成分調整ペレット堆肥の作業性とトマトおよびメロンにおける経済性
要約 家畜ふん尿堆肥を粒状に固めたペレット堆肥は、施設における堆肥の散布作業が機械化によって省力的に行うことができる。また、果菜類に菜種油かすを混合して成分調整したペレット堆肥を施用することで、トマ...
要約 豚ぷん堆肥の連用土壌では、銅および亜鉛の蓄積傾向に対し、カドミウム(Cd)の顕著な蓄積は認められず、pHは堆肥無施用土壌に比べて高い。そのため、根群域の土壌溶液中Cdは連用土壌の方が低濃度になり、葉...
要約 エクストルーダ成型機で成型した発酵鶏ふんの窒素無機化率は、原料であるバラ鶏ふんの3~4割である。モミガラ牛ふん堆肥のみの成型堆肥では、窒素の肥効は非常に低いが、菜種油かすや尿素を混合して成型する...
要約 豚尿を飼料作物へ単独施用する時の施用量は、イタリアンライグラス栽培では50Mgha-1、トウモロコシでは30Mgha-1程度が適当である。また、豚尿施用後速やかに耕うんを実施することでアンモニア揮散は軽減する...
要約 チオファネートメチル剤及びベノミル剤の土壌潅注処理は、レタスビッグベインウイルス媒介菌であるOlpidium 菌に対して、感染抑制効果が認められ、ビッグベイン病の発生を抑制する。 キーワード レタス、ビ...
春まき夏秋どりネギの窒素吸収パターンに合わせた全量基肥施用技術
要約 窒素吸収パターンに合った被覆尿素肥料の育苗箱施用や本圃の条施用で、9、10月どりネギの全量基肥栽培が可能である。本技術により、慣行栽培に比較して、育苗箱施用で約70%、条施用で50%の窒素成分が...
要約 「農林61号」の栽培において、速効性窒素、リニア型30日タイプ被覆尿素及びシグモイド型30日タイプ被覆尿素の3種類を同一窒素量配合した肥料を全量基肥施用することで、慣行施肥に匹敵する収量を確保でき、...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
水稲「ヒノヒカリ」の低蛋白米生産のための生育診断に基づく穂肥施用技術
要約 水稲「ヒノヒカリ」において、穂肥施用前(出穂前20日)の草丈×GM値(葉色値)を穂肥施用量の判断基準として活用できる。収量を保ちつつ低蛋白米生産に向けた穂肥施用量は草丈×GM値2500以下では窒素成分で3kg/10...
要約 共同乾燥施設で発生する生モミガラを迅速かつ大量に利活用するには、水田裏作麦の作付け前の施用が適し、施用量の上限は10a当たり1t程度で、窒素飢餓対策は不要である。また、モミガラの施用で土壌中の炭素...
要約 重窒素標識牛糞堆肥を用いて評価されるキャベツによる堆肥由来窒素の利用率は、堆肥単独施用で5.8%、化学肥料と併用の場合9.1%であり、堆肥由来窒素は外葉部より結球部で多い。熊本県農業研究センター・農産...
要約 軽量育苗用土を用いた花壇苗の生育には、被覆肥料と併せて、用土の5%(v/v)のたい肥の混合が有効である。 背景・ねらい 本県では、ガーデニングブームを反映して花壇苗の栽培が増加し、県内始め関西方...
要約 発酵畜ふん堆肥等のかさ密度の低い粉・粒状資材を、マルチ畦内に帯状局所施用するトラクタ装着型のマルチ同時施用機である。資材供給の動力はDC12Vモータでトラクタのバッテリを利用する。九州農業試験場・...
砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における窒素の全量基肥施用技術
要約 砂丘地すいかの中小型トンネル栽培における全量基肥栽培用肥料は、窒素成分で化成肥料2割と肥効調節型肥料8割を配合した肥料である。また、適正施肥量は、窒素成分量で19kg/10aである。 背景・ねらい 本県...
有機物連用下における移植水稲に対する肥効調節型肥料の施用技術
要約 水稲「ヒノヒカリ」の移植栽培に対し、シグモイド型肥効調節型肥料を用いる場合は、収量・品質面から有機物無施用の慣行施肥に比べ、稲わら堆肥連用では45%、稲わら連用では45%~20%、麦わら連用では20%程度...
要約 ハウストマトにおいて籾殻牛糞堆肥5t/10aと緩効性肥料との併用の場合、緩効性肥料を3割減肥すると無減肥より跡地土壌の無機態窒素含量が少なくなり、かつ、トマトの根重および収量は増加し、品質も問題ない...
要約 砂丘地だいこん栽培において速効性肥料の基肥を条施用することにより施肥窒素の3割減肥が可能となり被覆肥料の基肥同時施用により多雨年でも地下への溶脱軽減が図られる。 背景・ねらい 近年、全国的に施肥...
要約 ネギの11,12月収穫の作型において、窒素吸収パターンに合った肥効調節型肥料を用いることで、全量基肥施用が可能である。この肥料を用いることにより、窒素成分を慣行に比べて全層施用で20%、条施用で50%...
要約 地下水の環境基準値に考慮して有機物フロー量を評価した結果、多くの市町村における畜産由来有機物はその域内で農地還元できるものの、一部の市町村では環境負荷となりうる畜産由来有機物が生じており、効率...
要約 本県で普及している水稲施肥窒素量診断プログラムを改良することにより、家畜ふん堆肥及び土壌由来の窒素供給量を勘案した施肥診断が可能になった。 背景・ねらい 環境に配慮した有機物の施用では、その肥料...