養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 背景・...
硫黄酸化細菌を使用したトマトロックウール栽培排液の硝酸態窒素除去法
要約 トマトロックウール栽培温室内に硫黄酸化細菌による浄化装置を設置することにより、硝酸態窒素濃度200ppm程度の排液を10ppm以下まで低下させることができる。 キーワード トマト、ロックウール栽培、排液、...
要約 チャのポット苗を、挿し木してから苗の発根が揃うまでは散水栽培、それ以降定植するまでは循環式養液栽培により、8~9ヶ月間育苗することで、ペーパーポット苗の約3倍の新梢重と根重を有する優れた1年生苗を...
要約 トマト養液栽培において、病害予防の目的で、次亜塩素酸を高濃度に含む弱酸性電解水を培養液に添加する場合、培養液のリン酸一アンモニウムを除けば有効塩素濃度0.7ppmまでは生育に影響しない。 キーワード ...
要約 湛水処理するとトマトの根は先端部分より基部にかけて徐々に壊死する。エバンスブルー溶液により壊死した部分は青く染色され、生きている白い部分と区別できる。画像ソフトウェアにより画像処理することで...
石灰硫黄系資材を濾材としたバイオジオフィルターによる養液栽培排液の浄化
要約 バイオジオフィルター水路の濾材として石灰硫黄系資材を用いることで、窒素やリンを高濃度に含む養液栽培排液を施設面積の3.5%程度の水路で効率的に浄化でき、窒素濃度を通年10 mg L-1以下に低減できる。...
循環式ロックウール栽培における養分吸収量のリアルタイム計測手法の開発
要約 少量頻繁の給液を行う循環式養液栽培において、給液にタイミングを合わせて、給液量とそのEC、及び、排液量とそのECを計測することによって養分吸収量をリアルタイムに計測できる手法を開発した。 キーワ...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。...
要約 銀資材と火山灰土(赤玉土)によるろ過の組み合わせで養液土耕の栽培廃液の除菌が可能である。 キーワード 養液土耕、廃液除菌、銀イオン、火山灰土,ろ過 背景・ねらい 養液土耕栽培で使用された廃液は液肥...
要約 促成イチゴの高設栽培において、肥効調節型肥料(ロングトータル180日タイプ)の元肥全量施肥により、低コストなイチゴ高設栽培が実現できる。この場合、発泡スチロール式栽培槽の方が、ハンモック式栽培槽よ...
要約 養液栽培において排出される排液中のリンを除去するために、鉄電極棒に直流電圧を加え沈殿させる簡易な排液処理方法が有効である。 キーワード 養液栽培、排液処理、リン 背景・ねらい かけ流し式養液栽培は...
石灰硫黄系資材を濾材としたバイオジオフィルターによる養液栽培排液の浄化
要約 バイオジオフィルター水路の濾材として石灰硫黄系資材を用いることで、窒素やリンを高濃度に含む養液栽培排液を施設面積の3.5%程度の水路で効率的に浄化でき、窒素濃度を通年10 mg L-1以下に低減できる。 ...
トマト根腐病防除における銀めっき資材からの銀イオンの溶出条件
要約 銀めっき資材からの銀イオン(以下Ag)の溶出は、培養液中の塩化物イオン(以下Cl)濃度と水温に影響され、原水水質及び水温から殺菌に有効な銀濃度を確保するのに必要な浸せき期間が推定できる。一方、原水...
高糖度トマト根域制限式養液栽培のための2系統給液循環システム
要約 2系統給液循環システムは、高糖度トマトの根域制限式養液栽培において、水ストレスを付与するストレス培養液とその他の成分からなる基本培養液を別系統で給液するもので、培地からの余剰排液はストレス培養...
要約 ロックウール栽培の余剰養液処理システムは、夏秋トマト栽培において戻り液の75%を再利用し、残り25%の排液中に含まれる窒素をイオウ酸化菌によりガス化して空中に発散させ、リンを浄水場発生汚泥に吸着さ...
要約 有機培地を用いた排液を出さない新たな閉鎖型トマト養液栽培システムを開発した。本システムは、養分吸収量を基に作成した培養液処方を用い、基本管理モデルにより給液EC及び培地給液量を管理するもので、...
中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培における樹皮培地の利用と給液管理法
要約 中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培において、中山間地で豊富な樹皮を培地として用い、天候や生育ステージに応じた給液管理を行うと、ロックウールの場合と同等の収量が得られる。タイマーのみの安価な給液制...
要約 島根型養液栽培システムは、5年以上連用が可能なヤシガラ主体の有機質培地を用いており、培養液ECを高精度に制御でき、排液中の肥料成分を少なくできる。 キーワード 養液栽培、果菜類、環境保全、有機質培...
傾斜ハウス及び傾斜地対応型養液供給システムによる夏秋トマト栽培体系
要約 通常ハウスの建設が困難な傾斜地で、均一な給液により畝間の収量差を解消した養液供給システムを構築し、傾斜ハウスを利用した夏秋トマト栽培体系を開発した結果、慣行雨よけ栽培に比べ、殺虫剤使用量が削減...
要約 緩液ろ過法による除菌ユニット等をエアリッチ・カンエキ方式に組み込んでや山形園試で開発した循環式養液栽培システムは、バラの栽培適応性が高く、かけ流し式養液栽培に比べて、収量、品質に大差ない栽培が...