要約 薬剤抵抗性遺伝子診断法、サンプリング手法、簡易生物検定法、抵抗性発達リスク判定の基準、代替防除法の提案をまとめたガイドライン案である。本ガイドライン案に基づき、地域ごとの作目や栽培様式に応じた...
要約 ネギ系統「T03」が有する低辛味性QTLは連鎖群Chr.2a上に存在し、ほぼ一年を通じて作用する。QTL上に位置するSSRマーカーAFAT04B03は、低辛味性根深ネギ系統を育成する上で有用な選抜マーカーである。 キーワ...
要約 ネギアザミウマには17の新規のミトコンドリアCOIハプロタイプが存在する。カキへの寄生や殺虫剤抵抗性発達で問題となる系統は2タイプに分類され、遺伝子レベルで判別できる。それら問題系統は海外から侵...
要約 小麦、大豆、菜豆、ばれいしょ、てんさい、たまねぎの主要な病害虫に対しドリフト低減ノズルを用いた際の防除効果は慣行ノズルによる防除効果とほぼ同等である。 キーワード ドリフト低減ノズル、病害虫、防...
要約 家畜ふん堆肥を主原料として、地域で入手できるバイオマス資源を所定の割合で混合して、窒素2.5~3.6%、リン酸2.5~6.0%、加里2.2~3.6%に調整した成分調整ペレット堆肥の窒素肥効率は30~50%程度であり...
要約 短葉性を示すネギの新品種「砺波No.5」及び「砺波No.9」を育成した。両品種はいずれも葉身が短く、葉鞘の太さを確保しやすく、辛みが少なくて葉鞘・葉身ともにやわらかく良食味である。 キーワード ネギ、新...
要約 DNAマーカーデータベース「VegMarks」は、野菜茶業研究所で開発された各種野菜のDNAマーカーの情報をまとめたものである。野菜の育種・遺伝研究の情報基盤として、インターネットを介して広く利用できる。 ...
ホウレンソウケナガコナダニの増殖をもたらす餌種と死滅に要する高温条件
要約 なたね油かす、糸状菌類および野菜類残さの多くが、ホウレンソウケナガコナダニの増殖原因となりうる。本種の卵は成虫よりも高温に強いが、卵と成虫はともに40℃で24時間、45℃で3時間、あるいは50℃で1時間...
要約 4月まき葉ネギを、遠赤色光カットフィルムを用いてトンネル栽培することにより、葉鞘基部の肥大が抑制され、高品質化する。 キーワード ネギ、遠赤色光カットフィルム
背景・ねらい 葉ネギのトンネル栽...
大分県におけるIris yellow spot virus (IYSV) によるトルコギキョウえそ輪紋病(仮称)の発生
要約 2002年3月、大分県国東町の施設トルコギキョウに葉の黄化を伴う激しい輪紋やえそ症状が発生した。病原ウイルスはIYSVと同定され、えそ輪紋病(仮称)であった。圃場内雑草のうちタネツケバナがIYSVに感染す...
要約 〔要約〕シャロットの第1染色体をもつネギの単一異種染色体添加系統は、高度のさび病抵抗性を示す。本添加系統はシャロットのもつさび病抵抗性をネギに導入するための有望な育種素材である。 キーワード シ...
ギニアグラス、そばと冬作麦との輪作はこんにゃく栽培の土壌消毒剤に代替可能
要約 らい麦-ギニアグラスーらい麦-こんにゃく輪作、小麦-そば-らい麦-こんにゃく輪作により、土壌消毒を行った場合と同等のこんにゃく根腐病発病抑制効果が得られ、球茎収量も遜色がない。 背景・ねらい こんに...
要約 浮石質地帯における長ネギ穴植え栽培の安定化を図るため、浮石を粉砕することにより、良好な植穴を開けることができ、植付けが容易に行える。 背景・ねらい 浮石質地帯のコンニャク畑において、コンニャクと...
要約 ネギの花成は、夜温7℃前後で最も促進され、高昼温あるいは高地温で抑制される。低温遭遇中の長日は花芽分化を抑制するが、条件的な短日性であるため高温下ほどその抑制程度が大きい。一方、低温遭遇前の長...