体細胞クローン豚後代産子からの生産物の食品としての安全性調査
要約 金華豚における体細胞クローン豚の後代産子の食品としての安全性を検討した結果、発育や血液生化学検査成績や筋肉などの成分も一般の金華豚と同様である。マウスを用いた急性毒性等でも異常は見られず、食品...
要約 規格外バレイショを飼料原料とした混合サイレージを肥育豚(60~110kg)に給与することで、市販配合飼料給与より発育は劣るが、筋肉内脂肪含量が高い豚肉を生産できる。また、その豚肉は通常の豚肉より香り(...
要約 わが国における豚の離乳後多臓器性発育不良症候群(PMWS)の有病率は極めて高く、その対策には個体診断とともに、流行型と常在型に区別した農場診断が必要である。PMWSの発症ならびに増悪化のリスクファク...
春機発動後の豚において発育ステージの揃った胚を回収するホルモン処置
要約 春機発動後の豚にプロスタグランジンF2α(PGF2α)、PMSGとhCGを組み合わせて投与する方法は、発育ステージの揃った胚の回収が期待できる。 キーワード PGF2α、PMSG、hCG、ブタ、胚、発育ステ...
発情周期、妊娠および分娩後のブタ子宮内膜におけるアポトーシスの発現
要約 発情周期および妊娠初期におけるブタ子宮内膜の機能は、アポトーシスによって制御されていることがTUNEL法によるDNA断片化の検出により明らかにされる。 キーワード ブタ、子宮内膜、発情周期、アポトーシス...
豚凍結精液におけるカフェイン添加希釈液を用いた繁殖成績向上技術
要約 カフェインなどを添加したBCC液を用いて、凍結精液を希釈すると、モデナ液を用いた場合に比べて、人工授精後の繁殖成績が向上する。 キーワード 豚凍結精液、人工授精、深部注入器、精液希釈液 背景・ねらい...
要約 マーカーアシスト導入法により金華豚のシェアバリュー(肉の柔らかさ)QTLをデュロック種へ導入したところ、金華豚型アリルはデュロック型アリルと比較し、肉を柔らかくする効果があることが明らかになった...
馬の新興パラミクソウイルス感染症の血清学的診断法(ELISA)の標準化
要約 馬の新興パラミクソウイルス(ヘンドラ及びニパウイルス)感染症を既存の血清学的診断法(ELISA)で診断する際には、馬血清については方法を簡略化できる。また、未知のパラミクソウイルス感染も検出するた...
要約 GFP遺伝子導入体細胞を作製し、体細胞の核移植によりGFP遺伝子導入体細胞クローンブタを作出した。GFP遺伝子導入ブタは殆どの組織でGFPシグナルを発現していることが確認された。また、順調に発育した2頭は...
要約 子豚期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を1%添加して肥育豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が認められる。 キーワード サトウキビ抽出物、肥育豚、抗菌性物質、免疫増強 背景・ねらい 畜産物の安全...
要約 本オンラインマニュアルは、野外で発生した中毒を疑う事例の診断の際に活用できる。また、「マニュアル」と平行したウェブサイト、「家畜中毒情報」および「写真で見る家畜の有毒植物と中毒」でも関連情報...
要約 モデナ保存液にBHT0.05mMを添加し、精液温度を38時間で5℃に温度降下することにより、精子活力+++70%を10日間保持できる。農家実証試験では、家庭用冷蔵庫(5℃)で8日間保存した低温保存精液の受胎率は91.7...
要約 豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)ウイルス日本分離株には、多様な遺伝学的系統が存在する。また、アジアに特有な系統が、特に東日本に多く分布したことから、地域的に進化してきたことを示唆している。 キ...
要約 中小規模の畜産農家で堆肥舎等の臭気対策に利用できる簡易な脱臭装置。捕集した臭気を硫酸溶液中にバブリングする方式で、アンモニアの除去率は95.5%と高く、回収量は、化学反応の理論値と一致する。イオウ...
体細胞由来ミトコンドリアDNAはクローンブタ雌産子の後代に伝達しうる
要約 除核した卵子に体細胞核を移植することにより得られたクローンブタのミトコンドリアDNAはそのほとんどが卵子由来のミトコンドリアDNAであるが、体細胞に由来するミトコンドリアDNAは残存し、後代...
要約 性腺刺激ホルモンを投与して発情を誘起した雌豚にhCGを投与して、40時間後に凍結精液の人工授精(注入精子数25億)を行うと、活力が良好な精液を用いた場合、高い受胎率が得られる。 キーワード 豚凍結精液、...
母豚および子豚飼料への褐藻類海藻粉末添加による離乳期子豚の体重増加
要約 褐藻類海藻(アルギット)粉末を、分娩後8日~28日の母豚と8日齢から42日齢の子豚に給与すると、生後28日齢から42日齢の離乳期子豚の血液中好中球等貪食細胞化学発光能(CL能)は高くなる傾向があり、体重は...
要約 抗生物質添加飼料(抗生物質区)とオレガノ精油を添加した飼料(ハーブ区)を、子豚に与え発育等について調査した。増体については9週齢までは差はなく、9~12週齢はハーブ区は抗生物質区に劣り、110kg到...
要約 本法は畜ふん堆肥の畜種別生産量、主要作物の作付け面積、及び旬別作目別の堆肥投入量などをもとに、農地利用されない過剰ふん尿量を推定する。本法により、エネルギー資源として利用可能な家畜ふん尿の量が...
豚および牛インターロイキン−21の遺伝子クローニングと免疫増強活性を有する組換え蛋白質の作製
要約 豚および牛のインターロイキン-21(IL-21)遺伝子を単離し、塩基配列を決定した。また、大腸菌およびバキュロウィルス発現系を利用して、豚および牛IL-21の組換え蛋白質を作製し、NK細胞に対する増殖活性およ...