要約 薬剤抵抗性遺伝子診断法、サンプリング手法、簡易生物検定法、抵抗性発達リスク判定の基準、代替防除法の提案をまとめたガイドライン案である。本ガイドライン案に基づき、地域ごとの作目や栽培様式に応じた...
高軒高ハウスでの長期どり養液栽培に適した生食用トマト品種候補安濃交9号
要約 トマト安濃交9号は、高軒高ハウスにおける長期どり養液栽培で、一般的な日本の品種と比べて食味が同等で、良果収量が多い、生食用大玉品種である。 キーワード 生食用トマト、高軒高ハウス、養液栽培、長期...
疫病・青枯病複合抵抗性台木用トウガラシ品種候補、安濃交1号および安濃交2号
要約 トウガラシ安濃交1号と安濃交2号は、疫病と青枯病に強度の抵抗性を有する。トウガラシ安濃交1号はトバモウイルス抵抗性遺伝子(L遺伝子)としてL4を持ち、安濃交2号は持たない。...
ハクサイ根こぶ病抵抗性遺伝子座CRbの詳細遺伝地図および選抜マーカー
要約 根こぶ病病原型グループ3に抵抗性を付与するCRbは、2つのDNAマーカーKB59N07とB1005との間の約140kbのゲノム領域に座乗する。CRb周辺のDNAマーカーを活用することにより、根こぶ病抵抗性...
要約 作成したチャの標準連鎖地図は、SSR(単純反復配列)マーカーを基に作成され、コアマップと遺伝解析集団の両親の連鎖地図から構成される。この連鎖地図は、チャの選抜マーカー開発や品種識別、ツバキ科植物の...
要約 「なんめい」は、クワシロカイガラムシと輪斑病には「強」の、炭疽病には「中」の抵抗性を示す。摘採期は「さえみどり」と同等の早生で、収量は「やぶきた」、「さえみどり」より優れ、製茶品質は「さえみど...
要約 ピーマン桔梗13号’は、核遺伝子型雄性不稔性と疫病抵抗性を有する中間母本候補系統で、雄性不稔性の育種素材あるいは疫病抵抗性台木用F1品種育成のための種子親として利用できる。 キーワード ピーマン、中...
クワシロカイガラムシ抵抗性のDNAマーカー選抜可能な茶中間母本候補2系統
要約 ‘KM8’および‘KM62’は‘さやまかおり’由来のクワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を有し、これに連鎖するDNAマーカーにより後代の選抜が可能である。また炭疽病、輪斑病にも抵抗性であり、耐病虫性の交配母...
クワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を識別するアレル特異性の高いe-RAPD
要約 開発したe-RAPDにより、クワシロカイガラムシ抵抗性チャ品種‘さやまかおり’に由来する抵抗性遺伝子MSR-1の有無を識別することができる。当DNAマーカーはアレル特異性が極めて高く、‘さやまかおり’後代の集団...
要約 〔要約〕シャロットの第1染色体をもつネギの単一異種染色体添加系統は、高度のさび病抵抗性を示す。本添加系統はシャロットのもつさび病抵抗性をネギに導入するための有望な育種素材である。 キーワード シ...
要約 〔要約〕F1抵抗性品種‘うたげ70’、‘隆徳’及び罹病性品種を判別品種に用いることにより、既存のWilliams法およびECD法では判別できなかったハクサイ根こぶ病菌の病原性差異を明らかにできる。 キーワード ...
要約 「中部糯91号」は「ハクトモチ」に比べて成熟期が7日から9日早い早生種である。短稈で、穂数は多く、耐倒伏性に優れ、穂いもちに強い。収量性はやや優れる。もちの食味は同程度に優れ、特にもち加工適性に優...
要約 ハクサイ類の根こぶ病抵抗性素材として利用されている飼料用カブが持つ抵抗性遺伝子と連鎖したRAPDマーカーを検索し、幼苗期での早期予備選抜に有効なマーカーを得た。 キーワード 根こぶ病抵抗性素材、...
要約 チャの輪斑病抵抗性は、独立した2つの作用の異なる優性な抵抗性遺伝子、Pl1、Pl2によって支配されている。Pl1は高度抵抗性を支配する遺伝子、Pl2は部分抵抗性を支配する遺伝子であり、Pl1はPl2に対して上位...
要約 水稲「関東糯164号」は超多収品種の「タカナリ」の放射線突然変異処理により育成された、インド型の短稈・穂重型の超多収糯系統である。出穂期は「タカナリ」並みで、「日本晴」より早い、中生に属する。一...