要約 ミズナ周年施設栽培における栄養障害発生ほ場では、窒素施肥量を5kg/10a・作に減肥する。また、栄養障害を回避するため、窒素施肥量を慣行の47~67%(7~10kg/10a・作)に削減するか、夏季に緑肥を導入し、...
要約 ワサビの畑栽培におけるセル成型育苗法は、秋播きの場合128穴セルトレイを使用し、市販の葉菜類用育苗培地に緩効性肥料を1L当たり2.5~5.0g混入した培地を用い、約70日間育苗する。本育苗法は慣行育苗に...
要約 幅 10 cm、深さ 4~5 cm程度の溝の底に播種する溝底播種技術の地温抑制効果は、日照時間 が多くなるほど大きくなり、過日照となる作期には慣行播種よりも発芽低下を抑えられ、規格内株率が 高く多収となる。 ...
要約 ヒメクロユスリカは9月から翌年の5月まで発生し、幼虫がホウレンソウの芯葉と発芽時の胚軸を加害する。20℃の発育日数は卵から成虫までは20.7日、産卵前期間1.9日である。ダイアジノン粒剤(播種前土壌混和)...
要約 低温催芽育苗したシュンギク幼植物は、高温催芽育苗したものよりも枯死しにくく生育が安定し、定植時における耐暑性が高い。また、シュンギク種子に対して低温処理を行っても同様に耐暑性が向上する。 キー...
要約 溶存酸素を高めた水にホウレンソウ種子を浸漬処理すると酸素濃度が高いほど発芽が促進される。溶存酸素濃度は酸素濃縮機により高めることができる。セルトレイに播種する場合、溶存酸素濃度の高い水へ6~2...
要約 オクラのセル苗の育苗には25穴トレイで、培地に完熟堆肥を用いると定植後の生育抑制が少なく収量も多い。品種は商品率が高く多収の「大和グリーン」が適する。 キーワード オクラ、25穴トレイ、完熟堆肥、大...
要約 取り扱いが容易なペレット豚糞は露地野菜の窒素肥料として利用できる。施肥窒素量の全量をペレット豚糞で代替することはできないが、キャベツで20%程度、ニンジンで40%程度を代替することができる。 キー...
早生実エンドウ新系統「4-1-1-1-2」の育成経過とその特性
要約 実エンドウの品種「きしゅううすい」とキヌサヤエンドウの品種「美笹」を交配し、選抜をすすめ、「きしゅううすい」よりも早生で、大莢の系統「4-1-1-1-2」を育成した。 キーワード 実エンドウ、早生、大莢...
要約 ホウレンソウを、列状に分割したセルトレイで育苗した後、セルトレイごと 本圃に直置きし、栽培すると、夏秋どりでも欠株率は少なく、正常に生育し、高い可販株率が得られ、しかも束どり収穫ができる。 背景...
要約 砂丘地だいこん栽培において速効性肥料の基肥を条施用することにより施肥窒素の3割減肥が可能となり被覆肥料の基肥同時施用により多雨年でも地下への溶脱軽減が図られる。 背景・ねらい 近年、全国的に施肥...
黒色火山灰土壌における根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法
要約 根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法としては、テンションメーターのpF値2.1を潅水開始点とすることが適当である。特に、夏播きニンジンでは、播種後からpF2.1を潅水開始点として1ヶ月管理することで...
要約 葉ネギのセル成型苗育苗において、セルトレイ下に不織布を敷き、一端を下垂させることで、セル間およびセル内の水分状態を良好に保つことができ、発芽不良および初期生育不良による欠株が減少する。 背景・...
肥効調節型肥料の種子直下施用によるキャベツセル成型苗の安定生産
要約 キャベツセル成型苗播種時に、肥効調節型肥料を種子直下に施用しても発芽率は低下しない。セル成型苗の生育は良好であり、肥効調節型肥料の安定施用と育苗時の追肥作業の省力化が可能である。 背景・ねらい ...
成果の内容・特徴