要約 ‘はくさい中間母本農7号’は、小胞子からの植物体再分化能が高く、しかも再分化個体には高頻度で半数体倍加個体が含まれる。本系統を片親に用いた交雑後代を小胞子培養することにより、短期間に...
要約 コナガ抵抗性のアブラナ科帰化植物ハルザキヤマガラシに含まれるコナガ摂食阻害物質は、ヘデラゲニンの3位にセロビオースが結合したサポニンである。 キーワード コナガ、ハルザキヤマガラシ、アブラナ科、...
要約 畑土壌に棲息するササラダニ類の2種、アヅマオトヒメダニとハバビロオトヒメダニは、リゾクトニア菌を摂食し、ポット試験においてアブラナ科野菜の苗立枯れ症を抑制する。 キーワード ササラダニ、リゾクト...
要約 アブラナ科野菜由来のディフェンシン遺伝子およびその改変遺伝子を各々導入した組換えイネは、白葉枯病菌といもち病菌に対して複合病害抵抗性を示し、いもち病菌の各種レースに対しても非特異的である。複合...
コナガ抵抗性育種素材「ハルザキヤマガラシ」のコナガ抵抗性機構
要約 アブラナ科作物のコナガ抵抗性育種素材を探索して、ハルザキヤマガラシを発見し、それに含まれるコナガ摂食阻害物質の構造を明らかにした。 キーワード コナガ、ハルザキヤマガラシ、アブラナ科、摂食阻害物...
要約 キスジノミハムシ成虫及び幼虫の温湯処理による致死温度は、50℃30秒である。したがって、熱水土壌消毒によりハウス栽培のコマツナやチンゲンサイ等のアブラナ科野菜においてキスジノミハムシによる被害を軽...
C3植物とC3-C4中間植物との属間交雑による光呼吸の抑制とその機構の解明
要約 C3植物のダイコンとアブラナ科のC3-C4中間植物Diplotaxis tenuifoliaから作出した属間交雑植物では、葉の内部構造や光呼吸鍵酵素の細胞特異的な発現パターンは、両親からのゲノムの構成比に従い遺伝し、光呼...
要約 施設栽培アブラナ科野菜のコナガに対して、卵寄生蜂タマゴバチと被覆資材(べたがけ)の併用で密度を抑制することが可能である。 キーワード コナガ、タマゴバチ、被覆資材、べたがけ 背景・ねらい アブラナ...
要約 ダイコンハムシ成虫に対し、有機リン剤、NAC剤、合成ピレスロイド剤、ネライストキシン剤、スピノサド剤は殺虫効果が高い。また、メソミル剤とアセタミプリド剤には摂食抑制効果がある。 キーワード ダイコ...
要約 粉砕籾殻とピートモスを容積比6:4で混合し、1リットル当たりの施肥窒素量を400mgとした培地の利用により慣行培地と同等の野菜苗を安定的に生産できる。この培地は慣行培地と比べ重量が33~63%と軽く、価格は...
要約 活け水への糖の添加により、菊切り花に放射線照射した際に起こる、しおれ、褐変などの放射線障害を防止することが可能である。
背景・ねらい 臭化メチルくん蒸の代替として、生鮮農...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
炭疽病菌6種のPCR-RFLP法による類別と分子系統学上の位置
要約 形態的に類似する炭疽病菌(Colletotrichum 属)6種は,3種類の制限酵素を用いるrDNA ITS領域のRFLPパターンの違いで識別できた。この領域の塩基配列解析から各菌種の分子系統学上の位置を明らかにし,...
要約 キャベツを加害するコナガに対して天敵糸状菌Beauveria bassianaとべたがけ資材による被覆を併用すると、高い防除効果が得られる。また、被覆により天敵糸状菌の感染に好適な高い湿度条件が確保される。 背...
キャベツ小胞子培養におけるパーコール密度勾配遠心を利用した小胞子選抜
要約 キャベツの小胞子培養において、パーコール密度勾配遠心を利用することにより、大型、球形の同調的な小胞子が効率よく選抜され、不定胚形成数が増加する。 背景・ねらい アブラナ科作物において葯培養による...
要約 〔要約〕Brassica rapaゲノミックライブラリーよりマイクロサテライト領域を含む58個のクローンを単離し、ち38個についてPCRマーカーを開発した。これらのマーカーはおのおの1遺伝子座を認識し、品...
要約 〔要約〕F1抵抗性品種‘うたげ70’、‘隆徳’及び罹病性品種を判別品種に用いることにより、既存のWilliams法およびECD法では判別できなかったハクサイ根こぶ病菌の病原性差異を明らかにできる。 キーワード ...
育苗中のナスに発生したPseudomonas viridiflava による立枯症
要約 育苗中のナスに発生した立枯症は、Pseudomonas viridiflava によるものである。 背景・ねらい
2000年3月、育苗中の露地用ナス(台木:トルバムビガー、穂木:筑陽)の接木部から上2~3cm位の茎が褐変...
野菜由来の新規ディフェンシン遺伝子を導入したいもち病抵抗性組換えイネ系統
要約 アブラナ科野菜であるコマツナとキャベツから単離した新規ディフェンシン遺伝子およびそれらの改変遺伝子を良食味イネ品種「どんとこい」に導入した組換え体は、強いいもち病抵抗性を示し、抵抗性は後代に遺...
要約 キャベツのハイマダラノメイガに対して、育苗期ではネット被覆による防除効果が高い。定植時処理薬剤ではカルタップ剤、ベンフラカルブ剤、アセタミプリド剤が優れた効果を示し、定植後はPAP剤、ルフェヌロ...