
大豆の出芽期における冠水による障害をナノ酸化アルミニウムが軽減する
要約 大豆の出芽期における冠水ストレスによる生育遅延は、ナノ酸化アルミニウム添加により軽減される。その軽減効果には、エネルギー代謝系や細胞死の抑制が関与している。 キーワード 大豆、出芽期、湿害、プロ...

出芽期大豆の核内タンパク質群は冠水ストレスにより同調的に抑制される
要約 冠水ストレス下の大豆において、プレmRNAプロセッシングおよびプレリボソーム構築が抑制され翻訳が阻害される。さらに、ヒストンH3を中心とするクロマチン構造が変化する。 キーワード 大豆、出芽期、湿害、...

要約 「北陸193号」は登熟が安定しているため、多収に向けてはシンク容量の確保が最重要となる。粗玄米収量約1t/10a達成には、穂数280本/ m2、穂揃い期乾物重1500g/ m2、同窒素吸収量16.5g...

FOEAS導入圃場で不耕起播種機を用いた低コストな水稲・小麦・大豆輪作体系
要約 FOEASを導入した大規模営農において、高能率な大型不耕起播種機の使用、事前の耕起・整地による水稲乾田直播、小麦の追肥重点施肥、大豆の不耕起播種等を用いた技術体系により、全算入生産費を慣行対比で稲...

多収品種タカナリの高 CO2濃度環境における子実の成長特性 ~ 高 CO2濃度で増収に寄与する一要因 ~
要約 多収品種タカナリでは、通常なら充実しないような弱勢籾の成長が、高 CO<sub>2 </sub> 濃度で大き く促進され、増収に貢献することがわかりまし...

トウモロコシの耐湿性育種に利用可能な湛水・還元耐性に関与する遺伝子座
要約 トウモロコシの近縁野生種テオシントの一種"Zea nicaraguensis"は第4染色体長腕に湛水・還元耐性に関与する量的形質遺伝子座"Qft-rd4.07-4.11"を持つ。Qft-rd4.07-4.11は相加効...

製麺適性に優れる早生の高アミロース米水稲品種「あみちゃんまい」
要約 「あみちゃんまい」は、寒冷地南部では早生で、耐倒伏性が"やや強"のイネ品種である。米のアミロース含有率が30%程度と高く、麺への加工適性が高い。中生の主食用品種「コシヒカリ」との作期分散が可能であ...

気候温暖化における気温上昇下でも東北地方では冷害リスクが持続する
要約 気象庁超高解像度全球大気モデル(MRI AGCM)のダウンスケールデータを用いて将来気候下での冷害発生リスクを評価したところ、最も低温の事例では冷害が発生することから、最適作期設定などの冷害リスクマネー...

「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...

イネの極多肥栽培において栽培後期の追肥はいもち病を助長しない
要約 イネの極多肥栽培において、幼穂形成期までの追肥を行わず、栽培後期の減数分裂~出穂期に集中して追肥することにより、いもち病の多発は助長されない。さらに、栽培後期の追肥により粗玄米タンパク含量が上...

大豆の出芽期における冠水による障害軽減にアブシジン酸が関与する
要約 大豆の出芽期における冠水ストレスによる生存率低下は、アブシジン酸添加により軽減され、その軽減効果には糖代謝系およびユビキチンプロテアソーム系の抑制が関与している。 キーワード 大豆、出芽期、湿害...

イネのいもち病量的抵抗性遺伝子は、組み合わせにより集積効果が異なる
要約 イネのいもち病量的抵抗性遺伝子、pi21、Pi34、Pi35では、遺伝子の種類によって抑制する葉いもちの感染過程や抑制程度が異なる。また、2個の遺伝子の集積効果は、組み合わせによ...

熱帯のイネ品種の遺伝的背景を持つ早朝開花性準同質遺伝子系統の育成
要約 インド型品種IR64を遺伝的背景にイネ野生種Oryza officinalisに由来し第3染色体に座乗するQTL(qEMF3)を導入した準同質遺伝子系統IR64+qEMF3は、IR64に比べ熱帯での圃場条件では...

要約 精英樹のF1検定林から、成長や材質に優れかつ雄花着花量も少ないエリートツリー(第2世代精英樹)を開発し、この中から特定母樹が指定されました。 背景・ねらい 第1世代精英樹の中でも優良なも...

幼穂形成前の低水温が穂ばらみ期の水稲穎花の耐冷性を低下させる分子機構
要約 穂ばらみ期に冷害処理(12°C、5日間)した水稲では、穎花の低分子量型HSP及びその制御因子と推定される蛋白質群の遺伝子発現が著しく高まる。しかし幼穂形成の前に低水温処理(18°C、14日間)をするとそ...

要約 過去30~40年間の温暖化による発芽・開花期の前進および成熟期の温度上昇の結果、リンゴ収穫期の果実品質は酸含量が減るなど長期的な変化が起きている。この変化は暦日、満開後日数、果皮色、デンプン含量の...

多収性イネ品種「タカナリ」の高い光合成能力は高CO2濃度条件でも発揮される
要約 多収性品種の「タカナリ」は、高CO2濃度条件においても「コシヒカリ」に比べて高い光合成速度を示したことから、将来想定される高CO2濃度条件においても多収を得るための有望な...

早生で多収の直播栽培向き良食味水稲新品種候補系統「奥羽416号」
要約 「奥羽416号」は、東北地域中部では"かなり早"熟期に属する粳種である。耐倒伏性が強く、多収で、いもち病に強く、良質・良食味である。直播栽培においても倒伏は少なく多収である。 キーワード イネ、多収...

早生で倒伏に強い稲発酵粗飼料用水稲新品種候補系統「奥羽飼414号」
要約 「奥羽飼414号」は、東北地域中部では"かなり早生"に属する粳種である。「べこごのみ」より、倒伏に強く、黄熟期乾物重が5~7%大きい。普及見込み地の直播栽培では、食用品種の収穫前に黄熟期収穫が可能で、...

水田の窒素動態の予測精度の向上には大気と地表のガス交換の再現性が鍵となる
要約 水田の窒素動態の予測を目指し、つくば市真瀬の水田における観測値などを用いて、土壌-イネ過程と大気-水田交換過程に重点をおく2つのモデルを検証しました。その結果、大気と地表のガス交換の再現性が予...