要約 ソバ新品種候補「九州7号」は春まき品種「春のいぶき」と比較し穂発芽しにくく、春まき適期および10日ほど遅まきの条件においても多収で、容積重が重い。夏まき栽培では、夏まき品種「さちいずみ」と比較し...
要約 DNAマーカー(ST48、ST49、ST64、ST72、ST82、ST89)は、それぞれイネ縞葉枯病抵抗性と感受性品種間において異なるDNA断片を増幅する共優性マーカーで、インド型イネ品種「Modan」由来の縞葉枯病抵抗性イネ個...
豆腐加工適性が良好で倒伏に強い大豆新品種「ことゆたか」(旧系統名「九州136号」)
要約 「ことゆたか」は温暖地向けに育成された豆腐用黄大豆であり、タマホマレよりも豆腐加工適性が高い。また、耐倒伏性に強く、青立ちもほとんどない。 キーワード ダイズ、豆腐加工適性、耐倒伏性、落葉 背景...
要約 ナシ栽培品種について、SSRマーカー遺伝子型と自家不和合性遺伝子型のデータベース化により、品種判別、親子鑑定などのDNA鑑定を高い精度で行うことができる。 キーワード ナシ、SSRマーカー、自家不和合...
大果で早熟なビワ新品種「涼峰」(りょうほう)(系統名:ビワ長崎6号)
要約 ビワ新品種「涼峰」(りょうほう)(系統名:ビワ長崎6号)*は、「楠」に「茂木」を交雑して育成した早熟な品種である。ほぼ同時期に成熟する「長崎早生」と比べ大果となる。また、果肉は柔軟多汁であり食味...
要約 高知県の早期栽培向き酒造好適米品種「風鳴子」を育成し、奨励品種に採用された。「風鳴子」は「一本〆」とほぼ同熟期で大粒、いもち病に強い。収量は同程度で、外観品質は良く、酒造適性及び醸造した酒の特...
要約 セイヨウナシ品種「ラ・フランス」の遺伝子地図を作成し、黒星病抵抗性を第2連鎖群に位置付けることができる。本地図及び黒星病抵抗性の情報は、黒星病抵抗性を持つ新品種育成や起源の異なる黒星病抵抗性の...
要約 高級酒用酒米新品種「佐香錦」を育成した。「五百万石」よりも5日程度晩生で、多収である。玄米品質は「五百万石」並みで良質である。醸造適性は「五百万石」を上回り、きき酒評価は「山田錦」と同程度であ...
要約 イチゴ新品種「サンチーゴ」は、炭そ病抵抗性を持ち、大果で収量が多く、果実品質が極めて優れた促成栽培用品種である。果実は、食味が良好で、ビタミンC含量が高く、「女峰」に匹敵する硬度を持ち、整った...
サツマイモネコブセンチュウ2系統に対するカンショ主要品種の抵抗性
要約 サツマイモネコブセンチュウ西合志系統と都城系統のカンショ主要品種での増殖率は、品種間および線虫系統間で大きく異なる。ミナミユタカ等9品種は両系統に対し増殖率1倍以下の抵抗性強、農林2号等3品種は西...
要約 リンゴ新品種「さんたろう」は、「はつあき」に「スターキング・デリシャス」を交雑して育成した中生品種である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。生食用品種の中では酸味が強い。果実は大きく、...
濃赤色で酸味のある中生のリンゴ新品種候補「リンゴ盛岡50号」
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡50号」は、「はつあき」に「スターキング・デリシャス」を交雑して育成した中生系統である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。生食用品種の中では酸味が強い。果実は...
要約 新しい切花用バラ品種「ロゼヴィアン」を交雑育種により育成した。新品種の花色、花形は親品種「ローテローゼ」に類似する。「ローテローゼ」に比べ、花首長や葉長・葉幅が短いことから、草姿はコンパクトに...
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡49号」は、「あかね」に「Early Blaze」を交雑して育成した極早生系統である。赤色リンゴで、着色がやや不良で果梗が短いが既存の極早生品種と比べて良食味で、日持ち性が優れ...
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡56号」は、「ふじ」に「はつあき」を交雑して育成した中晩生系統である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。芳香があり、甘く、食味良好である。果実はやや小さいが、...
外観・食味が優れた中生のリンゴ新品種候補「リンゴ盛岡56号」
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡56号」は、「ふじ」に「はつあき」を交雑して育成した中生系統である。果皮は濃赤色で着色が優れ、外観良好である。芳香があり、甘く、食味良好である。果実はやや小さいが、...
要約 リンゴ新品種候補「リンゴ盛岡49号」は、「あかね」に「アーリー・ブレイズ」を交雑して育成した極早生の赤色リンゴ系統である。着色がやや不良で果梗が短いが既存の極早生品種と比べて良食味で、日持ち性...
成果の内容・特徴