ほうれんそうに含まれるルテイン定量法と日本農林規格(JAS)化
要約 生鮮・冷凍ほうれんそうについて、汎用性の高い高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法により、再現性の高いデータを取得する。ほうれんそうは、ルテインとその異性体やクロロフィル等を含むが、本法はルテイン...
要約 枕系56-01は機能性成分であるG-ストリクチニンおよびテオガリンを高含有するチャ系統である。これら成分は新芽の心や第一葉など葉齢が若い部位に多く含まれる。 キーワード 緑茶品種、枕系56-01、機能性成分...
チャ品種「そうふう」「さえみどり」は機能性成分ケルセチン配糖体が多い
要約 既存緑茶品種の中では「そうふう」と「さえみどり」の2品種が、主力品種「やぶきた」に比べてケルセチン配糖体を特に多く含む。ケルセチン配糖体は一心一葉と茎には少なく、熟した葉に多く含まれる。 キーワ...
要約 1日当たり34mgのメチル化カテキンを含む機能性表示食品「べにふうき」緑茶の継続摂取によりハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感が軽減される。 キーワード 「べにふうき」緑茶、メチル化カテキン...
水出し緑茶に含まれるエピガロカテキンのマクロファージ食作用増強メカニズム
要約 エピガロカテキン(EGC)によって発生する過酸化水素がマクロファージのカルシウムイオン透過性チャネルTransient receptor potential melastatin 2(TRPM2)に作用して食作用活性を増強させる。 キーワード 水...
要約 農研機構で開発された高機能性農作物に関する情報を集約し、利用しやすい形で食品関連の実需者や研究者等へ提供するデータベースを構築、Web上で公開する。本データベースは、地域農作物の機能性に着目した...
要約 開発した給茶機を用いることより、茶品種、茶葉量、抽出温度、抽出時間を変えることで、目的とする機能性成分(メチル化カテキン、テアニン、エピガロカテキン)を短時間・効率的に抽出できる。 キーワード メ...
要約 ステンレス製ローラーでサトウキビを搾汁し、かつ、ライミング処理を行わない製造工程とすることにより、白色度が増し、料理への嗜好性も優れる黒糖を作ることができる。 キーワード 黒糖、サトウキビ、嗜好...
チャにおける高アントシアニン新品種候補「枕個03-1384」
要約 「枕個03-1384」は炭疽病、輪斑病に抵抗性を有し、高アントシアニン系統である「茶中間母本農6号」よりも新芽中のアントシアニン含量が高く、栽培特性に優れている。 キーワード チャ、枕個03-1384、品種...
二番茶製茶加工残さは一番茶よりも肥育豚の背脂肪厚低減効果が高い
要約 製茶加工残さは、一番茶よりも二番茶の方がα-トコフェロール含量及びカテキン含量が高く、市販飼料に製茶加工残さを添加して肥育豚に給与する場合、二番茶の方が背脂肪厚低減効果が高く、肉質中のα-トコフェ...
製茶機械に付着する加工残さの効率的な乾燥粉砕方法とその含有成分
要約 製茶機械に付着する加工残さの効率的な乾燥粉砕方法として、一次乾燥と破砕および二次乾燥と粉砕の4段階の操作により、大型で乾燥しにくい加工残さを効率的に乾燥粉砕可能であり、得られた乾燥粉体には茶特...
要約 玉露および覆い下夏茶(覆い下栽培した二番茶)は、露天栽培の煎茶(一番茶、二番茶、三番茶)に比べてルテイン含量が高い。また、新芽の部位別では、下位葉のルテイン含量が高く、茎部の含量は低い。 キー...
カテコールを内標準としたHPLCによる緑茶機能性成分の一斉分析方法
要約 カテコールを内標準とする高速液体クロマトグラフィーにより、緑茶に含まれる8種のカテキン、3種のメチルキサンチン、ストリクチニンおよび没食子酸を60分以内に一斉分析できる。 キーワード 内標準法、...
県育成品種ブルーベリー「おおつぶ星」・「あまつぶ星」の成分と加工特性
要約 「おおつぶ星」は、果実糖度がやや低く、酸度が高い。「あまつぶ星」は果実糖度・酸度とも中程度である。両品種ともジャム加工品における官能評価は、果実と同様の傾向である。ジャム加工では、加熱条件を抑...
要約 てん茶の茎はリラックス効果のある機能性成分として注目されるテアニンを豊富に含んでおり、 茎の粉砕物・抽出物を利用するとテアニン豊富な加工食品ができる。 背景・ねらい てん茶の茎の乾燥物は、リラッ...
茶刈機を利用した1-デオキシノジリマイシン高含有桑葉の収穫法
要約 桑に含まれる血糖値上昇抑制成分1-デオキシノジリマイシン(DNJ)は、枝条の上位葉で含有量が多いため、茶刈機を使用することにより、効率的にDNJ高含有桑葉を収穫することができる。 キーワード 桑、DNJ、...
要約 ブルーベリーティーの缶飲料化にあたって、飲味や色調の変化を防ぐにはアスコルビン酸が適する。また、砂糖添加は退色や褐色度を増すため、無加糖が良い。この方法により民間企業と連携して、缶飲料の商品化...
要約 赤米に含まれているプロアントシアニジンの量は、赤米粉砕物に直接メタノール、バニリン、硫酸を加え呈色させ、分光光度計で吸光度を測定するのみで測定可能である。抽出、乾固、再溶解の操作が不要なため、...
桑新芽は血糖値改善物質1-デオキシノジリマイシンを高含有する
要約 桑葉に存在する血糖値改善物質として知られる1-デオキシノジリマイシン(DNJ)は新芽に最も多く含まれる。新芽を利用することで従来製品に対し、DNJをおよそ5倍含有する桑葉商品の開発が期待できる。 キーワー...
要約 緑茶飲料残渣サイレージを調製する場合、市販乳酸菌製剤を添加しなくても、粗飼料や濃厚飼料と混合することにより、嗜好性が増し、簡易な良質サイレージの調製が可能となる。 キーワード サイレージ、緑茶飲...