要約 乗用管理機の液剤散布用ブームノズルの両端に鉄砲ノズルを取り付けることにより散布幅約15mの広幅散布が可能になり、従来の幅10mの散布装置に比べて作業能率が1.5倍に向上する。 背景・ねらい 水稲の直播...
要約 早生品種において、カメムシ類による斑点米発生を防止するための薬剤散布適期はカスミカメムシ類では穂揃期、ホソハリカメムシ、トゲシラホシカメムシなどでは糊熟初期以降である。 背景・ねらい 米の品質検...
要約 重粘土転換畑の地耐力が低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車に装着する野菜管理用アタッチメントを開発した。定植前除草剤散布、定植後の灌水、畝間除草剤散布、殺虫殺菌剤散布作業...
要約 小菌核腐敗病は病原菌(Botrytis squamosa)の第一次伝染源となる分生子が、地表の菌核などから常に供給されており、20℃以下、土寄せなどによる保湿、高土壌水分の条件下で感染し、発病する。よって、平均気...
水田裏作ハクサイでの根こぶ病罹病性品種の菌密度に応じた防除対策
要約 水田裏作のハクサイ根こぶ病対策は、石灰窒素施用を基本に、菌密度が6×103 個/g土以下では育苗用土に炭酸カルシウム9%を添加した苗の利用が、6×104 ~6×105 個/g土は薬剤処理と石灰資材の局所施用をさらに追...
要約 日平均気温がイヌホタルイとコナギの発生始期と発生終期別に定めた下限値以上の場合に積算し、その積算値が一定以上となった翌日を雑草の発生始期あるいは発生終期とし、発生始期から終期までの期間を雑草発...
要約 畦畔雑草刈払前にキシュウスズメノヒエにシハロホップブチル乳剤を散布しておくと、刈払いによって水田内に飛散したキシュウスズメノヒエの切断茎は再生しないので、刈払い後の人力による拾い出し作業を省力...
要約 近年各地で発生が目立っている発生原因不明の黒点米類似症状の一種、くさび症状米について、虫害とする観点から原因解明試験を行った結果、本症状は虫害以外の要因によるものであることが判った。 背景・ね...
棚田の水平連棟ハウスに対応したレール式自動薬剤散布装置 四国農試
要約 タラノメのふかしハウス内平均気温は外部気象の気温・日射量と高い相関が認められる。そこで、ハウス内平均気温の推定を外部気象の数値から行うことにより、簡便に気象データを利用したタラノメの収穫予測が...
循環かんがいを利用した農薬施用によるウンカ・ヨコバイ類の省力防除
要約 循環かんがいを利用した農薬施用で、ウンカ・ヨコバイ類の省力防除が可能である。薬剤施用に要する時間は、10a当たり約6秒と従来の40~60分の1に短縮できる。また、農薬の飛散・被爆がほとんどないので、安...
要約 調剤作業の省力化と散布作業の高能率化を図るため、作業中に田面水を吸い上げ、液剤の希釈水として利用する方式の散布装置を装着した水田用栽培管理ビークル等に搭載する液剤少量散布機。 背景・ねらい 水田...
要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...
要約 キャベツ根こぶ病防除薬剤のフルスルファミド粉剤を畝表面に作条施用し土壌と混和する歩行型の作条施用機を2機種開発した。両機種とも薬剤の施用は均一で土壌との混和状態もよく、10アール当たりの作業時間...
要約 水田転換園における高畝栽培には防根シートによる根域制限が必要であり、品種としては樹勢の強いものが好ましい。樹形は双幹並列仕立てが、着果方法は半樹別結実が有効である。 背景・ねらい 水田転換園に...
水稲の麦後湛水直播における「夢いずみ(熊本3号)」の安定栽培法
要約 水稲晩生種「夢いずみ(熊本3号)」の麦後湛水直播(散播、条播)における播種適期は5月下旬から6月上旬である。平方メートル当たり適正苗立本数は80本程度である。この場合の施肥体系は慣行移植に準じ、追...
要約 水稲病害虫防除法の機械化新技術を慣行と比較して、費用試算を行った。産業用無人ヘリコプタは作業可能面積172haで経費26千円/ha、水田管理トラクタ107ha・25千円/ha、水田ビークル64ha・28千円/ha。 背...
水稲除草剤有効成分の水中濃度分析のための処理層非破壊型で簡易な採水法
要約 水稲除草剤の有効成分の水中濃度分析を目的として、採水地点から畦畔へあらかじめチューブを設置し、小型ポンプで畦畔から水を吸引・採水する方法を開発した。 背景・ねらい 水田内における水稲除草剤有効成...
要約 県内の水田雑草の発生状況を69市町444haについて調査したところ、過去の調査と比べて、カヤツリグサ、マツバイ、ウリカワなどは減少していたが、ノビエ、アゼナ、タカサブロウ、クログワイ、オモダカ、キシ...
要約 生産者自らが防除要否を判定し、発生量に対応した適切な防除が実施できるよう、簡便な防除要否判定法を開発した。調査時期予測法を明らかにしたことと、逐次抽出調査法を取り入れて調査を大幅に簡略化したこ...
大規模水稲経営へのトラムライン潤土直播栽培技術導入による省力・コスト削減効果
要約 大規模水稲経営モデルへトラムライン潤土直播栽培技術を導入した場合,その導入効果は,①超省力化による労働費削減によって低コスト化が図られる,②春作業における補助労働力削減効果が著しい,③少人数によ...