
要約 茎葉型の飼料イネ専用品種タチアオバの茎葉TDNは冬季でも高く、晩植、出穂期追肥、ストリップ放牧により、水田10aあたり180日頭以上の牛の放牧飼養が可能であり、耕種農家の冬季就農機会確保と畜産農家の家...

要約 粗蛋白質と粗脂肪が豊富に含まれる醤油粕は、乳牛用飼料として10%程度を飼料中に配合できる。 キーワード 醤油粕、ウシ、飼料利用 背景・ねらい 醤油の製造過程で排出される醤油粕は、乳牛用飼料として広く...

ブロムクロロメタン製剤は消化率を落とすことなく、反すう家畜のメタン抑制ができる
要約 ブロムクロロメタンを8%含有するシクロデキストリン製剤(BCM-CD)を飼料に添加することで、消化率を落とすことなく山羊のメタンを大幅に減少することができる。 キーワード メタン、ブロムクロロメタン、山羊...

高温水が生成できるCO2ヒートポンプによる生乳のプレクーリングシステム
要約 生乳のプレクーリング用アイスビルダにCO2ヒートポンプを用いる本システムは氷生成時に廃熱を回収し、洗浄に利用可能な80℃の高温水が生成できる。従来方式と比べてエネルギー消費量で約4割、ラン...

パーライトを微生物担体とした好気性処理による酪農雑排水の効率的な窒素除去
要約 現行の汚水処理法である活性汚泥法では窒素を効率的に除去することは困難を伴うが、パーライトを微生物担体として活用することにより、連続曝気条件下でも酪農雑排水から窒素を効率的に除去可能である。 キ...

要約 我が国の畜産環境における過塩素酸塩の検出頻度が高いが、その濃度は比較的低い。牛乳から検出される過塩素酸塩は主に飼料に由来する。 キーワード 過塩素酸塩、環境汚染物質、牛乳、混合飼料、飲水 背景・...

牛乳房炎に関わる黄色ブドウ球菌優勢系統の遺伝学的背景と感染実態
要約 牛乳房炎に関わる黄色ブドウ球菌の優勢系統は反すう獣でのみ広く分離され、ロイコシジンの一つであるLukM/LukF’-PVはこれらに特有の病原因子である。本系統による牛乳房感染の特徴として不顕性感染な...

初乳中CD14陽性細胞率が低値の牛は分娩後に乳房炎を発症しやすい
要約 分娩後1週間以内に乳房炎を発症する乳用牛は、分娩直後の初乳中のCD14陽性細胞率が乳房炎にならない健康牛に比較し低値を示す。初乳中CD14陽性細胞率の測定は、分娩後の乳房炎発生予測に利用できる可能性が...

近年北海道で分離される牛由来Salmonella Typhimuriumの遺伝学的特徴
要約 北海道で分離された牛由来Salmonella Typhimuriumはパルスフィールドゲル電気泳動で型別するとⅠからⅨ型に分類され、Ⅶ型菌は2000年から出現して近年最も多く分離される。Ⅶ型菌の多くが多剤耐性を示...

要約 機械収穫したイアコーンは細断型ロールベーラで密封梱包でき、1年間保存可能な良質サイレージができる。TDN含量は約80%DMで圧片トウモロコシの代替に約2kgDM/日は泌乳牛に給与できる。収量905kgDM/10a以上で...

要約 新たに開発した雌牛の泌乳持続性を表す指標(分娩後240日目と60日目の乳量の差)の活用により、乳房炎発生の抑制と長命性が改良できる。公表した泌乳持続性に関する種雄牛の遺伝的能力は視覚的にわかりやすく...

耕種農家主体の地域資源を活用した堆肥づくりシステムの形成と運営の要点
要約 耕種農家を主体とした地域資源活用による堆肥づくりシステムの形成・運営には、堆肥づくり技術の普及や堆肥材料の収集を促す工夫による農家の活動意欲向上、農家が満足する堆肥の品質と販売価格の維持、一般...

TMRセンターを核とする飼料イネ、焼酎粕濃縮液等の調製・利用システム
要約 飼料イネ、焼酎粕濃縮液等をTMRセンターで発酵TMRに調製し、乳用牛や肉用牛に給与して飼料自給率を向上するシステムである。TDN自給率は泌乳牛で26ポイント、肥育牛(仕上げ期)で40ポイント以上向上できる。 ...

ミカン粕サイレージ給与は血中、乳中のβ-クリプトキサンチン濃度を増加させる
要約 食品加工残渣である温州ミカンジュース粕(ミカン粕)はサイレージ調製により保存が可能で、泌乳牛用混合飼料に乾物あたり20%混合すると血中および乳脂肪中のβ-クリプトキサンチン含量が顕著に増加する。 キー...

夏季周産期牛で血中NEFA濃度および乳成分はTDN充足率推定の指標となる
要約 夏季周産期乳牛において、分娩10日前から分娩後3週間の期間ではTDN充足率と血漿中NEFA濃度との間に高い負の相関があり、分娩1週間後ではTDN充足率と乳脂肪率との間に高い負の相関が、乳糖率との間に高い正の...

要約 窒素付加牛ふん堆肥ペレットの施用に伴う一酸化二窒素の発生は、窒素施用量あたりで、バラ状堆肥よりは高いものの、非窒素付加堆肥ペレットより少ない。特に施用後の一酸化二窒素発生ピークが低減する。 キ...

搾乳牛ふん尿の堆積型堆肥化過程における切り返し直後の一酸化二窒素排出機構
要約 搾乳牛ふん尿の堆積型堆肥化過程では、表層において硝化が活発に起こり、亜硝酸態および硝酸態窒素が蓄積する。これらの窒素酸化物は、切り返し後に主にバクテリアによって急激に還元(脱窒)され、N2

要約 分娩後の乳牛では、高泌乳化に伴って人工授精開始時期の発情行動が微弱化している。また発情回帰後に再び無発情に戻る例も、総頭数に対して15%、無発情排卵総数に対して13%存在する。さらに早すぎる初回発情...

時間制限放牧とオーチャードグラス採草兼用地利用による省面積な放牧システム
要約 畑地型酪農地帯では時間制限放牧により昼夜放牧の1/3~2/3の面積で放牧を導入でき、採草兼用地の草種をチモシーからオーチャードグラスとすると、さらに面積を削減可能である。通年舎飼よりも労働時間が126...

乾乳期間30日への短縮は泌乳前期の乳量を抑制し乳牛の栄養状態を改善する
要約 乾乳期間30日への短縮は、泌乳前期の乳量が抑えられ、乳タンパク質率が増加する。また、乾乳期間短縮によりTDN充足率が上昇傾向を示し、体重およびボディコンディションスコアの低下が小さく、泌乳前期の乳...