要約 四季成り性イチゴ品種「栃木18号」は夏秋どり栽培に適し、高品質で収量性が高い。 キーワード イチゴ、夏秋どり栽培、四季成り性、果実品質
背景・ねらい イチゴは、端境期の7月から10月にかけて業務用...
要約 チャ炭疽病抵抗性は、ほとんど遺伝子の相加効果によって決まり、優性効果は極小さい。遺伝率は、広義、狭義ともに高く、環境による変動は極めて小さい。正逆交配間で差異は認められない。エピスタシスの存在...
要約 糖度が高く、果実品質が優れ、大果系で省力的な促成栽培用のイチゴ新品種「熊研い548」を育成した。 キーワード イチゴ、促成栽培、糖度、大果、省力、新品種 背景・ねらい 熊本県のイチゴは、ここ数年作付...
要約 ナシ炭疽病に対してジチアノン、アゾキシストロビン、フルアジナム、クレソキシムメチル、キャプタン・ベノミルの5剤が有効である。なお、ジチアノン、アゾキシストロビンの2剤については他の3剤に比べて耐...
要約 「女峰」と「宝交早生」の交配系統に「とよのか」と「濃姫」の交配系統を交配して得られたイチゴ新品種「美濃娘」は食味、硬度、外観等の果実品質が優れ、連続出蕾性が優れるため多収である。 キーワード イ...
要約 イチゴ新品種「サマープリンセス」は四季成り性で、果実の形状や色沢などの果実品質が優れ、奇形果や乱形果が少なく収量性が高く、夏季冷涼な地域で7~11月に収穫する夏秋どり栽培に適した品種である。 キー...
クワシロカイガラムシ抵抗性のDNAマーカー選抜可能な茶中間母本候補2系統
要約 ‘KM8’および‘KM62’は‘さやまかおり’由来のクワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を有し、これに連鎖するDNAマーカーにより後代の選抜が可能である。また炭疽病、輪斑病にも抵抗性であり、耐病虫性の交配母...
要約 極早生で香味に優れる玉露用新品種「53- 7」を育成した。萌芽期及び摘採期は「さみどり」に比べ7日早く、樹姿は直立型で樹勢がやや強く株張りが大きい。製茶品質は「さみどり」と同様に良質で、特に香味に優...
要約 マンゴー(品種:アーウイン)を摂氏10度の低温条件で流通させることにより、果皮の炭疽病様黒色斑点の発生が抑制され、果皮色も向上する。 キーワード マンゴー、アーウイン、炭疽病様黒色斑点、低温流通 ...
機械摘みにも適する良質・多収てん茶用新品種候補「53-38」
要約 手摘みだけでなく機械摘みにも適する良質・多収てん茶用新品種「53-38」を育成した。「さみどり」に比べ樹勢がやや強く株張りに優れる。製茶品質は「さみどり」、「あさひ」と同様に良質で、特にてん茶とし...
要約 性フェロモン剤と顆粒病ウイルス剤の利用と土着天敵の保護活用、および二番茶摘採後のせん枝処理よる病害伝染源の除去を組み入れた茶の病害虫防除体系は、化学合成農薬の使用を半減以下にすることが可能であ...
要約 チャ遺伝資源の主要なチャ品種・系統500種類の炭疸病抵抗性は、炭疸病拡大抵抗性検定法を用いて検定でき、中国変種の導入中国系統及びアッサム変種とそれらの交雑後代は炭疽病抵抗性が強い。 キーワード チ...
アントシアニン高含有チャ育成のための新中間母本候補'F95181'
要約 チャの近縁野生種Camellia taliensis とチャの‘おくむさし’の種間交雑から新芽のアントシアニン含有率が高い系統F95181を育成した。この系統を母本に用いると、アントシアニン含有率が0.7%以上の高含有個体...
要約 ピーマン桔梗13号’は、核遺伝子型雄性不稔性と疫病抵抗性を有する中間母本候補系統で、雄性不稔性の育種素材あるいは疫病抵抗性台木用F1品種育成のための種子親として利用できる。 キーワード ピーマン、中...
要約 残効期間の長い殺菌剤と固着性展着剤の利用により、年間の散布回数を8回とした防除体系で、リンゴの主要病害が防除できる。 キーワード リンゴ病害、散布回数削減、展着剤 背景・ねらい 秋田県のリンゴ病害...
要約 ‘さいのみどり’は関東等の冷涼茶産地において‘やぶきた’より摘採期が約2日早い早生の緑茶用品種候補である。従来の主要な早生品種である‘さやまかおり’よりも炭疽病に強く、また、クワシロカイガラムシに対...
要約 硬化した成葉にチャ炭疸病菌を付傷接種し、オアシス育苗形成培地を使用した実験系で2週間培養すると、炭疸病拡大抵抗性の差異に基づく病斑が形成され、抵抗性を4段階に評価できる。 キーワード チャ、チャ炭...
要約 イチゴ疫病は、育苗期の二次伝染において、まず土壌が汚染してイチゴに感染、発病する。イチゴの育苗期のビニル被覆による雨よけは、疫病菌の周辺への飛散を少なくし、二次伝染を抑制できる。 キーワード イ...
要約 「みやまかおり」は良質、多収の緑茶用新品種である。摘採期が「やぶきた」より7~8日遅い晩生種で、品種の組合せにより収穫期間を延長できる。 キーワード みやまかおり、良質、多収、晩生、チャ 背景・ね...
要約 「はるもえぎ」は、輪斑病に耐病性の緑茶用新品種候補である。摘採期が「やぶきた」より1~2日遅い中生種で、耐寒性も優れる。アミノ酸含有率が高く、製茶品質は、色沢が鮮緑色で、香味は温和でまろやかであ...