要約 畜産から排出される着色した活性汚泥処理水を光触媒(酸化チタン)を用い脱色を試みた結果、8時間で最大で70%の色度分解率を示す。さらに24時間で最大89%の色度分解率を示すことから、化学薬品等、人体に有...
要約 インゲンマメとその近縁種であるテパリービーンには、阻害特異性の異なる4種のα-アミラーゼインヒビタータンパク質(αAI)分子種が分布している。昆虫種に応じてαAI分子種を使い分けることにより、殺虫性遺...
要約 活性汚泥浄化処理後の処理水を希釈水として再利用してもBODの浄化能力は低下しないが、COD濃度や色度が上昇する。また、希釈水の全量に処理水を再利用すると処理水の全窒素濃度が低くなりpHが上昇する。 キ...
水田・畜産業が混在する大規模野菜地帯における河川の窒素動態解析
要約 農耕地に畜産業が混在する地域を流れる河川の窒素動態は、畜産からの窒素排出負荷量を考慮する必要がある。また、河川への窒素流出には水田の占める割合が大きく関与し、畑地からの流出水(地下浸透水)が水...
要約 肥育豚にゴマ油粕配合飼料を給与すると、背脂肪厚は薄くなり、増体量が優れる。ゴマ油粕の配合割合は8%程度が適当であり、ペクチナーゼ主体の酵素を0.3%加えることにより、飼料要求率が良くなる。 キーワー...
家畜ふん堆肥のブレンド施用が桑の収量ならびに飼育に及ぼす効果
要約 桑園への化学肥料代替として年間窒素成分34kg/10a等量のペレット化した家畜ふん堆肥による有機質肥料(新機能性有機質肥料)を投入し,化学肥料区と同等の桑の収量ならびに飼育成績を得た。新機能性有機質肥...
要約 肥育豚に大豆粕を代替してゴマ粕を12%含む飼料を11週間給与すると、肥育期間中の平均増体量、飼料摂取量、飼料要求率に影響を与えることなく、出荷時の背脂肪厚を2.8mm低下させることができる。九州農業試験...
要約 畑土壌から抽出したリン脂質中の18:2ω6(リノール酸)は大部分が糸状菌バイオマスに由来する。有機物施用直後には土壌糸状菌の増殖に伴いバイオマス当たりのリン脂質18:2ω6含量が増加することが明らかになっ...
要約 密植桑園の肥培管理資材として、10a当たり豚糞堆肥2tおよび苦土石灰60kgを春肥時に混合して散布し、尿素59kgを春肥時と1回目収穫後に分施すると、慣行施肥並の桑収量が得られ、肥培管理資材費は2割程度とな...
要約 大区画密植桑園の圃場管理は、20ps級のトラクターと付属の管理機を使い、跨畦走行によって堆肥、肥料、除草剤散布を効率的に実施できる。トラクターの跨畦走行による桑樹の損傷は、夏切桑園の春先における堆...
茶がら(食品工場残渣)の給与が豚の排泄物臭気並びに肉質に及ぼす影響
要約 SPF豚に茶がらを5%配合した飼料を給与して、排泄物臭気物質及び豚肉への影響を検討した。ふん便臭気の経時的観察ではアンモニアやメチルメルカプタンの発生には影響しなかったが、硫化水素の発生が初期に抑...
要約 コンニャク精粉の製造過程で副産物として産出される飛粉を、堆肥の代替としてコンニャク畑に還元することにより、オガクズ豚糞堆肥を上回る収量を上げ、家畜糞尿堆肥連用時に起こる土壌中のリン酸の蓄積を軽...
要約 平地農業地域の桑園借地による養蚕経営規模を拡大するための成立条件としては、養蚕縮小・廃止による桑園貸出し希望農家の存在、おおむね標準小作料以内での借地料設定、土地改良事業済みで機械化収穫が可能...
成果の内容・特徴