水稲不耕起、無代かき移植栽培による低湿重粘土の畑地化維持効果
要約 低湿重粘土水田で復田時に水稲不耕起、無代かき移植栽培、特に不耕起移植栽培を行うと、代かき移植栽培に比べ、畑地化が維持され、その後の転換畑に有利な物理性になる。その結果、畑転換後、エダマメの生育...
要約 えだまめ品種「滝系C8」は収穫期が「ふくら」より約5日遅い中生種で、食味が特に優れる。また、完全莢率、多粒莢率とも高く、稔実莢数の多いことから、中生品種の中では多収である。 背景・ねらい えだまめ...
要約 年内収穫冬キャベツ作では被覆尿素(50日タイプ)の局所施用は、全量基肥栽培を可能とし、窒素施用量を20%減肥できる。成畦同時局所施肥機による被覆尿素の施用位置は、株横0~5cm、深さ5cm付近が適当であり、...
要約 茨城県南地域の輪換畑におけるレタスの春どり、秋冬どり栽培は、畦高15cm以上、株間30cm、ハクサイの春どり、秋冬どり栽培は畦高15cm以上、株間は40~45cmで安定した収量、品質が得られる。また、輪換畑の春...
要約 水田転換畑にモミ殻を施用するとえだまめの開花期頃からの窒素固定が旺盛になり、節当りの着莢数が増加し商品化率も向上して増収する。 背景・ねらい 水田転作としてより収益性の高い野菜等の作付けが要望さ...
要約 本システムは、暖地のレタス栽培における播種から移植に至る機械化作業体系とその利用指標からなる。本システムによる作業能率は17.7h/10aであり、慣行体系の44%に低減することができる。 背景・ねらい
要約 生分解性フィルムで根域制限することにより、若苗定植したトマトの初期生育を抑制し、正常果率を高めることができる。トマトの根はフィルムの分解にともなって伸長するので、慣行の成苗定植に近い生育を示す...
要約 メロンの少量土壌培地耕は、抑制栽培で果重、品質とも安定し、実用化が可能である。培養液管理は、開花30日後から培養液濃度を下げ、収穫10日前から水に変えることによって糖度が高まり、培地への塩類集積も...
要約 〔要約〕本機は、異なる長さの爪により、畝の下だけを深く耕うんし、耕うんと畝立てを一工程で行う作業機である。重粘土圃場に対して、所要動力の増加や砕土率の低下がなく、畝部の耕うん深さが拡大し、畝内...
要約 根こぶ病菌汚染土壌から,ELISAにより風乾土壌1g当たり103 ~104 個まで根こぶ病菌休眠胞子の検出が可能である。 背景・ねらい ELISAにより,土壌中の根こぶ病菌休眠胞子濃度を簡便かつ,高い精度で検査...
水田裏作ハクサイでの根こぶ病罹病性品種の菌密度に応じた防除対策
要約 水田裏作のハクサイ根こぶ病対策は、石灰窒素施用を基本に、菌密度が6×103 個/g土以下では育苗用土に炭酸カルシウム9%を添加した苗の利用が、6×104 ~6×105 個/g土は薬剤処理と石灰資材の局所施用をさらに追...
アゼトウガラシにおけるスルホニルウレア系除草剤抵抗性の単因子優性遺伝
要約 虫媒花である水田雑草アゼトウガラシを用いて,スルホニルウレア系除草剤抵抗性個体と感受性個体を掛け合わせ,F1,F1B1の除草剤抵抗性の分離比を調査した。この抵抗性は単因子優性遺伝するので,虫媒によ...
要約 北海道立根釧農業試験場畜産圃場における環境負荷窒素量は、草地では25~32kgN/ha/yrであるが、草地に牛舎等の施設を加えた畜産圃場全体では53kgN/ha/yrに達する。このことは、環境保全上、牛舎等施設の管理...
要約 スクミリンゴガイは、イネ苗よりメロン、レタス、スイカやナスなどの野菜に対して高い選好性を示す。福岡県農業総合試験場・筑後分場・普通作物研究室 背景・ねらい スクミリンゴガイ被害回避対策として、水...
要約 遊休水田面積を被説明変数、生産要素要因を説明変数とする回帰モデルを推定し、回帰残差の大きい集落の作物別収穫面積の特化係数を計算する。そして、遊休水田の発生に影響を及ぼす生産要素要因および作物選...
田畑輪換水田におけるキャベツの作条施肥技術と暗渠排水浄化技術
要約 輪換畑のキャベツ栽培において、畝立て作業時に施肥機を装着し、緩効性肥料を作条施肥すると、施肥効率が向上し、施肥節減と窒素流出負荷軽減が図れる。また、残さ鋤込み後、暗渠の排水水位を高くすると、硝...
要約 遮光率が83%程度で網目の大きさが0.3~0.8㎜の被覆資材で畦畔を被覆すると、資材上に雑草が出現せず、また、資材下の雑草も枯死せずに抑草効果が認められるので、畦畔雑草管理資材として有効である。 背景...
要約 アンケート調査によると、県内水田に発生する主要雑草はノビエ、ホタルイ等である。これらの除草剤処理後の残存率は1990年調査と比べて多くの草種で上昇している。除草剤の1回処理や残草放置の増加が雑草の...
要約 汎用管理機を利用した主穀作経営及び水稲複合経営の作付規模を線形計画法で試算した。その結果、農繁期に休日を取り入れても最大19ha~25haまで規模拡大が可能となる。経営改善効果は水稲複合経営のほうが大...
要約 京都府北部の丹後地域でアゼトウガラシが多発している水田が近年問題となっており、スルホニルウレア系除草剤に対する抵抗性変異の出現を確認した。その防除にはシメトリン及びMCPBを含有する水田除草剤が有...