要約 「励広台1号」は、イチジクとイヌビワの種間雑種であり、イチジク株枯病に真性抵抗性である。休眠枝や緑枝挿し木によって容易に繁殖でき、「桝井ドーフィン」および「蓬莱柿」との接ぎ木親和性は高い。 キー...
要約 小麦「びわほなみ」は「農林61号」より多収で、製粉性に優れる日本めん用小麦である。子実灰分が低く、子実へのカドミウム蓄積が少ない。アミロース含有率がやや低く、ゆでめんの粘弾性となめらかさが優れる...
SSRおよびAFLPマーカーから構成されるナシの標準連鎖地図
要約 本連鎖地図は、ナシおよびリンゴで開発されたSSRマーカーとAFLPマーカーなどによって構築されたセイヨウナシ品種「バートレット」の連鎖地図である。有用形質のDNAマーカー選抜を行うための基盤地図として...
要約 千葉県が育成した種子なしビワ新品種「希房」を含む23品種・系統は、生葉または果実から抽出したDNAを材料として、リンゴ及びナシで開発された26種類のSSRマーカーによる多型パターンから識別できる。 キー...
要約 ビワ新品種「なつたより」は、「長崎早生」に「福原早生」を交雑して育成した中生の品種である。「茂木」より大果でやや早く成熟し、果肉は軟らかく高糖度で、食味が良好である。 キーワード ビワ、新品種、...
大果で食味がよい中生のビワ新品種「なつたより」(系統番号:ビワ長崎15号)
要約 ビワ新品種「なつたより」 (系統番号:ビワ長崎15号*)は、「長崎早生」に「福原早生」を交雑して育成した中生の系統である。「茂木」よりやや早く成熟し、「茂木」と比べ大果であるとともに、果肉は軟...
大果で早熟なビワ新品種「涼峰」(りょうほう)(系統名:ビワ長崎6号)
要約 ビワ新品種「涼峰」(りょうほう)(系統名:ビワ長崎6号)*は、「楠」に「茂木」を交雑して育成した早熟な品種である。ほぼ同時期に成熟する「長崎早生」と比べ大果となる。また、果肉は柔軟多汁であり食味...
ビワ良食味品種「涼風」「陽玉」の加温施設栽培における果実品質
要約 加温施設栽培の「涼風」の糖度は、「茂木」に比べ0.9以上高く安定している。「陽玉」の糖度は「茂木」に比べ0.5以上高く、果肉は「茂木」と同等で軟らかい。また、「涼風」、「陽玉」とも糖度が露地栽培より...
果肉が軟らかく、甘味の多い早生のビワ新品種「麗月」(ビワ長崎7号)
要約 ビワ新品種「麗月」は、「森尾早生」に「広東」を交雑して育成した早生系統である。果形が円形、果皮色及び果肉色が黄白色で、果肉が緻密で軟らかく、甘味が多く食味良好な、がんしゅ病(A、B系統)抵抗性系統...
ビワ「涼風」「陽玉」の施設栽培における成熟日数、積算温度及び肥大特性
要約 ビワ施設栽培では、果実の成熟に要する日数と積算温度(開花から成熟までの日平均温度の積算値)は、「涼風」が136日、摂氏2137度、「陽玉」が142日、摂氏2266度である。果実肥大と温度との関係については、...
施設栽培ビワ「長崎早生」の簡易な葉面積算出方法及び葉面積指数と収量との関係
要約 施設ビワ「長崎早生」の個葉の葉面積(y)は、葉長と葉幅の積(x)との相関が高く(r=0.995)、y=0.6599xの式で精度よく推定できる。2段盃状形で仕立てた樹では、葉面積指数2.6以上の樹で、高収量となる場合が多...
要約 ビワ新品種「涼風」は「楠」に「茂木」の花粉を交雑して育成された。果実は橙黄色の大果で,糖度が高く良食味品種である。果皮障害の発生が少ない豊産性の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種...
要約 ビワ新品種「陽玉」は「茂木」に「森本」の花粉を交雑して育成した。果実は橙黄色・大果で外観が優れ,果肉は柔軟多汁で,糖酸のバランスがよい良食味の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種は...