車速連動ブロードキャスタの播種作業への適用による水稲乾田直播栽培の省力化
要約 車速連動ブロードキャスタを水稲乾田直播栽培での播種作業に適用できる。適正な作業幅は約8mであり、一般的なグレーンドリルによる播種作業に比べて所要時間を約1/3に短縮できる。表面散播での苗立ち率は砕...
要約 地下水位制御システム(FOEAS)は、幹線パイプの埋設下部の漏水が少ない圃場への導入が好適で、麦類は排水機能活用、大豆は排水と地下灌漑の両機能の利用で増収するなど、活用指針に従った利用方法により水田...
要約 黒ボク土乾田直播圃場で適正な減水深を得るためには、高水分条件で鎮圧することが必要である。段階的な鎮圧により、排水機能から湛水機能へと乾田直播に必要な圃場機能を順次付与することができる。 キーワ...
積雪寒冷地における不耕起V溝直播機の無代かき条件での水稲播種性能
要約 積雪寒冷地における不耕起V溝直播機の水稲播種性能は、事前の代かきや鎮圧作業を省略しても、慣行の水稲直播機と同等以上である。 キーワード 不耕起V溝直播機、水稲乾田直播、播種性能 背景・ねらい 温暖...
要約 現地圃場における栽培事例から、播種時期の天候不良による播種精度の低下が問題り、その改善策として、播種に浸種籾が使えること、雑草防除方法として一発処理剤を用いた体系処理の効果が高いこと、新品種「...
飼料用水稲品種「クサノホシ」の倒伏を抑制する稲体窒素吸収量の目安
要約 飼料用水稲品種「クサノホシ」を乾田直播で栽培する場合、黄熟期または成熟期の稲体窒素吸収量を18∼19gN/m2とすることで、黄熟期の倒伏程度は収穫作業や品質に支障が出ない2に抑制され、全乾物重(稈基部か...
中山間地域の不耕起乾田直播栽培におけるコシヒカリの全量基肥施肥法
要約 中山間地域における不耕起乾田直播栽培のコシヒカリには、リニア型被覆尿素肥料LP100(100日タイプ)とシグモイド型被覆尿素肥料LPS40(40日タイプ)を3:1の割合で慣行分施と同量の窒素量で全量基肥する...
要約 上耕起乾田直播栽培は耕起、代かき、播種時の過酸化石灰粉粒剤(カルパー)のコー ティングが上要で省力低コスト技術である。生産費から求めた均衡収量水準から目標収量は 420 kg/10a以上である。...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による大豆不耕起狭畦栽培技術
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用い、畦幅30cm間隔で大豆を播種する不耕起狭畦栽培を実施することで、播種期の作業の効率化、降雨による播種遅延の緩和、狭畦化による抑草と中耕培土の省略が可能となり...
要約 乾田土中早期湛水直播栽培を行うことで畑地化が促進され、エダマメは転作2年目まで増収し、ネギは転作2年目で連作畑並の収量が確保される。乗用管理機体系は歩行型体系に比べ作業時間が少なく省力化となり、...
要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
稲、雑草の生育ステージ予測技術を活用した栽培管理支援システム
要約 品種,移植・播種日、栽培面積、管理作業別の時間等の入力により、除草、穂肥、病害虫防除、収穫の予定時期とその作業時間が日単位で出力されるソフトで、多様な営農条件下においても作業競合のない適正な作...
要約 水稲省力化技術と麦・大豆による複合経営では、直播とロングマット水耕苗技術を組み合わせにおいて所得が高まる。特に不耕起乾直を組み合わせた場合、水稲生産コストを低減し高い収益性が得られる。 キーワ...
水稲の空気噴射式湛水直播機を利用した打ち込み施肥による全量基肥栽培
要約 代かき・施肥・播種作業を同時に行える空気噴射式湛水直播機を利用して、被覆尿素配合肥料を打ち込み施肥することにより、施肥労力の削減が図られるとともに、コシヒカリなど倒伏に弱い品種の湛水直播全量基...
水稲乾田直播における高タンパク種子の初期生育促進効果と生産方法
要約 タンパク質含有率9%以上の高タンパク質種子を利用すると寒地の乾田直播水稲の初期生育を促進できる.また,高タンパク質種子は出穂期に,淡色黒ボク土及び灰色低地土では10kg/10a,泥炭土では5kg/10aの...
要約 水稲越冬直播栽培における出芽状況は、条播栽培では、出芽が散播に比べて斉一である。このため、乾田期間の除草体系は水稲出芽前と出芽後1回処理の2回体系で除草効果は高い。一方、散播栽培では、出芽始期は...
要約 不耕起乾田直播栽培の全作業時間は10a当たり7.2時間と移植栽培に比較して35%の省力となり、1日あたりの家族労働報酬は38%増加する。大分県農業技術センター・農村計画部 背景・ねらい 不耕起乾田直播栽培(...
要約 大型機械による作業に好適な圃場の区画形状は、長辺200mの100a区画であり、最大200aまでである。また、雑草・病害虫防除作業のために水を補給する枡を設置する。 背景・ねらい 稲作の移植栽培、乾田直播栽培...
水稲中生品種の6月中旬播種乳苗移植栽培技術と水稲乾田直播の補完技術
要約 水稲中生品種を6月中旬に播種し下旬に移植する乳苗移植栽培が可能である。また、6月上旬の麦跡水稲乾田直播が断続的な降雨により不可能となった場合、準備した催芽種子を摂氏5度冷蔵保存すれば乳苗育苗に使...
要約 レーザー制御によりレベラー整地した圃場では均平度が高く、乾田直播栽培を行う場合、耕起型、不耕起型いずれの播種機でも高い苗立ち率が得られる。さらに、早期入水により除草剤散布回数は3回に削減でき、...