要約 可視から中間赤外に感度をもつ小型の分光センサによって,水稲群落のバイオマス,葉面積指数,窒素含有量など生育診断の基礎となる生育情報を非破壊で迅速に推定する手法を開発した. 背景・ねらい 作物の栽培管...
要約 らい小麦のもつ耐寒性や耐肥性などの特性を利用し,小麦作に不適な根釧地区を含む北海道東部地域に導入すれば,700kg/10a以上のわらを収穫でき,酪農地帯のわら不足解消に役立つ可能性がある。 背景・ねらい 酪...
要約 窒素多量施用条件下でトウモロコシを生育させた場合でも、硝酸態窒素の大部分は茎に含まれていた。従って、硝酸態窒素濃度を許容限界とされる0.2%以下にするには、茎割合が低くなる黄熟期にトウモロコシを...
要約 窒素多量施用条件下でトウモロコシを生育させた場合でも、硝酸態窒素の大部分は茎に含まれていた。従って、硝酸態窒素濃度を許容限界とされる0.2%以下にするには、茎割合が低くなる黄熟期にトウモロコシを利...
要約 可視から中間赤外に感度をもつ小型の分光センサによって,水稲群落のバイオマス,葉面積指数,窒素含有量など生育診断の基礎となる生育情報を非破壊で迅速に推定する手法を開発した。 背景・ねらい 作物の...
肥料の連用にともなう南九州各種火山性土壌浸透水中の硫酸イオン濃度の推移
要約 施用した硫酸イオンが南九州各種火山性土壌地下1mの土壌浸透水中に急増するまでの年数は土壌の種類によって異なり,土壌の硫酸イオン保持能に依存する。その後の硫酸イオン溶脱量は土壌の種類をとわず,降...
要約 岩手県北部沿岸地域の桑園で「やませ」気象年に多発しているクワ枝条の基部折損倒伏症はクワ枝軟腐病の1症状と診断され、Erwinia carotovora subsp. carotovoraを病原と認める。発生機作および当面の防除対...
リノベータを利用したバヒアグラス草地へのイタリアンライグラスの追播による周年採草体系
要約 草地更新用に開発されたリノベータを用いて、秋にイタリアンライグラス種子をバヒアグラス草地に追播し、春にイタリアンライグラスを採草利用し、夏にはバヒアグラスを採草利用する周年採草技術を開発した。...
要約 嫌気土壌中に播種した催芽種子の苗立ちは低温下で低下し、また品種間の差も大きいが、温暖地西部では6月の代掻き直後の散播により、通常品種で酸素供給剤なしでも良好な苗立ちが得られる。 背景・ねらい ...
要約 施肥量が少ないほどトマト茎葉の生育は抑制され、果実の糖度は低下する。収量は標準施肥(N20kg/10a)より30%の減肥条件では増収するが、60%の減肥条件では減収する。減肥による生育、収量の抑制は接ぎ木...
要約 小麦奨励品種「農林61号」の省力施肥法として、基肥:IB化成-穂肥:NK化成体系は慣行施肥法での分げつ肥を省略でき、かつ、高品質で安定多収が得られる。また、速効性化成と被覆尿素との複合化成肥料による...
要約 「はえぬき」の穂揃期における茎葉ケイ酸濃度を8%以上確保することができれば、穂いもち病発生程度を10%程度軽減することが可能である。 背景・ねらい 近年、環境保全型農業の推進に伴い各種資材による土づ...
要約 重量野菜を入れた100kg程度のコンテナを拾い上げ、運搬するための多関節型アームやハンドを装備した2機種の自走式作業機を開発した。1号機はパワーアシスト方式の簡易構造型で、2号機は全可動部を遠隔操作可...
寒地の乾田播種早期湛水直播水稲の収量安定のための窒素施肥技術
要約 寒地の乾田粉衣土中条播鎮圧早期湛水直播(乾田直播)では、早生品種を早期播種した上で、速効性肥料の側条施肥 6~8kgN/10aと肥効調節型肥料(被覆尿素40日タイプ)2kgN/10aを使用すると生育量が早期に確保...
要約 コシヒカリの穂肥に倒伏軽減剤(ウニコナゾ-ル P)入り化成肥料を用いると適期に施用でき,穂数,一穂もみ数が確保される。草型の改善によって,千粒重が高まり,増収する。倒伏しやすく栽培が困難であった小麦後...
早期コシヒカリ栽培における良食味米生産のための土壌型別窒素施肥法
要約 コシヒカリを倒伏されることなく540kg/10a以上の収量を確保し,食味関連成分である白米中の粗タンパク含量を 6.9%以下に抑える適正な基肥窒素量は,10a当たり多湿黒ボク土では5kg,中粗粒灰色低地土,中粗粒グラ...
要約 秋冬ハクサイの施肥は、肥効調節型肥料の全量基肥施用により慣行分施法と同等かやや優れた収量が得られる。この施肥法は、追肥労力を軽減するとともに、施肥窒素の20%も可能であり、かつ、窒素利用効率が高...
要約 シクラメンの底面給水栽培で、培養土として市販の調整ピート、基肥として初期溶出を抑えた緩効性肥料を最終鉢替え時に施用することで追肥回数を減らし、より省力的に均一良品の大量生産が可能となる。 背景...
要約 ハイドランジアの品質向上のために、現場で利用できる簡易な栄養診断法の確立と、生育ステージ別の診断指標を作成し、概ねそれに添った施肥管理をすれば、良品のハイドランジアが安定生産できることを明らか...
要約 水稲の収穫が遅れた場合、麦の晩播回避のため、水稲立毛中に麦類を散播し、水稲をコンバインで収穫し、細断した排出切りわらで被覆することによって、苗立ちが確保され、安定収量が得られる。 背景・ねらい ...