要約 無培地循環栽培システムでは、遮根シートで隔離したトマトの根域にカルシウム、マグネシウム等の塩ストレス培養液を吸水シートで、その他の成分を含む基本培養液は点滴で給液することにより、培養液を再利用...
要約
養液栽培におけるミツバ立枯病の防除には、乾燥種子を「時間(分)=-1.1158×温度(℃)+65.806」(45.7℃~59.6℃の温度範囲で有効)の温度・時間条件で温湯処理するのが有効である。
要約 トマト個体群落内の光の減衰率は、閉じた群落では同一品種において栽植密度や草丈により異なることはないが、傾斜地では平地よりも光減衰率の小さい場合がある。受光特性の違いは1日のうちの特定時刻の個葉...
要約 水耕養液中の高温性ピシウム属菌は、ベントグラス葉を用いた捕捉法と選択培地上での高温培養(38℃)を組み合わせることで、選択的に検出することができる。 キーワード 水耕栽培、高温性ピシウム属菌、Pythi...
籾殻培地利用トマト養液栽培システムにおける初年目に適した培養液の量管理法
要約 籾殻培地利用トマト養液栽培での量管理施肥の初年目(半促成・抑制)において、窒素施用を標準の1.5倍の1日105~195mg/株、循環給液回数を2倍の1日16回とすると、慣行並の収量を確保できる。 キーワード ...
園芸施設における環境計測データの共有活用を可能とするWebサービスシステム
要約 ユーザー登録すれば無料で試用できる環境計測データの集録・解析用Webサービスシステム。生産者や研究者等がデータを共有し栽培技術の向上に活用することが可能で、Web上にデータベース機能と評価・診断サ...
杉バークを培地としたバラの循環式養液栽培における養液の加温効果
要約 循環式養液栽培において加温した養液で培地温度を高めると切花本数が増加する キーワード バラ、循環式養液栽培、培地加温 背景・ねらい トマトなどで、生産性を維持しつつ暖房経費を節減する方法の一つに、...
シュロガヤツリグサ等の浄化植物および微生物による廃液浄化システム
要約 栽培規模25aの青ネギ水耕栽培施設から平均濃度88mg/Lの硝酸性窒素が年間177t排出される廃液は、春期から秋期には浄化植物で、秋期から春期にかけてはシュロガヤツリグサ等の浄化植物と微生物により年間を通...
キーワード イチゴ、高設養液栽培、収穫株利用、省力育苗、誘引定植 背景・ねらい イチゴの大規模経営体を育成するため、高設養液栽培の収穫株を、収穫終了後に採苗親株として利用した省力育苗技術について検討す...
要約
要約 培地内の二酸化炭素濃度をモニターしながら通気を行うことで果実収量が増加する。培地内の二酸化炭素濃度は生育に大きく影響すること、また通気の効果は培地内の二酸化炭素の排出であることが示唆される。 ...
バラ養液栽培における誘電率土壌水分センサを用いた給液制御が収量・切り花品質に及ぼす影響
要約 バラのロックウール栽培において、誘電率土壌水分センサを用いて培地内水分率を70 ~ 75%に制御する給液をすると、給液量と排液量を削減でき、採花本数と切り花品質が慣行に近くなる。 背景・ねらい バラの...
要約 ヒートポンプによる夏季夜間冷房を行ったバラ温室では、温室内の温湿度が低下し除湿され、夜間のバラの蒸発散量は増加する。夜間冷房を行った温室で栽培したバラは、日持ち日数が長くなり、観賞期間中の灰色...
不織布製ポットを利用したトマトの多収少量培地耕「独立ポット耕」
要約 トマトの独立ポット耕は、ベンチ上で1株毎に根域、給液及び排液を独立させた不織布製ポットで栽培する少量培地の栽培システムであり、土壌病害の伝搬が抑制でき、長期多段栽培すると、40t/10aの収量が得ら...
施設スイートピーに発生した可給態リン酸過剰による葉身白化症状
要約 施設栽培スイートピーで、開花が始まる12月以降に下位葉から葉身が白化し、やがて上位葉にまで進展する症状が見られている。この原因は土壌の可給態リン酸過剰である。リン酸過剰畑では可給態リン酸を指標と...
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
要約 バラの養液循環式栽培において、粒状バーミキュライトやコイア繊維を熱融着性繊維を用いて固化させた培地での発根率や切り花収量および品質は、ロックウールマットと同等以上である。 キーワード バラ、代替...
要約 有機質培地耕における高糖度トマト栽培では、培養液に海洋深層水を生育ステージに応じて4%→2%→0%と添加することで、高糖度果実収量が10a当たり10t得られる。上段果房で発生の著しい尻腐れ果に対して...
要約 イチゴの実生苗を用いた栽培において、育苗期にセルトレイに25~45度の傾斜を与えることや、葉柄基部を押さえて横に倒すことで、その後の花房の伸長を一定方向に制御できる。 キーワード イチゴ、実生苗、花...
トマトロックウール栽培における銀担持光触媒を用いた培養液殺菌
要約 本技術は、銀担持不織布を殺菌フィルターとし、蛍光灯を照射することによる銀担持光触媒を利用した培養液殺菌であり、主要なトマト地下部病原菌の効率的な殺菌が可能である。また、トマトの循環式ロックウー...