成長点局所加温とCO2施用を組み合わせた高収益ミニトマト栽培技術
要約 温風ダクトをミニトマト群落上に吊り下げ、成長点付近を局所的に加温することで、暖房に係る燃料消費は10%削減できる。吊り下げたダクトを利用しCO2施用を行うことで収量は8%増加する。技術の導...
要約 保水性の高いパルプ培地を利用してかん水の低頻度化を図ることにより、人工光源を設置した多段棚での簡易な方式で、赤色系かいわれ大根、ダッタンソバスプラウト等を1週間程度で生産できる。 キーワード パ...
シュロガヤツリグサ等の浄化植物および微生物による廃液浄化システム
要約 栽培規模25aの青ネギ水耕栽培施設から平均濃度88mg/Lの硝酸性窒素が年間177t排出される廃液は、春期から秋期には浄化植物で、秋期から春期にかけてはシュロガヤツリグサ等の浄化植物と微生物により年間を通...
傾斜地域に対応した養液栽培体系における夏秋トマト作の経済性評価
要約 平張型傾斜ハウスと養液栽培装置を組み合わせた夏秋トマト栽培は、慣行の雨よけ栽培に比べ、収量で約75%、販売額で約94%、所得で約157%それぞれ増加する。また14.0t/10aの収量水準は、農業所得の確保に...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
要約 窒素やリンを高濃度に含むロックウール栽培排液のバイオジオフィルター水路による浄化にはエンサイ、ソルガム、ポーチュラカが適している。施設面積の数%のバイオジオフィルター水路にエンサイ等を栽培する...
要約 バラの新養液栽培システム導入のためには、実証試験等で普遍的な技術効果を認識させるとともに、技術面では養液で媒介する病菌の防除対策や養液組成の乱れを示す指標作成等の対策を講じることで、導入の可能...
要約 窒素やリンを高濃度に含むロックウール栽培排液のバイオジオフィルター水路による浄化にはエンサイ、ソルガム、ポーチュラカが適している。施設面積の数%のバイオジオフィルター水路にエンサイ等を栽培する...
要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
要約 バラ養液栽培において底面給水法を利用し排液を再利用することで、排液を施設外に排出しない栽培が可能になる。その際、培地の上からと排液溝へ同時に給液することで培地内の培養液濃度が安定し、増収する。...
温湯消毒と巻取補助装置を組入れたロングマット水耕苗の育苗・移植体系
要約 水稲ロングマット水耕苗の育苗・移植技術において、温湯消毒法および巻取補助装置を組み入れることにより、育苗から移植までのワンマンオペレーション可能な、環境保全にも配慮した、省力・軽作業の移植栽培...
要約 バラ新品種「湘南 キャンディ レッド」は、スプレータイプで花色は赤、花形はカップ咲きで、やや大きめの花を咲かせる。1茎の花数は5輪程度、側蕾が少なく、花の高さが良く揃う。養液栽培において生産性は...
要約 キクの養液栽培において、クリンカアッシュ、川砂の両培地はアクアフォームやパミスサンドなどの既存培地と同等の収量、品質の切り花を生産できる。また、ガーベラ、宿根スターチス、ソリダゴ等の宿根草類や...
要約 いちご「越後姫」の促成作型における養液栽培はロックウール耕の1段栽培で行い、培養液管理を、頂花房開花期以降EC 0.7~1.0dS/m、3月までは1日1回とする。 背景・ねらい 県オリジナル品種「越後姫」は...
要約 安全に処理できる安価な資材を活用することにより初期投資額が極めて低く抑えられる軟弱野菜栽培用の毛管式平床養液栽培装置を開発した。この養液栽培装置は設置が容易で、栽培終了時の廃液がほとんど出ない...
要約 ロックウール耕による養液栽培トマトの年間所得は土耕栽培を下回るが、労働時間は土耕栽培に比べて少なく、10a当り400万円程度の養液栽培システムであれば、土耕栽培並みの投下労働時間当り所得が確保でき...
省力・高収益を可能にするイチゴの循環式高設ロックウール養液栽培システム
背景・ねらい イチゴ栽培は、苗づくりを含めると1作が1年以上に及ぶ。しかも本ぽでの栽培管理や収穫・調整作業は、いずれも腰をかがめた劣悪な作業姿勢で行われ、年間労働時間は2,000時間に達する。そこで、高設...
要約 ナスの隔離床を利用した養液土耕による据置栽培では、培地量30 L/株、1主枝当たり側枝11本程度のV字4本仕立とし、秋冬季に弱小側枝の第1花房を摘除して第2花房に着果させることによって4年間の継続生...
要約 イチゴのNFT栽培で、養液栽培に適した品種を用い、定植後に発生するランナーを着けて栽培し、電照や反射フィルムの利用、更に、炭酸ガスを施用して栽培することで、大幅な多収となる。 キーワード イチゴ、N...
要約 毛管水耕は、湛液水耕に比べて葉ネギの品質が向上できる。水分制御は、草丈20~30cmの時期から、湛液槽水位を根面から1~2cm下げて行い、給液を60~120分間隔にすると葉色が濃く、葉先枯れの発生を少なくで...