要約 いちじくの露地栽培において、被覆尿素肥料を全量基肥として5年間連用したところ、樹体の生育は慣行の分施と同等であるが、収量は2年目以降からは全量基肥が勝る。 背景・ねらい いちじくの収穫は8月上旬か...
要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
要約 〔要約〕直播キャベツ栽培では、速効性窒素4kg/10aと緩効性被覆窒素8kg/10aを作条全量基肥施用することによって、移植において慣行の速効性窒素22kg/10aの半量ずつを全面に分施する場合と同等の生育・収量...
要約 軽量育苗用土を用いた花壇苗の生育には、被覆肥料と併せて、用土の5%(v/v)のたい肥の混合が有効である。 背景・ねらい 本県では、ガーデニングブームを反映して花壇苗の栽培が増加し、県内始め関西方...
要約 ロックウール耕による養液栽培トマトの年間所得は土耕栽培を下回るが、労働時間は土耕栽培に比べて少なく、10a当り400万円程度の養液栽培システムであれば、土耕栽培並みの投下労働時間当り所得が確保でき...
要約 直播キャベツは、速効性窒素4kg/10aと緩効性被覆窒素8kg/10aを作条全量基肥施用することによって、移植において慣行の速効性窒素22kg/10aの半量ずつを全面に分施する場合と同等の生育・収量を得る。本施肥法...
要約 岩手県中南部の6月どりキャベツ栽培では、定植後の生育促進技術と作期の組み合わせにより6月上旬~下旬の連続収穫が可能となる。積雪地帯の場合、前年中にマルチまでの圃場準備をしておくことで定植作業を早...
要約 トルコギキョウの年末出荷作型における潅水施肥栽培において、片側3条2列植が適当である。また、生育の後半に潅水指標pF値を2.1程度に高めると、約14%の節水が図られ、品質も同等の切り花が得られる。 背景...
要約 加工用トマト「なつのこま」の調理用としての適作期は2~3月は種で7~9月収穫である。無整枝放任栽培でよいが、着果負担の増大期が梅雨に重なるので、草勢を落とさぬように管理する。ほ場貯蔵性が高いため、...
オリエンタル系ハイブリットユリの葉焼け症の原因究明とリン片除去による軽減法
要約 ユリの葉焼け症は初期生育の盛んな大球で発生しやすく、上位葉のP/Ca値(リン/カルシウム)が高いほど症状が重い。また、定植時に球根からリン片を2~4枚剥離すると、上位葉のP/Ca値が低く、葉焼け症の発生...
要約 ササユリの球根養成は、りん片培養した小球を、マサ土にピートモスまたはバーク堆肥を等量配合した用土に植え付け、被覆複合肥料(180日タイプ)を窒素成分で用土1リットル当たり0.1gを基肥として施用し、...
要約 デンドロビウム・ファレノプシスを春期開花(3月~5月)させるには、開花前年の3月~7月に3世代偽球茎苗を鉢上げし、夜温25℃で管理し、その後新茎の発生した株をそのまま25℃または20℃の夜温で管理する。また...
要約 極早生で耐冷性強く、良食味で安定多収の水稲「信交488号」を育成し、長野県で奨励品種に採用予定である。良食味の特性を生かし、高位良質安定生産を行うためには、作期・栽植密度とも標準植がよく、基肥量...
レタスの機械移植と窒素被覆肥料を利用した不耕起連続栽培による省力化
要約 レタスのセル成型苗は全自動移植機での移植が可能である。また不耕起連続栽培ではリニア型140日タイプの被覆肥料を用いた2作分の全量基肥施肥が可能でN、P2O5、K2O各3.6kg/aが適する。沖縄県農業試験場・園...
被覆尿素入り複合肥料利用による小ギクの減肥と施肥窒素の溶脱軽減
要約 被覆尿素入り複合肥料を用いることにより、小ギクに対する施肥量を30%減肥することが可能である。これは同時に施肥による環境負荷を、従来の施肥体系の約半分に抑える効果がある。沖縄県農業試験場・化学部...
要約 かぼちゃの低品質果(乾物率25%以下)発生には、土壌および作物体の石灰栄養条件が関与しており、発生軽減対策として土壌の石灰飽和度50~60%を目途に石灰資材の施用が有効である。 背景・ねらい 北海道の主要...
要約 チューリップ各品種の小球根を病原菌胞子懸濁液に浸漬後、小型バットに植え付け、ガラス室で無加温栽培し、翌春、掘り取り時と貯蔵時の2時期に発病球率を調査することで、球根腐敗病の抵抗性の強弱を判定で...
要約 チューリップ各品種の小球根を病原菌胞子懸濁液に浸漬後、小型バットに植え付け、ガラス室で無加温栽培し、翌春掘り取り時及び貯蔵時の発病球率を調査することで、球根腐敗病の抵抗性の強弱を判定できる。 ...
要約 トマトの施設栽培において、不耕起・平畝栽培により、省力化や労力の軽減化が可能であり、収量・品質面とも慣行栽培と同等の生産が得られる。 背景・ねらい トマトの半促成栽培における10a当たり作業所要...
要約 島根県に自生するトウテイランの発芽適温は10~15℃で、発芽には光が必要である。育苗用土はマサ土、ピートモス、パーライトの等量配合で生育が優れ、鉢上げ後は無加温で栽培すると、苗物としての園芸化が可...