要約 カンキツ新品種「肥の豊」は、「不知火」を種子親に「マーコット」を花粉親に交配して育成した珠心胚実生変異である。果実の形状は「不知火」と大きく変わらないが、樹勢が強く、減酸が早い。 キーワード カ...
要約 本システムでは、園内の雨水を取水・集水し、太陽電池ポンプによって揚水したのち、落差により自動かん水装置を用いてかん水できる。これにより、水源や商用電源のない傾斜地カンキツ園における水資源確保と...
要約 点滴かん水装置を利用し早生温州を液肥で栽培すると、年間の窒素量を慣行の70%としても、収量、果実品質は変わらない。 キーワード 早生温州、点滴かん水装置、液肥、減肥栽培 背景・ねらい かんきつ産地...
要約 早生温州の 11 月における果汁の糖度は9月1日の果径、9、10 月の合計降水量及び8月の気温を用いた重回帰式、また、クエン酸含量は満開日、9月1日の果径、9、10月の合計降水量及び 10 月気温を用いた...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により、気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 本支援システムにより、傾斜果樹園における園内道整備計画をパソコン上で簡易に作成できる。園内道の路線延長や勾配を表示できるほか、園地の鳥瞰図表示により、園地状況や園主の意向に応じた整備計画を効率...
カンキツ類のコルヒチン処理による単胚性四倍体の作出と三倍体育成への活用
要約 コルヒチン処理と茎頂接ぎ木法の併用により、カンキツ類の単胚性 四倍体を作出し、これを種子親とし二倍体を交配して得られる小粒の完全種子は、培養すると効率よく植物体に再生し、多くの三倍体が得られる...
カラタチ台早生温州の樹体に対するカンキツエクソコーティスウイロイド(CEVd)の影響
要約 カンキツエクソコーティスウイロイド(CEVd)は、カラタチ台の根の呼吸量や早生温州の生育を抑制する。しかし、着果負担が適正な条件下においては、1果実重、糖度および酸度に対する影響は無い。 背景・ねら...
カンキツ新品種「天草」苗木における自根の発生状況と樹勢及び果実品質
要約 カンキツ新品種「天草」の苗木においては自根の発生が多く見られる。自根発生樹は樹勢が旺盛で、樹冠容積も大きくなるが、果実の糖度、酸度は低くなる。佐賀県果樹試験場・常緑果樹研究室、宮崎県総合農業試...
施設栽培カンキツ「天草」の根域制御と透湿性シートマルチによる品質向上
要約 黒ボク土壌の施設内に栽植された「天草」は、根域を制御する高畝び高畝根域制限栽培に透湿性シートマルチを併用することで、適度な水分ストレスが付与され糖度が上昇するとともに着色が促進され品質が向上す...
要約 カンキツ「はるか」の収穫適期は、完全着色となり糖度が13度に達する2月中旬である。成熟果は果汁の糖含量が日向夏に比べて多く、ショ糖の割合が高く甘味が強い。有機酸はクエン酸の割合が低く、リンゴ酸の...
早熟で食味が良く食べやすいミカン新品種候補「カンキツ興津 54 号」
要約 ミカン新品種候補「カンキツ興津 54 号」は、「E- 647」に「宮川早生」を交雑して育成したミカンである。オレンジ様の風味があり良食味である。皮むきがし易く、じょうのう膜が薄く、種子が少なく食べやす...
無核性、良食味性及び機能性成分付与に有効なカンキツ中間母本候補「G-169」
要約 「G -169」は「キングマンダリン」と「無核紀州」の雑種である。果実は風味が良く良食味で、機能性成分に富む。また、健全花粉を持つが、雌性不稔で無核であるので、無核性、良食味性及び機能性成分高含有...
要約 カンキツ台木実生の主幹に別の台木の樹皮を皮接ぎすると、相対的に樹勢の弱い台木の樹皮を接いだ部分が太くなる。この現象を利用し、カンキツ台木の樹勢調節能を実生の段階で早期評価することが可能である。...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の 省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 カラタチのとげなし性の遺伝には一対の遺伝子が関与し、劣性ホモの個体はとげなしとなる。 背景・ねらい カンキツ類の実生苗には一般にとげがあり、台木養成や芽接ぎ繁殖を行う上で支障となる。特にカラタチ...
スイングルシトルメロ台利用によるカンキツ「不知火」(デコポン)の樹勢強化
要約 樹勢の弱化しやすいカンキツ「不知火」(デコポン)は、スイングルシトルメロを台木に利用することにより、果実品質を低下することなく樹勢が強化され、収量が増加する。 背景・ねらい
カンキツ「不知...
カンキツ作における園内作業道・小型機械導入の規模拡大・所得増大効果
要約 園内作業道・小型機械化技術のカンキツ作経営への導入は,ハウスミカンがある場合は新技術を導入しない時と比べ面積で100a,所得で8.5%の増加をもたらす。また,ハウスミカンがない場合は,新技術を導入...
要約 「杉山温州」成木における栽培では加里肥料の低減が可能で、数年間の連続無施用あるいは慣行施肥量の50%程度を削減できる。 背景・ねらい
温州みかんにおいて、生産現場では加里欠乏症ないし過剰症が...
要約 「ありあけ」タンゴールへのカンキツ類を用いた中間台利用(二重接ぎ)は幼木時からの果実品質を向上させる。 背景・ねらい
「ありあけ」タンゴールは年内に出荷が可能なネーブルオレンジ様のみかんと...