要約 トマト半促成栽培における葉柄汁液を用いた栄養診断に基づく追肥法では、基肥窒素3.8~7.5kg/10a程度を施用し、葉柄汁液の硝酸濃度が2,000ppmを下回ったら窒素肥料を追肥することで、目標の収量が確保でき、...
チモシーを基幹とする集約放牧草地における放牧草の望ましい粗蛋白含量
要約 チモシーを基幹とする集約放牧草地では、放牧草の粗蛋白含量をいつの季節でも25%未満に維持するため、春と夏では粗蛋白含量20%を目安とし、1回当たりの窒素施肥量を3kg/10a以内とした上で施肥後2週間目以...
要約 放牧草地の年間施肥量は、放牧圧に応じて地域ごとに定まる年間の養分補給量を基本とする。また、草量確保に要する養分量の過不足を牧区ごとの土壌診断等によって評価し、修正に必要な施肥量を算出する。この...
要約 使用済み養液を系外に排出せず低コストで簡易な養液栽培法‘毛管ポット耕’を開発した。毛管ポット耕は防根透水性の不織布ポットに培土を詰め底面給液方式で作物を栽培するものである。夏秋トマトでは土壌溶液...
要約 夏枝を結果母枝に利用したハウスみかんの葉内成分は、加温開始期以降、N、P、 Cuは緩やかな低下もしくは横ばい傾向を示す。Ca、Mg、 Mn、B、Feは増加し、K、Znは低下する。 背景・ねらい 夏枝を母枝とし...
コンテナ栽培いちじくの着果率が向上する好適葉柄中硝酸イオン濃度
要約 いちじくのコンテナ栽培において、葉柄中硝酸イオン濃度は樹体の窒素栄養状態を示しており、それぞれの節位の着果率が最高となる濃度は、6~10枚展葉期には2,500~4,000ppm、11枚展葉期から20節摘心時までは...
施設キュウリの養液土耕栽培における葉柄汁液を用いた簡易栄養診断
要約 キュウリの養液土耕(灌水同時施肥)栽培において、抑制栽培では上位節の主枝および側枝の葉柄汁液の硝酸イオン濃度を3000~6000ppm、半促成栽培では同様に5000~1500ppmで維持することにより、安定した収量...
養液土耕栽培の夏秋トマトにおける窒素の栄養および土壌診断指標
要約 養液土耕栽培での夏秋トマトにおいて、腋芽硝酸含量による栄養診断指標は1段花房直下で新鮮重1kg当たり3,800~3,500mg、3段目で2,200~1,800mg、4~15段では1,900~1,300mgが適し、硝酸含量による土壌診断...
要約 早生の酒造好適米品種「ぎんおとめ」の心白発現率を低下させず、白米中粗タンパク含有率を高めないための目標籾数を21~29千粒/㎡と設定し、栽培指標として、収量構成要素、施肥法、栽植密度、刈取り適期を...
要約 酒造好適米品種「吟ぎんが」について、期待生育量である㎡当たり籾数を確保し、白米中粗タンパク質含有率を適正範囲に収めるための栄養診断基準を策定し、栄養診断値による追肥判断の目安を示した。 背景・...
水稲湛水直播栽培における収量60kg/aの生育モデルと苗立数不足時の追肥の効果
要約 ひとめぼれの湛水直播栽培における収量レベル60kg/a、1等米格付の生育モデルを作成した。また、苗立数不足の場合は、播種1ヶ月後の追肥により標準苗立数と同等の収量が確保される。 キーワード ひとめぼれ、...
夏秋トマトの養液土耕栽培における栄養診断に基づいた養水分管理方法
要約 夏秋トマトの養液土耕栽培における栄養診断は、葉柄汁の硝酸イオン濃度と生土容積法で抽出した土壌浸出液の硝酸イオン濃度を指標とする。第1花房開花期以降の水分管理はpF1.8~2.0を目安とするが、セル成...
バラ「ローテローゼ」のロックウール栽培における窒素栄養診断法
要約 バラ「ローテローゼ」のロックウール栽培の窒素栄養診断における、葉柄汁中硝酸イオン濃度を用いた汁液診断の指標値は、春期1000ppm、夏期300~800ppm、秋期500~1000ppm、冬期1500~1800ppmである。 背景・...
要約 光ファイバーを装備した分光放射計を使用し、穂ばらみ期から穂揃い期の水稲群落の直上60㎝以上で計測した相対反射スペクトルの微分データから、水稲窒素含量および乾物重が推定でき、籾数及び玄米窒素濃度を...
要約 葉柄汁液を用いたトマトの窒素栄養診断における採取部位は第1果房直下葉の先端小葉葉柄が最適である。収量、施肥効率および跡地の残存窒素を考慮して栄養診断基準値を葉柄硝酸濃度4000~7000ppmとし、診断...
要約 育苗期の葉柄搾汁液をRQフレックスで測定し、硝酸態窒素濃度を100~250ppm、燐酸濃度を50~150ppmの範囲に保つと葉数、側芽数の多い苗となり、品質の良いシクラメンを出荷することができる。 背景・ねらい ...
モノクロCCDカメラユニットを用いた水稲生育量の簡易把握技術
要約
要約 メロン葉柄汁液の硝酸濃度は、施肥窒素量に対応しており、診断に適する採取部 位は果実直下の葉の葉柄である。施肥のポイントは汁液硝酸濃度を果実肥大期には4,000 ~5,000ppmまで上昇させ、収穫期は1,000pp...
要約 イチゴにおいて、葉柄汁液中の無機リン濃度を指標(指標値:200~400mg/l)とした簡易栄養診断により、リン酸の効率的な施肥管理が可能である。 背景・ねらい リン酸は、過剰による生育障害が現れにくいことか...
要約 いちじくのコンテナ栽培において中段位葉柄中の硝酸、カリ濃度が最も施肥レベルに対応しており、最高収量区における濃度はどちらも概ね4,000~6,000ppmである。この基準は適正施肥法の判断材料となる。 背景...