南九州畑作地帯における冬季露地野菜マルチ栽培の不織布二重被覆栽培法
要約 南九州畑作地帯において不織布べたがけ、浮きがけの二重被覆は夜間の保温性を高め、春キャベツ、春ダイコンなど冬季露地野菜の低温障害抑制と生育促進に有効である。 キーワード 不織布、キャベツ、ダイコン...
要約
イチゴのランナーを採苗後、ただちにポリ袋に入れ、-2~0℃の冷蔵庫に入庫すると、約1か月貯蔵可能である。また、出庫後はセルトレイに挿し苗し、温室に遮光資材や冷房機を設置し...
要約 気象観測データおよび予測データを用いて農作物生育予測情報、深水管理情報等の情報を発信するウェブシステムは、GISソフトウェアにより任意の地域の情報を提示し、生産関係者が農業気象災害軽減のための栽...
要約 床内の塩ビパイプに30℃の温水を循環させ、促成温度を15~20℃とし、軟化用資材にもみがらを利用して、低発泡ポリウレタンシート等の二重被覆で保温する装置を用いると、ふせ込み後23日前後で品質の良い山ウド...
要約 道央においては、一般的な開閉管理の無加温ハウスでホウレンソウの寒締め栽培が可能である。さらにハウスの換気側窓を終日開放して寒気暴露すると、一般的な開閉管理に比べて10日程度出荷を前進できる。厳寒...
農業水路等のコンクリートにおけるCA法を用いた水分浸透モデル
要約 コンクリート多孔質体中における水分の毛管浸透現象を再現するセルオートマトン(CA)法を用いた2次元浸透モデルを構築した。このモデルに多孔質体の細孔径分布を入力することにより、毛管浸透過程の再現が...
露地アスパラガスのトンネルによる早期増収と刈込みによる収穫能率向上
要約 アスパラガスの露地後期立茎栽培において有孔POフィルムと不織布を用いた2重トンネルで、4月1日から4月末まで被覆することにより、収穫始めが1旬早くなり4月の収量が増加する。また、立茎後に高さ150cm幅90c...
要約 無加温ハウスを活用したこまつなの冬期安定生産には、べたがけ栽培を前提に、低温伸長性・耐凍性に優れた品種を11月上旬に溝底播種することが有効である。 キーワード こまつな、べたがけ、溝底播種 背景・...
要約 ハクサイ晩生品種「初笑(TK-8)」は黄芯で耐寒性にすぐれ、9月20日頃までに定植すると頭部結束するだけで1~2月出荷が可能である。また、マルチ栽培による生育促進効果も期待でき、2月どりの品種として有望...
冬期寡日射条件下での無加温パイプハウスにおけるコマツナの無被覆栽培
要約 冬季に寡日射条件となる秋田県におけるコマツナの無加温パイプハウス栽培では、保温資材で被覆すると軟弱に生育し、糖やビタミンC含有率が下がり、栄養価が低下する。また、作物体の耐凍性も高まらず、凍害...
低温時の土壌水分制限によるキャベツ幼植物の耐凍性向上と糖蓄積
要約 キャベツ幼植物の低温順化時に土壌水分を制限すると、十分に灌水した場合より、さらに耐凍性が向上する。脱順化時にも土壌水分が少ない方が、耐凍性が維持される。低温順化時には糖が増加するが、土壌水分...
要約 秋には種したキャベツのセル成型苗は、冬期間不織布をべたがけし積雪下で保存できる。この越冬保存させた苗は早春に移植が可能である。慣行の秋移植栽培に比べ収穫時期が遅れるが、収量・品質に差はなく、越...
フィルム小袋包装と砕氷処理の組み合わせによるアスパラガスの鮮度保持
要約 アスパラガスのフィルム小袋包装では流通中における萎凋がなく品質的に良好である。フィルムとしては直鎖低密度ポリエチレン及び微細孔系フィルムが適し、砕氷処理と組み合わせることにより高鮮度流通が可能...
要約 ネギのハウス春どり栽培は、前年6~7月に露地播種、9月中~下旬ハウス定植により、早春の3~4月に200~300kg/aの良品生産が可能である。品種は3月どりでは多収で品質の良い「明彦」、4月どりでは抽だいが極...
寒冷地の無加温ハウスにおけるナバナ「オータムポエム」の播種期と育苗法及び摘心時期
要約 寒冷地の無加温ハウスにおいて、冬期間に継続してナバナを収穫するための適播種期は9月中旬で、収量は200kg/aが可能である。9月播種の育苗日数は、セルトレイ50穴、72穴で21日以内、98穴で14日以内が適当で...
要約 ハウス内のべたがけ下に深さ5cm、幅約10cm程度の連続した溝を作り、この底部にこまつな等を播種すると、べたがけだけの場合に比べて夜間の地温と、一日を通じた葉温が高まり、低温期の生育が著しく促進され...
要約 野菜生産においても機械の共同化や作業委託を進めることにより、野菜農家の作業が大幅に合理化されることになり、夏ニンジンの生産・出荷調整が推進され、生産の拡大が図られる。 背景・ねらい 農産物輸入自...