幼果期の気温の上昇はモモ「あかつき」果実の発育期間を短縮する
要約 モモ「あかつき」において、幼果期の気温の上昇は硬核開始日までの日数を短縮させ、果実発育期間を短縮する。 キーワード 温暖化、果実発育、気温、モモ 背景・ねらい
果樹の生育は気温によって大...
要約 ハウスビワ栽培で、耕種的防除として開花期から天井部ビニルの被覆を行うと、腐敗果の発生率は慣行栽培に比べ1/4~1/6に低下する。果実腐敗の原因となる各種菌類の出現頻度は園地毎に異なるが、本防除法はい...
南九州シラス台地上の多腐植質厚層黒ボク土畑における年間浸透水量
要約 土壌保水量の実測に基づく水収支法によって推定される無植生条件の多腐植質厚層黒ボク土畑における1m深を通過する年間浸透水量は、年間降水量(2536mm)の約65%である。また、春夏作期間は秋冬作期間よりも...
要約 風洞実験によって求めたパイプハウスの風力係数を新たに設定することで、実際の現象に即した安全なパイプハウスの設計が可能になるとともに、妻面開口部がある場合の風力係数の設定は、合理的な補強対策に...
要約 リンゴ品種の果皮アントシアニン含量は、赤色の品種間で5倍程度の差が認められる。黄・緑色品種は、無袋栽培ではアントシアニンをほとんど蓄積しないが、有袋栽培するとアントシアニン含量が増加し、赤色品...
青果用サツマイモ「ベニサツマ」の食味(甘さ)に及ぼす増肥の効果
要約 いものβ-アミラーゼ活性が高いとマルトース含量が増加し、食味(甘さ)が向上する。施肥量が増加するとβ-アミラーゼ活性は高まる。また、生いものでん粉含量が高いと蒸しいものマルトース含量が増加する。...
出穂期の窒素追肥が硬質小麦「ゆきちから」の灰分含量に及ぼす影響
要約 中華麺用原料に供するためにタンパク質含量の増加を目的とした出穂期の窒素追肥により、ゆきちからの灰分含量は全粒では同等もしくはわずかに高くなるが、ランク区分の許容値を超えることはない。一方,小麦...
要約
要約
てんさい、たまねぎおよびレタスに対するアゾスピリラム菌の接種効果
要約
赤土流出軽減のためのセンチピードグラスを用いた草生帯の効率的な設置長さ
要約 センチピードグラスを用いた草生帯の赤土流出軽減率は、草生帯の流水の流れ方向の長さが増加すると向上し、さらに長さが増加すると徐々に収束する。このため、圃場内に設置する草生帯の流れ方向の長さは3m程...
要約 野菜の抗酸化活性(DPPHラジカル消去能)は供試作物により抽出溶媒の検討が必要であり、適さない抽出溶媒を用いると栽培条件などによる変動が見過ごされることがある。ホウレンソウではメタリン酸抽出、タマ...
要約 コマツナの養分含有率は夏作ではK、Ca、冬作ではFeが高くなる。また、土壌が乾燥条件下ではKやFe、Mnの含有率は増加する。 背景・ねらい 国民栄養調査(2002年)によると、日本人が摂取している必須元素の野...
要約 加工用キャベツの冬どりに適する品種として、芯の結球重に対する重量割合が小さく、芯の長さが短い「夢舞台」と「彩音」を選定した。これら品種の芯の重量割合は、結球重約2kg以上で概ね3%以下となる。 キ...
要約 パン用小麦品種「ニシノカオリ」において、「25~30日タイプ」の被覆尿素50%配合の複合肥料を慣行施肥体系(開花期追肥施用)と窒素同量、基肥施用することにより、収量、子実タンパク質含有率は慣行と同程...
要約 茎葉部にでん粉を蓄積した出穂期または成熟期の稲わら(葉鞘および稈)を原料として、100℃での加熱処理後に酵素糖化を行うことにより、迅速にグルコースやフラクトースを得られる。これらの糖の最大収率は、...
要約 ヒエの冬期世代促進においては、短日処理により播種から採種までの期間が短縮でき、一方、長日処理では十分な生育量を確保できる。占有面積をより少なくし、出穂個体数をより多く確保できる好適栽培条件は、...
日日射量と日平均気温、栽植密度に基づく冬どりキャベツの生育モデル
要約 日日射量と日平均気温、栽植密度を入力条件とし、乾物生産や結球部への分配率および乾物重増加量あたりの生体重増加量を気温の関数で推定する冬どりキャベツ生育モデルは、地上部乾物重の増加を相対誤差5...
要約 高温登熟条件下における胴割れ米発生を軽減するためには、登熟初期の高気温を回避する作期選択や圃場内地温を下げる水管理が有効である。また、登熟期間の葉色値が高いと胴割れ率が低下する傾向にある。 キ...
要約 梅干しの果肉が部分的に硬くなるシコリ果は、果実内に発生した空洞の周辺組織の細胞壁にカロースが 合成し硬化したものであり、果実肥大後期の果肉細胞径の異常肥大により空洞果の発生率が高まり、シコリ果...