要約 イチゴの実生苗を用いた栽培において、育苗期にセルトレイに25~45度の傾斜を与えることや、葉柄基部を押さえて横に倒すことで、その後の花房の伸長を一定方向に制御できる。 キーワード イチゴ、実生苗、花...
要約 低コスト耐候性鉄骨ハウスの建設に関わる環境負荷は、構造部材のインベントリデータを作成することにより推計できる。10a当たりのCO2総排出量は約16.6tであり、うち23%が基礎、70%が骨組材によるものであ...
水耕栽培トマトの吸水量を指標とした肥料成分の日施用法による草勢制御
要約 トマトの水耕栽培において、最大日吸水量を指標とする肥料成分の日施用法を用いることにより、従来の濃度管理法に比べて草勢の制御が容易な量的管理法を簡易に行うことができる。本法では、施肥量を削減で...
要約 栽培前に有機質肥料を無機化する微生物環境を培養液内に整えることにより、培養液中に添加した有機質肥料が速やかに硝酸態窒素に無機化され、有機質肥料を使ってトマトの養液栽培ができる。 キーワード 有...
要約 「香川型イチゴ高設・バッグ式養液栽培」において、花芽分化前の苗を定植すると開花が遅れるが、 未定植苗の花芽分化が確認されるころまで培養液の供給開始を遅らせると、開花の遅れを緩和することが できる...
要約 傾斜ハウスを冬季に有効利用できる山菜(コゴミ)のふかし栽培技術である。養成した根株を 1月中旬頃に掘り取り、傾斜ハウス内の装置でふかし栽培し、4月上旬までに収穫を終える。根株養成 ほ場10a当たり...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
傾斜地域に対応した養液栽培体系における夏秋トマト作の経済性評価
要約 平張型傾斜ハウスと養液栽培装置を組み合わせた夏秋トマト栽培は、慣行の雨よけ栽培に比べ、収量で約75%、販売額で約94%、所得で約157%それぞれ増加する。また14.0t/10aの収量水準は、農業所得の確保に...
要約 時間流量12L/hrの給水停止機構を備えたボタン型点滴潅水装置に、60の吐出孔を持つ点滴チューブを接続すれば、点滴孔当たりの時間流量0.2L/hrの極微量潅水同時施肥が可能となり、保水量が少なく、透水性の高...
傾斜地の低コスト施設を利用した夏秋トマト栽培を核とする栽培体系
要約 平張型傾斜ハウス及び傾斜地用養液供給装置を使用した夏秋トマト栽培体系と、これに冬作物を付加した周年利用体系である。夏秋トマト作では、慣行の簡易雨よけ栽培と比較して栽培期間が前後に延長できて収量...
要約 バラの養液栽培における排出肥料削減技術として、間欠給肥法と底面給液を組み合わせた栽培システムを開発した。この技術により、バラの収量は従来のロックウールかけ流し式と同程度で、投入肥料は66%削減、...
要約 pH条件を異にする養液栽培において、「ヒリュウ」の根活力は、土壌pH4.5の条件下ではpH6.0の場合と比べて25%程度低下する傾向にある。また、地上部および地下部の乾物重についても、土壌pH4.5の条件下ではpH...
環境保全型養液栽培システムにおけるナス用培養液処方と給液管理方法
要約 閉鎖型の環境保全型養液栽培において、促成ナスの養分吸収量を基に培養液処方を開発し、本処方の給液管理例を作成した。給液ECは定植~厳寒期が1.3dS/m、3月以降は1.0dS/mで管理することで慣行のかけ流し方...
要約 トマト養液栽培において、既存の掛け流し式装置を不織布と水位センサーを用いて貯留式装置へと改造することにより、慣行と同等の果実収量・品質を得ながら、余剰窒素の温室外への排出量を大幅に削減すること...
要約 千葉県香取市山田地域を対象とした、バイオマスの生産・収集・変換・利用に至るモデルである。構想作成から、運営組織立ち上げ、諸手続の実施、プラント群の設計・設置、運転・性能の確認、物質・エネルギ...
養液栽培ホウレンソウの培養液に尿素を活用すると硝酸塩濃度を削減できる
要約 ホウレンソウの養液栽培で培養液の全窒素量の50%を尿素に置換すると、生育を維持したまま地上部中の硝酸塩濃度を約40%下げられる。さらに尿素比率を80%以上に高めると、ニッケル添加でやや改善されるが生...
要約 養液栽培において排出される排液中のリンを除去するために、鉄電極棒に直流電圧を加え沈殿させる簡易な排液処理方法が有効である。 キーワード 養液栽培、排液処理、リン 背景・ねらい かけ流し式養液栽培は...
トマト根腐病防除における銀めっき資材からの銀イオンの溶出条件
要約 銀めっき資材からの銀イオン(以下Ag)の溶出は、培養液中の塩化物イオン(以下Cl)濃度と水温に影響され、原水水質及び水温から殺菌に有効な銀濃度を確保するのに必要な浸せき期間が推定できる。一方、原水...
中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培における樹皮培地の利用と給液管理法
要約 中山間傾斜地の夏秋トマト養液栽培において、中山間地で豊富な樹皮を培地として用い、天候や生育ステージに応じた給液管理を行うと、ロックウールの場合と同等の収量が得られる。タイマーのみの安価な給液制...
要約 島根型養液栽培システムは、5年以上連用が可能なヤシガラ主体の有機質培地を用いており、培養液ECを高精度に制御でき、排液中の肥料成分を少なくできる。 キーワード 養液栽培、果菜類、環境保全、有機質培...