緩効性肥料と生分解性マルチと一工程収穫機を用いたサトイモ省力栽培
要約 緩効性肥料による全量基肥施肥と生分解性マルチを利用した無中耕無培土栽培と、収穫、拾上げ、親イモ分離を一工程でできる一工程収穫機を用いることで、サトイモの慣行栽培と比べ、作業時間が約24%短縮でき...
早植えトンネル被覆栽培及び「深植え」によるエビイモの増収技術
要約 エビイモ栽培において、4月下旬の早植えトンネル被覆栽培することで増収し、植え付け位置を「慣行植え」より15cm深い「深植え」とすることでも増収する。また、「深植え」では土入れ作業が容易で的確に行え...
要約 サトイモの肥料吸収パターンに適合したサトイモ専用肥料を配合し、この肥料を全量基肥施肥することで、 追肥作業を省略でき、慣行栽培と同程度の収量確保と硝酸態窒素の溶脱抑制ができる。 キーワード サト...
要約 2月下旬にジャガイモを植え付け、畝肩∼畝間にヘアリーベッチを播種し、双方の草丈が同じになる4月下旬頃に中耕することにより、堆肥約1.5t/10a、あるいは化成肥料窒素2∼8kg/10aの肥料効果が得られ、雑草量...
要約 高濃度の硝酸態窒素(10mgL-1)を含むかんがい水で飼料稲を栽培した場合、かんがい水から供給された窒素のうち、80%程度が作物吸収および脱窒で浄化される。一方、畦間かんがいによるサトイモ栽培では脱窒は...
要約 データベース化した収穫物及び収穫副産物の窒素吸収量、平均収量、施肥基準などから、作物ごとにほ場に残る窒素量、すなわち農地に対する窒素負荷量を算出できる。 キーワード 肥料、たい肥、窒素負荷量、作...
サトイモ用移植機が利用できるサトイモセル成型苗の育苗方法と栽培管理法
要約 サトイモ種イモを頂芽切除後分割し、セルトレイで育苗することにより、サトイモ用半自動移植機が利用できる。本育苗方法は、種イモ必要量が約4分の1となり、種苗コスト削減ができる。収量は、定植直後からの...
環境保全型露地野菜営農の作付体系と土壌消毒代替技術の導入可能性
要約 輪作に基づく環境保全型露地野菜営農の作付体系は収益を最大とする品目別面積と病虫害発生抑制等に配慮したいくつかの作付規則で決定され、また資材のリサイクル利用等により太陽熱処理等の土壌消毒代替技術...
要約 さといものマルチ栽培に被覆肥料を用いると、地下浸透水の硝酸態窒素濃度が低下し、休閑期を含む窒素溶脱量が約50%に減少(ライシメーター試験)する。現地輪換畑において、施肥窒素のほぼ半量に70~100日タ...
肥効調節型肥料を利用した側条施肥によるサトイモの3割減肥栽培
要約 サトイモの早堀マルチ栽培において、速効性肥料と肥効調節型肥料(40日タイプ)を併用(成分比1:1)し、側条施肥を行うことで、施肥量を3割減肥でき、環境負荷低減に有効である。鹿児島県農業試験場・土壌...
要約 露地野菜に対して、家畜ふん堆肥の窒素肥効率を考慮して、化学肥料相当量を施用すると、化学肥料栽培並の収量が得られる。 背景・ねらい 有機物利用法は地力維持の観点に立ったものが多く、施肥基準の上乗せ...
鹿沼土・ゼオライト併用バイオジオフィルター水路による窒素・リンの効率的除去
要約 ヨウサイ、さといも、パピルスなどを栽植した鹿沼土、ゼオライト濾材併用バイオジオフィルター水路は、合併処理浄化槽処理水を全窒素と全リンの平均負荷量1.35と0.34gm-2d-1で供給すると、夏期には流出水の...
要約 サトイモのトンネル早出し栽培法として、2条高畦ベットに 5300~6600株/10aの栽植間隔で3月10日頃に種芋を深さ15cmに植付け、7月下旬に収穫可能な無培土、無追肥の省力的栽培技術を開発した。 背景・ねらい ...