要約 窒素の無機化が速やかな市販有機質肥料を用いた有機栽培では、転換初期でも窒素不足による作物収量の低下がみられない。これにより栽培した転換期のニンジン収量は、主に虫害等で低下し、レタス収量はリン酸...
要約 窒素付加堆肥の窒素肥効率は0.7で土壌中での窒素の溶出はナタネ油粕よりも速い。本堆肥を全面全層施用した野菜栽培では化学肥料主体の慣行施肥と同等の収量、品質が得られ、跡地土壌の交換性カリウム含量も...
要約 青果用には「ベーター312」「YCC102」「あまね五寸」(晩春・初夏まき)、「恋ごころ」(晩春まき)、「紅あかり」「美輝」(初夏まき)、加工用には「AC-187」「AC-188」「キャロリーン」「TX03037」「CH02...
食品製造副産物を活用した発酵飼料は黒毛和種去勢牛肥育に有効である
要約 食品製造副産物を活用した乳酸発酵飼料は嗜好性が良好で、肥育牛の発育や枝肉成績・枝肉販売金額等は市販配合飼料を給与した牛と同等である。発酵飼料は高水分の食品製造副産物を低コストで飼料利用する方法...
要約 2008年夏北海道内の広域においてダイズやニンジンなど多種類の作物を加害する見慣れないチョウ目幼虫が多発生しました。羽化させた成虫を詳細に調べたところ、これまでわが国では害虫としての記録がないヘリ...
要約 増殖培地で懸濁培養したチャのカルスは、高活性培地に移植後、培養温度25℃、8時間もしくは24時間暗期の条件下で、12日目までは高いペルオキシダーゼ活性を示す。 キーワード チャ、カルス、ペルオキシダー...
要約 にんじん、だいこんでは施肥窒素の100%が、キャベツ、はくさい、ブロッコリーでは50%が、化学肥料に対し魚かす等無機化の速い有機質肥料で代替できる。また、キャベツ、はくさいでもマルチを利用すること...
窒素濃度の高い河川水かん水砂地ほ場でのニンジンの窒素施肥量削減
要約 硝酸性窒素濃度が約30mg/Lの河川水を砂地のニンジン栽培にかん水することにより、窒素施肥量を慣行(25.2kgN/10a)に対し、40%削減することが可能で、同時に河川の窒素流出負荷軽減が期待できる。 キーワー...
要約 前作が豆類・スイートコーンの場合、後作の根菜類にさまざまな生育障害が発生する。前作の野菜の違いが後作の畑作物の生理障害や病害発生に与える影響は認められない。現地における根菜類のリゾクトニア病は...
シードコンディショニングによるニンジン種子の発芽促進および出芽安定
要約 ニンジン種子の発芽率向上には、厚みによる選別が有効である。バーミキュライト微粉末の毛管ポテンシャルを利用したマトリコンディショニングにより、発芽勢や発芽揃いが著しく向上する。また、処理種子を...
要約 ナガチャコガネの発育に及ぼす温度の影響について検討した。卵期間は22℃と25℃が最も短く、ふ化率は16℃が高い。1齢幼虫は22℃での生存率が19、25℃より高く、13、16℃では発育できない。2齢幼虫は、19℃での発育...
要約 ニンジン抽出物は通常培地とインスリン添加培地においては前駆脂肪細胞の分化促進作用を示すが、デキサメタゾン等添加培地では分化阻害作用を示す。活性成分はβ竏茶Jロテンであり両作用を示す。他のカロテノ...
要約 種茎直播桑園において、播種直前にダイアノジン5%粒剤を散布することで、コメツキムシ類幼虫による被害を軽減できることが認められた。 背景・ねらい 種茎を播種したのちポリエチレンフィルム被覆期間中に、...