Xylella属細菌の感染植物を早期発見するためのPCR検定法
要約 Xylella属細菌は、世界的に分布が拡大している重要病原体であり、日本への侵入も警戒される。果樹類を中心に葉焼けや枝枯れなどの症状を引き起こすが、他要因による類似症との区別が必要であり、感染植物を...
香川県産飼料用オリーブ葉のポリフェノール含量に及ぼす保存方法の影響
要約 剪定したオリーブ葉のポリフェノール(PP)含量の品種間での違いと、剪定後のオリーブ葉のPP含量に及ぼす保存方法の影響を調べた。その結果、品種間...
要約 ESRスピントラップ法を利用して、油中に存在する活性酸素種の計測法開発を行う。油に光照射して発生する過酸化物由来のラジカルをESRスピントラップ法で同定定量することにより、POV、AV法と同様に、油の加...
牛海綿状脳症では聴覚神経路に空胞変性と異常プリオン蛋白質の蓄積が起こる
要約 実験的に作出したBSE罹患牛では、脳幹の聴覚神経路に海綿状の空胞変性が起こり、この空胞変性は神経症状を示した牛で顕著である。 キーワード BSE、聴覚神経路、脳幹障害、牛 背景・ねらい 定型の牛海綿状脳...
要約 実験的に作出したBSE罹患牛では、BSEの症状の進行に伴い脳幹の特定部位において聴性脳幹誘発電位(BAEP)波形に特徴的な変化が起こる。このBAEP波形は、神経症状を示した牛にBSEの疑いがあるか否かを絞り...
要約 水揚げが悪く切り枝としてほとんど流通していないオリーブについて、界面活性剤を用いて前処理を行うことによって、吸水量が増加し切り枝重の減少が緩やかになる。また、着果切り枝においては果実の萎ちょう...
ノシバおよびバミュ−ダグラスに発生した新病害、「褐条葉枯病」(新称)
要約 栃木、山梨、沖縄の各県でノシバおよびバミューダグラスに発生した葉枯症状を新病害、褐条葉枯病とした。病原菌はBipolaris heveaeであったが、相互交配により初めて有性世代を形成したことから、新種Cochli...
成果の内容・特徴 昆布加工品の製造時に発生する昆布切り屑等の未利用海藻を用いて、海藻パックを開発する。
要約 食品用乳化剤を用い、天然油脂エタノールエマルションを調製する。デカグリセリンオレイン酸モノエステル(MO750)を用いることで、長期間安定な油中エタノール滴型(E/O)エマルションを作製する。乳化剤の界面...
要約 エンドファイトを植物への有用遺伝子の導入に利用するために、イネ科牧草のネオティフォディウム・エンドファイトにiaaM遺伝子(トリプトファンモノオキシゲナーゼ遺伝子)を導入した形質転換体を作出した。...
要約 オリーブ果実の加工食品であるオリーブ新漬けの製造条件に関しては、果実を処理するNaOH溶液及びNaCl溶液の濃度、ならびに製品の加熱殺菌処理条件はその品質に対してそれぞれ影響を及ぼす。 背景...
要約 食用油脂を、試料層の深さが1mmで温度調節可能なシラップカップに入れ、無反射ガラスをかぶせて近赤外スペクトルを測定すると、得られる近赤外スペクトルから食用油脂の品質劣化が簡易・迅速かつ非破壊的に...
要約 食用油脂を、試料層の深さが1mmで温度調節可能なシラップカップに入れ、無反射ガラスをかぶせて近赤外スペクトルを測定すると、得られる近赤外スペクトルから食用油脂の品質劣化が簡易・迅速かつ非破壊的に...
要約 酪農ふん尿原液を短期間に好気発酵処理する実用規模の回転翼・ブロア方式の曝気装置を開発した。これにより1~2日間の処理で悪臭を低減できる。 背景・ねらい 近年、嫌気発酵処理されたスラリーを圃場へ散布...
要約 酪農ふん尿原液を短期間に好気発酵処理する実用規模の回転翼・ブロア方式の曝気装置を開発した。これにより1~2日の処理で悪臭を低減できる。 背景・ねらい 近年、嫌気発酵処理されたスラリーを圃場へ散布す...
要約 オリーブ果実抽出物に12-リポキシゲナーゼ及び5-リポキシゲナーゼの強い阻害活性を見いだし、活性成分の一つを精製し3,4-ジヒドロキシフェニルエタノールと同定した。 キーワード オリーブ、12-リポキシゲナ...
要約 澱粉にマルトースなど還元末端をもつ糖質を混合して高温撹拌加熱し、物性を変換させてガム様特性が付与できることを見い出し、新規なガム質澱粉、その製 背景・ねらい 従来のガム質糖質としては、グアーガム...