要約 「女峰」と「宝交早生」の交配系統に「とよのか」と「濃姫」の交配系統を交配して得られたイチゴ新品種「美濃娘」は食味、硬度、外観等の果実品質が優れ、連続出蕾性が優れるため多収である。 キーワード イ...
要約 神奈川県育成の根深ネギ品種「湘南」から集団選抜により育成した新品種「湘南一本」は「湘南」の良食味を残し、葉折れの軽減、葉鞘首部の伸長性向上など栽培上の特性が改善され、実用的に分げつが少ない。 ...
要約 「宮崎N2号」は、果実が1人が1回に食べる適量と予想される大きさの品種である。雌花の着生数が多く、収量は通常の品種に比べて多い。普通栽培および半促成栽培に適する。 キーワード ニガウリ、育種、F...
要約 摂氏25度以上の高温登熟条件下における食味を評価する指標としては、テクスチャー特性値(H/-H)が有効である。 キーワード 高温、食味、水稲、理化学的特性 背景・ねらい 近年、水稲の登熟期間中が高温にな...
要約 SSRマーカーを利用すると、日本水稲121品種間すべてでDNA多型が検出され、多型率と近縁係数との間には負の相関が認められる。この情報を活用することにより、日本水稲品種間の雑種集団でもDNA多型に基づく分...
要約 リンゴ「千秋」に「ひめかみ」を交配し、着色が良好で甘酸適和な食味を有する中生のリンゴ新品種「緋のあづま」を選抜、育成した。福島県での成熟期は9月下旬~10月上旬で、「つがる」と「ふじ」の間に出荷...
要約 「今田早生」の珠心胚実生である「広島果研7号」は、育成地での成熟期が9月下旬で、同時期の極早生ウンシュウに比べて糖度が高く、減酸が早い。 キーワード カンキツ、品種、育種、極早生ウンシュウ、珠心...
法面等の雑草鋤込み・露地ビニルマルチによる土壌物理性改善と雑草発芽抑制
要約 水稲「岡山赤糯61号」は、晩生の赤米、糯性品種で、赤米種としては耐倒伏性が強い。玄米の色は赤褐色で、紅白もち、赤飯等に利用できる。 キーワード イネ、岡山赤糯61号、赤米、糯性、晩生 背景・ねらい 岡...
11月に成熟する減酸の早いカンキツ交雑品種「広島果研11号」の育成
要約 「広島果研11号」は、「清見」と「サザンレッド」を交配して育成した大果で減 酸が早く良食味のマンダリンタイプの交雑品種で、育成地では11月下旬が成熟期となる。 キーワード カンキツ、品種、育種、マ...
早生多収なエビイモ栽培用サトイモ新品種候補「京都えびいも1号」
要約 個体選抜により早生で多収なエビイモ栽培用新品種を育成した。この新品種は、在来系統と比べて芋数が5割多く、子芋が大きくて5割増収可能である。そして、孫芋の形が卵型であり、「こえびちゃん」出荷には...
夏秋どりに向くイチゴ四季成り性品種「なつあかり」及び「デコルージュ」
要約 「なつあかり」は四季成り性で、果実が大きく、食味が優れるため、夏秋期の生食用として利用できる。「デコルージュ」は四季成り性で、うどんこ病に強く、果実が硬く、果の揃い、光沢、果実外観が優れるため...
サツマイモの食物繊維含量向上による機能性強化は育種的に可能である
要約 サツマイモ塊根に含まれる食物繊維は、ビフィズス菌類を活性化する機能を有し、その食物繊維含量には明確な品種間差異が認められ、広義の遺伝率は比較的高い。また、水溶性食物繊維含量と収量との関連は認め...
サツマイモの食物繊維含量向上による機能性強化は育種的に可能である
要約 サツマイモ塊根に含まれる食物繊維は、ビフィズス菌類を活性化する機能を有し、その食物繊維含量には明確な品種間差異が認められ、広義の遺伝率は比較的高い。また、水溶性食物繊維含量と収量との関連は認め...
要約 玄米半粒から DNA を抽出して鋳型とし、デンプン特性やタンパク質特性に関する各種プライマー存在下で PCR を行い、その結果に基づいて食味や物理特性を推定して選抜を行い、胚芽を有する残りの半粒で有望な...
夏秋どりに向くイチゴ四季成り性品種候補「盛岡29号」及び「盛岡31号」
要約 「なつあかり」は四季成り性で、果実が大きく、食味が優れるため、夏秋期の生食用として利用できる。「デコルージュ」は四季成り性で、うどんこ病に強く、果実が硬く、果の揃い、光沢、果実外観が優れるため...
新規用途向け食用ひえ品種の育種素材となる低アミロース含有系統
要約 岩手県で栽培されていたひえ在来系統は、アミロース含有量が低く、栽培地域・年度による変動が小さい。本系統のデンプンは、既存品種に比べて粘度が高く冷めても硬くなりにくい糊化特性を有しており、新規加...
水稲の穂発芽性検定における判定精度向上のための新たな判別品種
要約 水稲の穂発芽性検定における熟期群ごとの判定精度向上のため、既存判別品種の見直しを行うとともに、新たに5品種を選定した。 キーワード 水稲、穂発芽性検定、判別品種 背景・ねらい 水稲の品種特性の一つ...
要約 イチジクの交雑実生を、発芽直後から双葉展開後にコルヒチン0.01%水溶液に8~16時間浸漬すると、実生は効率よく四倍体となる。 キーワード イチジク、交雑実生、コルヒチン、四倍体 背景・ねらい イチジク...
要約 STS-PCR法により、平成12年度導入新奨励品種「めんこいな」の精白米1粒からの品種判別法を開発し、明確な秋田県奨励米の品種判別が可能である。 キーワード DNA鑑定、めんこいな、STS-PCR法、精白米1粒、...
要約 牛肉中の遊離アミノ酸組成は、間接検定材料牛において種雄牛間で差が認められ、また、農家で肥育された特定種雄牛産子のDNAマーカーを用いた連鎖解析により、個々の遊離アミノ酸比率と連鎖する領域が見出さ...