要約 簡易な機構によって無人追従走行が可能な自動追従運搬車を開発し、選択式キャベツ収穫機との協調作業に供試した場合、全長100mの圃場では収穫調製・運搬作業は慣行作業に比べて約20%の省力化が可能である。 ...
トルコギキョウの点滴灌水施肥栽培における養水分管理プログラム
要約 トルコギキョウの灌水施肥栽培に適切な養水分管理プログラムを、植物体の養分吸収及び蒸発散量に基づいて作成した。 キーワード トルコギキョウ、点滴灌水施肥栽培、養液土耕、プログラム
背景・ねらい ...
要約 リンゴの「葉とらず栽培」における好適樹相は平均新梢長10~20cm、葉色(SPAD値)48~52、葉面積23~30cm2、2次伸長枝率10%以下、葉中窒素濃度1.8%以下である。この樹相により、着色度140以上、均一度80%以...
要約 麦跡の大豆不耕起狭畦栽培での雑草防除法は、麦収穫時の細断麦稈をそのまま大豆栽培に利用し、大豆播種前又は播種後に茎葉処理除草剤を散布し、更に播種後に土壌処理剤を散布する体系または同時処理の方法で...
我が国独自の組換え技術を統合した安心な複合病害抵抗性組換えイネの作出法
要約 導入遺伝子を可食部で働かせない技術、イネ遺伝子を使った組換え体の選抜技術および野菜由来のディフェンシン遺伝子などの遺伝子組換え技術を統合することで、安心に配慮し複合病害抵抗性が付与された組換え...
要約 慣行苗を利用する挿苗機の作業性能は、10a当たり1.5~2.2時間で人力対比4~5倍の能率向上が図られた。植付精度は適応苗条件下で正常植95%以上が確保され、人力補植を必要とせず、大幅な省力化と労働負担軽減...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
要約 秋輪ギク「神馬」にイオンビームを照射して得られた変異体より、無側枝性で花容草姿の優れた「今神(いまじん)」、「新神(あらじん)」の2品種を育成した。 キーワード キク、イオンビーム、放射線、新品...
イチゴ「さがほのか」の高設育苗ベンチによるモミガラ無仮植育苗法
要約 イチゴ「さがほのか」は、高設育苗ベンチにおいてモミガラを育苗培地とした無仮植育苗が可能で、親株を6月中旬に植え付けた場合には、子苗は15倍程度に増殖でき、育苗床への施肥によって苗質が向上する。 キ...
要約 イグサ栽培において、被覆尿素を基肥に施用することで、現行窒素施肥と比べ、総窒素施用量を2割減量、窒素追肥回数を4回から1回に減らすことができ、なお、現行施肥体系と同等以上の収量・品質が得られる。 ...
衛星リモートセンシングによる米粒タンパクマップの高度化と利活用方策
要約 米粒タンパクマップの精度を向上するには、衛星観測期間を成熟期前 20 日間とし、成熟期遅れに応じて推定値を補正する。対象地域にタンパクの統計情報があれば地上調査が省力化でき る。またタンパクマップ...
環状はく皮および針金結縛処理による共台主幹形モモの樹勢抑制と品質向上
要約 水田に植栽された共台で主幹形のモモは、樹勢が強く、品質面での問題を抱えているが、収穫の30~15日前に、主幹部に対して幅5mmの環状はく皮または針金結縛処理を行うと、副梢の伸長が抑制され、果実の糖度...
リンゴの低樹高栽培を実現する改良ソーレンと改良ソラックス樹形
要約 リンゴのわい化栽培において、主幹形に代わって改良ソーレン、改良ソラックス樹形を用いるとJM5を中間台として使用した場合には結果部位を1.5~2.0mまでに、JM7を使用した場合には結果部位を2.5mまでに抑...
要約 「毛豆」の三品種を用いて、トンネルマルチと無被覆栽培の作型の組み合わせによる約3ヶ月間の連続収穫体系である。家族労働力2人、旬労働時間を64時間とすれば、この体系の最適な作型別作付面積の合計は39.4...
気象予報を利用した穂いもちの防除要否意思決定による防除散布回数の削減
要約 穂いもち防除散布回数削減のため、止葉での葉いもち発生状況と出穂期前後の気象予測からの穂いもち防除要否の判断フローを作成した。これは、散布剤を用いて穂いもちを行う要否および防除時期の意思決定支援...
細断型ロールベーラによる飼料用トウモロコシの省力的収穫調製技術
要約 細断型ロールベーラによる飼料用トウモロコシ収穫調製作業は2名で行えることから、従来体系と比較して延労働時間を半分以下に軽減できる。また、生産されたベールは高密度で発酵品質に優れ、変敗によるロス...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
要約 ほうれんそう調製機を用いた調製作業において、本葉第1・2葉高が13cm未満、かつ本葉第3・4葉高が19cm以上であれば、第1・2本葉除去株率は60%以上で、損傷株率は60%未満となり、調製機の標準設定に適応...
要約 比較的温暖な地域におけるオウトウの根域制限Y字形仕立て栽培において、5、6年生樹では「香夏錦」の収量が多い。 キーワード オウトウ、品種、根域制限栽培、Y字形仕立て、栽培適性、香夏錦 背景・ねらい ...
「大津四号」は夏季せん定を伴わない春枝母枝利用の交互結実栽培法が有利
要約 「大津四号」では、夏季せん定を伴わない春枝母枝を利用した交互結実栽培によって、夏季せん定による夏枝母枝を利用した交互結実栽培と同等に商品性の高いS~L階級果実の安定生産が可能であり、省力化の面...