高温登熟条件下において砂壌土水田でコシヒカリを栽培した場合、5月中旬以降の移植では移植時期が遅いほど収量・品質が低下するが、この傾向は6月1半旬で特に顕著である。これより、収量・品質面から...
食品製造副産物を活用した発酵飼料は黒毛和種去勢牛肥育に有効である
要約 食品製造副産物を活用した乳酸発酵飼料は嗜好性が良好で、肥育牛の発育や枝肉成績・枝肉販売金額等は市販配合飼料を給与した牛と同等である。発酵飼料は高水分の食品製造副産物を低コストで飼料利用する方法...
要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
マルチを利用した播種期前進化による直播エダマメの作期拡大技術
要約 低温期に播種したエダマメは、黒色ポリマルチを利用すれば出芽は安定し旺盛な生育と収量が得られる。また、品種と播種期を組み合わせた段播計画により、4月下旬から6月上旬播種の省力的な直播栽培だけで、...
要約 静岡県川根地域における優良茶園景観に対する選好度は、地域住民では「開放感」や「整然さ」、地域外住民では「静かさ」や「自然の豊かさ」などの印象を強く与える景観で高くなる。 キーワード 中山間地域、...
グレーンドリルを汎用利用した水稲乾田直播の寒冷地向け播種体系
要約 麦の高速播種に用いられるグレーンドリルは、播種床を硬めに仕上げ、播種後にカルチパッカで鎮圧することで、乾田直播に利用できる。深さ15mm程度に播種するための播種床の硬さは、人が片足のかかとに全体重...
多雪寒冷地の転換畑におけるナタネと大豆・そばを組み合わせた2年3作体系
要約 多雪寒冷地転換畑における、ナタネと大豆またはそばを組み合わせた2年3作体系で、2作目のナタネと3作目の大豆は晩播となるが、ナタネの収量は標播比8割程度、大豆は標播並の収量を確保できる。 キーワ...
食品残さを活用した安価な乳酸発酵飼料による肉用牛の低コスト肥育
要約 水分含量を45%程度に調整した食品残さを主体とする混合飼料を密閉貯蔵して調製した乳酸発酵飼料は、黒毛和種去勢牛の嗜好性が高く、増体成績は配合飼料給与と比べて劣ったが、肉質が優れ枝肉単価は向上した...
要約 飼料イネ生産農家の継続意向は様々な要因の影響を受け、農家の選好も一様ではない。しかし、選択実験を用い推定モデルに潜在クラスモデルを採用することで、類似の選好をもつグループ(潜在クラス)の検出と...
要約 沖縄県宮古島の農家を対象に、作付面積や飼養頭数を入力することで営農による環境影響(地球温暖化、地下水への影響等)を算定することができる。バイオマス利活用の効果の算定、地域の環境保全型農業のあり...
要約 カンキツ「福岡1号」は、12月下旬に糖度11度以上、クエン酸1.0g/100ml以下となり、年内収穫できるカンキツ新系統である。果皮が薄く軟らくて剥皮が容易であるが、浮皮の発生は少ない。果肉は軟らかく多汁で...
要約 イグサ品種「夕凪」は、「いそなみ」より生育中の花序着生は多いが、収穫物の花序着生は少なく、多収で、茎の太さが細く、変色茎の発生が少ない。畳表の評価も優れる。 キーワード イグサ、品種、畳表、夕凪...
要約 種子島におけるさとうきび収穫作業では、委託が4割を占めている。収穫委託の増加意向は、最も戸数が多い一部委託農家の3分の1に見られ、収穫委託が増加する可能性が高い。また全て手刈の農家は現状維持的で...
要約 農業用語辞書を組み込むことにより、農業関連文書向けに単語への分割(形態素解析)の機能を提供するサーバを開発した。このサーバを利用することにより、農業関連の専門用語を多く含む文書を取り扱う場合に、...