
乾乳期間30日への短縮は泌乳前期の乳量を抑制し乳牛の栄養状態を改善する
要約 乾乳期間30日への短縮は、泌乳前期の乳量が抑えられ、乳タンパク質率が増加する。また、乾乳期間短縮によりTDN充足率が上昇傾向を示し、体重およびボディコンディションスコアの低下が小さく、泌乳前期の乳...

要約 分娩後の乳牛では、高泌乳化に伴って人工授精開始時期の発情行動が微弱化している。また発情回帰後に再び無発情に戻る例も、総頭数に対して15%、無発情排卵総数に対して13%存在する。さらに早すぎる初回発情...

時間制限放牧とオーチャードグラス採草兼用地利用による省面積な放牧システム
要約 畑地型酪農地帯では時間制限放牧により昼夜放牧の1/3~2/3の面積で放牧を導入でき、採草兼用地の草種をチモシーからオーチャードグラスとすると、さらに面積を削減可能である。通年舎飼よりも労働時間が126...

搾乳牛ふん尿の堆積型堆肥化過程における切り返し直後の一酸化二窒素排出機構
要約 搾乳牛ふん尿の堆積型堆肥化過程では、表層において硝化が活発に起こり、亜硝酸態および硝酸態窒素が蓄積する。これらの窒素酸化物は、切り返し後に主にバクテリアによって急激に還元(脱窒)され、N2

要約 山田バイオマスプラントにおけるメタン発酵を軸とする地産地消型のバイオマス・リファイナリー実証の実績を参考に、それぞれの地域における本格的なバイオマス利活用の構想策定ができる。実証事例では、自然...

2007年に実施された牛白血病ウイルス(BLV)浸潤状況調査
要約 全国各ブロックから7県の協力を得て、6ヶ月齢以上の牛5,420頭のBLV浸潤状況調査を行ったところ、25年前に比べて乳用牛で約8倍、肉用牛で約2倍の抗体陽性率の上昇がみられた。 キーワード 地方病性牛白血病、...

要約 濃度勾配法を用いたアンモニアフラックス観測の結果、集約的酪農地帯に立地する草地はアンモニアのシンクとしてはたらき、年間の乾性沈着量は16.5kg N ha-1である。 キーワード 濃度勾配法、アン...

ペレニアルライグラス主体放牧草の栄養成分および蛋白質利用特性の季節変化
要約 ペレニアルライグラス主体混播放牧草の乾物消化率およびTDN含量は春に高く夏にやや低下するが、従来飼料設計に用いられている生育期別生草の値より高く季節変化も小さい。一方CP含量の増加に伴いCP摂取量が...

要約 栃木県那須地域における稲発酵粗飼料の生産・利用による耕畜連携事例では、窒素の余剰は533kg/ha、利用効率は0.27である。稲発酵粗飼料の生産拡大や余剰堆肥のシステム外搬出等により、余剰を約34%低減し、...

要約 泌乳牛の尿量は推定式「尿量(kg/日)=−2.2870+0.0231×窒素摂取量(g/日)+0.0518×カリウム摂取量(g/日)−0.3350×乳量(kg/日)」によって精度良く推定できる。 キーワード 泌乳牛、尿量、窒素摂取量、カリウム摂取...

要約 雌として選別されたホルスタイン種の性選別精液を用いて、自家産子牛により牛群規模を維持しつつ、ホルスタイン種雄子牛よりも高価な交雑種(F1)子牛の生産量を増やすことができる。このことで、人工授精費用...

要約 木質系の副資材を含む堆肥を表面散布した永年草地からの一酸化二窒素の年間発生量は、堆肥散布量の増加とともに増加するが、その排出係数(0.068%)は、堆肥散布量に依存しない。堆肥散布後のメタンの発生量は...

定植前の透明ポリマルチによる牛ふん堆肥連用圃場の土壌窒素無機化促進
要約 牛ふん堆肥連用圃場で、堆肥を慣行よりも1ヶ月早く施用し、堆肥施用後から定植までの間、透明ポリマルチで被覆することにより地温が上昇し、土壌窒素の無機化が促進され、年内どり作型キャベツでは堆肥のみ...

集約的酪農地帯ではふん尿を起源とするアンモニアは多くが地域内に沈着する
要約 集約酪農地帯中央部を対象とする地域内での乳牛ふん尿に起因するアンモニア発生量に対する沈着量(湿性+乾性)の割合は、湿性沈着量が26%、乾性沈着量が30%、合計56%と推定され、地域で発生したアンモニアの半...

要約 ヘミセルロースの成分であるキシランを分解する新しい高度好熱嫌気性細菌を羊ふんから単離した。本細菌はCaldicoprobacter oshimaiと命名され、新科(新種・新属に次ぐ三番目の上位分類)として国際...

放牧依存度、とうもろこしサイレージ併給の有無、日乳量別にみた濃厚飼料削減量
要約 1日の放牧草採食量が乾物で8kg以上の場合、日乳量がとうもろこしサイレージ併給時に22-26kg、無給与時に20kg以上の範囲で濃厚飼料を大きく削減できる。放牧期間中にこの乳量域の個体が多い牛群ほど、濃厚飼...

イアコーンは機械収穫でき、そのサイレージは嗜好性と栄養価が高い
要約 スナッパヘッド装備の自走式フォレージハーベスタは、とうもろこしの雌穂(イアコーン)をホールクロップ並の作業能率で収穫できる。収穫したイアコーンを密封すれば発酵品質がよく、乳牛の嗜好性や栄養価の...

分娩後のケトーシス発症を低減する乾乳後期のとうもろこしサイレージ給与法
要約 乳牛にとうもろこしサイレージを給与する場合、分娩4週間前から乾草を約4割含む飼料構成としTDN充足率を110%程度に制限給飼すると、分娩後の食欲減退や血中βヒドロキシ酪酸濃度の上昇を抑え、泌乳初期のケ...

牛ふんに含まれる高度好熱嫌気性細菌群が連続水素発酵で示す高い水素収率
要約 牛ふんから嫌気的に75℃での集積培養で得られる高度好熱嫌気性細菌群は、連続水素発酵において中温菌や中度好熱細菌と比較して高い水素収率(グルコース1モルあたり3.32モルの水素)で水素を発生させる。 キ...

乳牛におけるイネホールクロップサイレージの可消化養分総量と粗飼料価指数
要約 各種イネホールクロップサイレージを乳牛に給与した場合の可消化養分総量は47~55%、粗飼料価指数は56~95(分/kg乾物)である。これらは代表的な輸入粗飼料であるチモシー乾草と同程度である。 キーワード...