収穫直後から高糖度で粘質の良食味サツマイモ新品種「あまはづき」
要約 「あまはづき」は、収穫直後から肉質が粘質で糖度が高い、多収の良食味サツマイモ品種である。サツマイモネコブセンチュウに"強"、つる割病および黒斑病に"やや強"の複合病虫害抵抗性で...
世界自然遺産候補の奄美とやんばるの森で、生物多様性の保全と森林利用の調和をはかる
要約 国内屈指の生物多様性ホットスポットである奄美大島とやんばるの森で、地域を象徴する希少種の生態を明らかにするとともに、生物多様性の保全と森林利用との調和をはかる森林管理を提案しました。 背景・ね...
米ぬか施用によるジャガイモそうか病の抑制機構の微生物学的解明
要約 ジャガイモそうか病対策として伝統的に行われている米ぬか施用において、米ぬかは根圏土壌の微生物相を変化させ、そうか病菌に拮抗的な放線菌群を増加させる。 キーワード ジャガイモそうか病、米ぬか、根圏...
要約 カキ(マガキ)の味はその産地の環境や養殖方法によって異なり、その特徴が商品価値に大きく影響する。一方、カキの美味しさは、官能評価に頼られている。宮城県の高品質カキの商品価値を高め、市場での差別...
要約 ダイコン葉、テンサイ葉などの植物葉部には有用脂質が高濃度含まれるものがあり、グルコシルセラミドおよび酸化安定性に優れるα-リノレン酸の抽出原料としての価値をもつ。 キーワード グルコシルセラ...
瀬戸内海の各灘の藻場・干潟分布特性と主要魚種漁獲量との関係解析
要約 漁獲統計の灘区分による瀬戸内海の9灘について、藻場・干潟および10m以浅の浅海域の面積を集計し、主要魚種の漁獲量との相関を解析した。アマモ場やガラモ場とヒラメ、マダイ、クロダイ、アラメ場とアワビ類...
要約 青果用には「ベーター312」「YCC102」「あまね五寸」(晩春・初夏まき)、「恋ごころ」(晩春まき)、「紅あかり」「美輝」(初夏まき)、加工用には「AC-187」「AC-188」「キャロリーン」「TX03037」「CH02...
要約 抗酸化性などの多様な機能性をもつフコキサンチンは、経口摂取によってマウスに吸収され、主としてフコキサンチノールとアマローシアキサンチンAへ代謝され、脂肪組織などの体内の各組織に蓄積される。 ...
要約 エゾシカからトリパノソーマ原虫を初めて分離した。その原虫(TSD1)は、Stercoraria属 Megatrypanum亜属に分類され、遺伝学的にT. theileriに近縁であるが、in vitroでの増殖様式や核型などの点で、T. th...
要約 アマニを粉砕し、肥育豚の配合飼料へ5%の割合で添加。と畜前2ないし3週間の給与で、豚肉中の脂肪酸組成におけるα-リノレン酸の割合が約3~4倍に増加する。またn-6/n-3比は推奨値4以下で、望ましい脂...
県育成品種ブルーベリー「おおつぶ星」・「あまつぶ星」の成分と加工特性
要約 「おおつぶ星」は、果実糖度がやや低く、酸度が高い。「あまつぶ星」は果実糖度・酸度とも中程度である。両品種ともジャム加工品における官能評価は、果実と同様の傾向である。ジャム加工では、加熱条件を抑...
要約 「あまつづみ」は、「安芸タンゴール」(「興津早生」×「トロビタオレンジ」)に 「サザンレッド」を交配して育成したカンキツ新品種である。高糖度で果皮の紅色が濃く、 オレンジ香を有し、さらに、じょう...
要約 セルビンと定量調査に向くとされる電気ショッカーとの現地比較実験を行った結果、両漁具により採捕されたドジョウ個体数の間には、高い正の順位相関が見出され、使用方法が簡単なセルビンの有用性が期待され...
要約 カンキツ「福岡1号」は、12月下旬に糖度11度以上、クエン酸1.0g/100ml以下となり、年内収穫できるカンキツ新系統である。果皮が薄く軟らくて剥皮が容易であるが、浮皮の発生は少ない。果肉は軟らかく多汁で...
黄色ブドウ球菌由来潜在性乳房炎に対するrbGM-CSFとrbIL-8の治癒効果
要約 組換えウシサイトカインrbGM-CSFとrbIL-8を黄色ブドウ球菌由来潜在性乳房炎牛の乳房内に投与して治癒効果を調べたところ、感染発病して早期であれば、これらのサイトカインの組み合わせ投与によって潜在性...
輸入アヒル肉からの新規遺伝子型H5N1鳥インフルエンザウイルスの分離
要約 中国から日本に輸入されたアヒル肉から分離されたH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスを遺伝学的ならびに病原学的に解析した。分離ウイルスは鶏に対し高病原性であり、既知の遺伝子型とは異なる新しい型であ...
要約 農産物直売所の利用頻度や購入金額は、50歳代から70歳代で高い。その世代は、健康に対する意識や、地元産食材に対する志向が高く直売所の利用頻度との関連が推察される。 背景・ねらい 中山間地域を中心に定...
具体的な販売改善方法を提案できる「農産物直売所販売改善マニュアル」
要約 普及センター等が消費者ニーズを反映した農産物直売所の販売面の改善を支援する際に利用するマニュアルである。本マニュアルによって、ターゲットとなる消費者とそのニーズ、ならびにそれに対する生産者の実...
要約 本県で育成したイチゴ新品種「福岡S6号」を含む主要10品種は、葉や果実のガク片から抽出したDNAを用いて、7種のプライマー組合せによるAFLP法により相互に識別できる。 キーワード イチゴ、品種識別、AFLP法...
要約 点滴灌水施肥栽培(養液土耕)におけるスプレーギクの養水分管理プログラムは、作当たり施肥量を、窒素およびりん酸23g/m2とし、花芽分化期に施肥を抑える。灌水量は日射量で制御し、葉数20枚を目安に灌水量...