わい化栽培リンゴ「ふじ」での着色向上のための窒素施肥基準の策定
要約 わい化栽培「ふじ」における着色を考慮した窒素施肥基準を策定した。これまでの慣行窒素施肥量から、栽培地域の年平均気温により区分した必要施肥量に削減することで、収量や果実品質を低下させることなく、...
安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
要約 食料不足が深刻なアフリカで、圃場湛水のための畦畔を備え、均平•代掻・苗移植等の作業で特徴付けられる「アジア型水田稲作」の有効性を実証し、計画から維持管理、施設の補修までの一連の整備技術及び...
要約 カラーピーマンの促成栽培においては、低濃度の追肥をかん水と同時に施肥することにより、土壌溶液中の硝酸イオン濃度の推移が緩やかになり、可販果収量が増加する。 キーワード カラーピーマン、収量、かん...
要約 カラーピーマンのかん水同時施肥栽培において、時期別のかん水量を制御し、窒素施肥量を3割減肥で管理すると葉柄汁液中の硝酸態窒素濃度が1100~2000ppmで推移し、慣行栽培を上回る収量を確保できる。また、...
要約 北陸地域の砂質浅耕土地帯のコシヒカリでは出穂前の極端な葉色の低下は登熟期間の葉色の凋落につながる。基白、背白粒の発生比率は出穂前からの葉色との相関が高く、基白、背白粒発生軽減のための適正葉色値...
防根シートを用いた根域制限法によるブドウ「ピオーネ」の着色促進
要約 埋め込んだ防根シートで囲った土量530~1800Lの根域に大粒ブドウ「ピオーネ」を栽植すると、果皮の着色促進が図れる。最小土量の530Lでは、濃紫黒色の果房が最大約90%を占めるとともに、収穫期が最大10日...
要約 マルバ台「ふじ」の葉とらず栽培の適正な生育指標は、6月下旬の新梢長が15~25cm、新梢伸長停止率が100%、葉色は、新梢中位で38~43である。また、結果枝長が10cm以下、果台長が15mm前後、果台径が6~9mm、...
要約 ばれいしょ「スターライト」は、早生の加工食品用系統で、「ワセシロ」および「トヨシロ」に比べ収穫時から2月貯蔵までのポテトチップ適性が優れる。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性であり、そうか病に対...
イタリアンライグラスの葉色診断に基づく収量判定と部分追肥効果
要約 イタリアンライグラスの収穫時乾物収量は4月上旬追肥前の生育スコア(葉身の葉緑素計の読みSPAD値と草丈の積値)と正の相関関係がある。生育スコアの低い(カラー写真の緑度の薄い)ところに部分追肥を行うこ...
要約 生育量・収量など圃場内の数値データを自動的にカラーマップ化し、Webページとしてインターネット端末型の携帯電話やパソコンから閲覧する手法。圃場内情報が共有でき、必要な際に屋内外で簡単に閲覧できる...
要約 「三社」において加工適正の高いヘタ部果皮色指数4まで成熟させても、果頂部軟化しにくい果実を生産できる葉色基準は10月上旬のSPAD値が50~52程度である。 キーワード かき「三社」、葉色、果頂部軟化 背景...
要約 カラーピーマンの長期どり栽培に適する作型は1月下旬播種、4月上旬定植であり、基肥は多収効果のあったロングショウカルを用いる。整枝法は主枝4本仕立て、側枝2節摘心を行う。また、主枝第12分枝節まで主枝...
要約 ハイブリッドカラーの夏秋出し栽培において地温を25℃以下に抑えることにより、切り花本数が増加し、切り花品質が向上する。また、球根の肥大率が高くなる。 背景・ねらい ハイブリッドカラーの夏秋出し栽培...
要約 ぶどう「安芸クイーン」の有核栽培において、強樹勢による花振るい(不受精等による果粒の歯抜け状態)が起きる場合は、調整枝の利用により、秀品率が向上し、有核栽培の着粒安定法として有効である。 背景...
要約 水稲品種「つくし早生」の生育ステージ毎の稲体窒素吸収量を幼穂形成期8kg/10a、穂揃期11kg/10a、成熟期12kg/10aとすると穂数350本/m2、籾数2.7万粒/m2が確保でき、かつ玄米タンパク質含有率を良食味米の目...
要約 地上走行しながら連続的に圃場面の局所撮影を行い、GPSから得られる位置情報に基づき、圃場全体の平面画像として合成表示するシステムである。本システムは、局所栽培管理のための情報収集システムとして利...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
酒造好適米「山形酒49号(出羽燦々)」の高品質米生産のための施肥法と刈取適期
要約 「山形酒49号(出羽燦々)」の高位安定生産のための栽培指標を作成した。穂肥の追肥時期は出穂前20日が適当であり、この時の葉色は葉緑素計で約40である。刈取適期は、出穂後積算気温950℃~1,150℃である。 背...