
稲麦サイレージ二毛作は食用麦との二毛作に近い経済性が見込まれる
要約 麦ホールクロップサイレージは飼料としての評価が高く、稲麦サイレージ二毛作は 農地と収穫機の有効利用、作業競合の軽減等の合理性もある。その経済性は、現行の助成 制度では平均的条件で食用小麦をやや下...

石灰窒素散布により、飼料用イネ等多収品種由来の漏生イネの発生を低減できる
要約 石灰窒素に含まれるシアナミドは、水稲種子の休眠覚醒効果と発芽能力を低下させ死滅させる効果を持つ。多収品種収穫後の秋に石灰窒素を50kg/10a散布すると、東北日本海側地域では翌年の移植栽培における漏生...

施用肥料中の塩化物イオン量が多いと小麦子実カドミウム濃度が高まる
要約 塩安は塩化物イオンを多く含むため、塩安入り肥料を施用すると尿素や硫安を施用した場合より小麦子実カドミウム濃度が高まる。したがって、小麦子実カドミウム濃度低減のため、窒素成分としては尿素または硫...

損傷デンプンが少なく膨らみの良い米粉パンが出来る水稲新品種「こなだもん」
要約 「こなだもん」は、タンパク質組成に変異のある米であり、暖地では「ヒノヒカリ」級の中生のうるち米品種である。米粉の損傷デンプンが少なくパンの膨らみが優れるため米粉パン用途に適する。 キーワード イ...

配光制御型高輝度LED による補光時間がイチゴの光合成と収量に及ぼす影響
要約 寡日照地域のイチゴ栽培において、配光制御型高輝度LEDを用いた12~16時間の補光で光合成は促進される。12時間の補光で一次腋果房の開花は早まり、可販果収量は多くなる。12時間以上の補光では、補光時間が...

水田の窒素動態の予測精度の向上には大気と地表のガス交換の再現性が鍵となる
要約 水田の窒素動態の予測を目指し、つくば市真瀬の水田における観測値などを用いて、土壌-イネ過程と大気-水田交換過程に重点をおく2つのモデルを検証しました。その結果、大気と地表のガス交換の再現性が予...

市販条播機の約3倍の作業能率を有する水稲直播用エアーアシスト条播機
要約 トラクタに直装するブーム式の水稲湛水直播機を開発した。本機は、作業幅を最大9.6m確保できるため、市販条播機の約3倍の作業能率を有する。また、空気の力で種子を圃場表面に吐出することで均一な播種を可...

水田を利用した省力・低コスト肉用子牛生産に活用できる「水田放牧の手引き」
要約 水田放牧に適した牧草や飼料イネの栽培と放牧利用技術、放牧飼養による繁殖への影響、放牧に伴うリスクとその低減方策、環境への影響、営農への導入効果を解説した手引書である。水田を利用した省力・低コス...

要約 地力増進基本指針における改善目標の下限値を基準とし、安全を見越した幅を持たせて、有効態リン酸が10~15mg/100gの場合には各地の土壌条件に応じて標準施肥量~その半量の施肥を、15mg/100gより大きい場合...

地下かんがいによる水稲乾田直播の苗立ち安定化と寒地向け直播適性品種の生育指標
要約 乾籾を用いた水稲乾田直播では、地表面まで水位が上昇し始めたら入水を止めるという水管理を繰り返すことで苗立ちの安定化が可能である。「ほしまる」では播種から出穂までに簡易有効積算気温1,100°Cを...

要約 イネの出穂期を調節する遺伝子「Hd16」を特定した。Hd16はリン酸化タンパクをコードし、日長反応性に関与することが判明した。コシヒカリでは突然変異によりこの遺伝子の機能が低下してい...

高CO2濃度によるイネ葉身の光合成増加は高水温条件で抑制される -開放系大気CO2増加と水地温上昇処理の実験から-
要約 約50年後に想定される高CO2(現在+200ppm)条件で水温を2℃上昇させた実験から、温暖化条件では、イネの窒素吸収は盛んになりますが、生育後半になると葉身窒素が低下し、高CO2濃度に...

要約 イネの根を深い方向に伸ばす遺伝子を発見した。根の張り方が浅いイネに本遺伝子を導入すると、根が深くまで伸び、干ばつに強くなることが実証された。 キーワード 干ばつ耐性、深根性、量的形質遺伝子座、重...

パン用小麦「ユメシホウ」のタンパク質含有率適正化のための施肥法
要約 「ユメシホウ」の栽培において、開花期に7kg/10a以上の地上部窒素含有量を確保し、開花期に4kg/10aの窒素追肥を行えば、子実タンパクを基準値範囲に収めることができる。茎立期4+開花期4kg/10aを標準とした...

無催芽種子直播における低温発芽遺伝子qLTG3-1による初期生育量の増加
要約 低温での発芽を早める遺伝子qLTG3-1を機能型で持つ水稲系統は、湛水水田に無催芽種子を直播した際、苗立ちが早まり地上部乾物重が増加する。 キーワード 稲、湛水直播栽培、低温発芽、無催芽種子、...

中山間地域における大規模水田作経営の課題と放牧導入効果の試算
要約 中山間地域の経営面積30haを超す水田作経営では、水稲作中心の規模拡大に伴い、長期にわたる長時間労働と畦畔等の管理作業が負担となっている。畜産経営と連携した放牧導入により、労働時間を増やすことなく...

要約 秋播性程度の異なるコムギ品種について、茎立期を含む主要な発育段階を推定可能な発育モデルである。気温と日長を用いたモデルにより年次変動の大きい茎立期を播種日から5~6日の誤差で推定できる。 キーワ...

溶存酸素濃度低下を反映して増加する大豆タンパク質は冠水障害の指標になる
要約 出芽期大豆の冠水障害評価系において冠水液中の溶存酸素濃度低下を反映してポリガラクツロナーゼ阻害タンパク質およびエクスパンシン様タンパク質が増加する。これらタンパク質の量的変化を冠水障害の指標と...

要約 飼料用イネの地上部全体および粗玄米のセシウム濃度には品種間差があり、インド型品種で高く、日本型品種では「ふくひびき」などが双方の濃度が低い傾向にある。また、セシウム濃度の茎葉部と粗玄米の比にも...

飼料用稲麦二毛作体系によるホールクロップサイレージの生産技術
要約 水田を活用したダイレクト収穫による飼料用稲麦二毛作体系において、地域に適した品種を用い、乳苗移植栽培や堆肥と液肥を活用した栽培技術、作業競合回避技術等の導入により、年間実乾物収量で1.8t~2.0t/1...