要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
要約 カラシナやダイコン残渣などの植物バイオマスを用いた土壌還元消毒法は、ホウレンソウ萎凋病に対し顕著な発病抑制効果がある。土壌還元消毒では、酢酸、酪酸などの抗菌物質を産生するクロストリジウム属菌な...
地域資源、畦連続使用栽培、緑肥間作を活用した南九州地域の有機畑輪作体系
要約 ダイコン作付前焼酎廃液濃縮液施用、ダイコン作付後無施肥サツマイモ畦連続使用栽培、畦間エンバク間作の組み合わせによる有機栽培体系でダイコン、サツマイモともに慣行栽培とほぼ同等の生産性を複数年得る...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
畑作地における夏季の湛水処理によるネコブセンチュウ密度低減効果
要約 春作のタバコと秋冬ダイコンの栽培体系において、夏季にほ場を50日間湛水状態にすることにより、ネコブセンチュウの密度を低減できる。 キーワード ネコブセンチュウ、湛水 背景・ねらい 宮崎県東諸県郡国富...
要約 熱水土壌消毒後の土壌中では、可給態マンガンが土壌表層部を中心に一時的に増加し、有機質に富む黒ボク土など土壌によっては、マンガン過剰症の発生が懸念されるレベルに達する場合も生ずる。しかし、消毒終...
要約 ダイコンのバーティシリウム黒点病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。抵抗性の高い8品種は、バーティシリウム黒点病対策として実用的に使用できる。 背景・ねらい 群馬県内のダイコンに、バーティシ...
要約 ダイコンバーティシリウム黒点病に対し、ダゾメット粉粒剤の20および30kg/10a処理による土壌消毒が有効である。深耕(35~40cm耕起深)混和処理の効果が高い。また、大規模畑作地域における処理方法としてマ...
イチゴ萎黄病に対するクロルピクリンテープ状製剤の低薬量処理法
要約 臭化メチル代替剤としてクロルピクリン剤のテープ状製剤(クロルピクリン55.0%)を畝内に処理する方法では、イチゴ萎黄病に対して防除効果は高く、しかも慣行の処理方法に比べ使用量も低減できる。また、...
要約 野菜栽培管理ビークルは、防除機、中耕培土機、液肥追肥機を装着して作業が行え、平坦地及び傾斜地(傾斜度10度)におけるキャベツ圃場での作業の実用性が認められた。また、防除機でオペレーターへの薬剤被曝...
背景・ねらい 国連の「環境と開発に関する委員会」において、「持続可能な開発」が提唱されて以来、農業分野でも環境への負荷が少なく、将来的にも持続性の高い栽培方法(持続型農業)の開発が強く求められるよう...
成果の内容・特徴