冬期に水田を整地・鎮圧し、4月に水稲を不耕起乾田直播する技術
要約 田面の凹凸による播種精度の低下をなくすために、降雨量が少なく、農閑期である冬期間に耕起・整地・鎮圧を行い、4月中旬以降に不耕起乾田直播を行う。降雨後の地耐力の低下による作業遅延が生じず、苗立が...
要約 前年の雑草発生量が移植60日後の乾物重で10g/m2以下と少ない水稲単作圃場では、移植35日後と45日後の2回中耕除草を行うことで、除草剤を用いることなく雑草害による減収を10%以内に抑えることができる。中耕...
要約 運搬車、動力噴霧機、ズームノズル等を組み合わせて乗用型高性能防除機を開発した。この防除機を用いると大区画桑園での除草剤または殺虫剤散布の時間は1ha当たり6時間と省力化できる。 背景・ねらい 雑草及...
要約 飼料畑の多年生雑草ガガイモを防除するには、作物を播種後にアトラジン・メトラクロール水和剤を散布し、さらに残存するガガイモにアイオキシニル乳剤で茎葉処理する体系処理が効果的である。 背景・ねらい ...
産業用無人ヘリコプターによる水稲用1キロ粒状除草剤の湛水直播での散布法
要約 産業用無人ヘリコプターを利用した水稲用1キロ粒状除草剤の散布は、実散布時間でha当たり7~9分程度と省力的で、ほ場外飛散や水稲に対する薬害がなく、除草効果が地上散布並に高い。 背景・ねらい 平成9年現...
中山間高冷地における黒色再生紙マルチによる雑草防除と水稲の生育
要約 寒冷地での黒色再生紙マルチによる水稲栽培は、初期生育の抑制少なく、多年生雑草に効果が高く、除草剤を用いた慣行栽培並の雑草防除が可能で、収量減もみられない。 背景・ねらい 環境保全型農業あるいは無...
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培において、再生紙マルチによる雑草抑制効果は、黒色再生紙マルチの方が無着色再生紙マルチより高い。また、黒色再生紙マルチでは無着色再生紙マルチより初期生育が良好であり、...
要約 水稲の減農薬・減化学肥料栽培の手引きを作成した。本栽培法は化学合成農薬と化学肥料をそれぞれ半減ないしそれ以上削減し、慣行の90%以上の収量および同等の品質を得ることを目標としている。 背景・ね...
要約 大区画圃場において、自己拡散性に優れる水稲除草剤「イマゾスルフロン・カフェンストロール・ダイムロン粒剤」を畦畔から帯状に湛水周縁散布する方法は、除草効果・薬害面で問題なく、省力的な散布法として...
水稲用アミド系除草剤の土壌溶液中濃度と雑草感受性値を用いた残効期間の推定
要約 水稲用アミド系除草剤,プレチラクロール,テニルクロールおよびメフェナセットの残効性は,1)田面水および土壌表層(0-1cm)における土壌溶液中薬剤消長と,2)イヌホタルイ,タイヌビエの感受性値から予測でき...
要約 キクのナミハダニ黄緑型は挿し芽などの人為的管理作業により、寄主を介して圃場を移動し、周年発生する。また、キクにおける寄生部位は生長に伴い上位葉へ移行する。摘心により分枝したいずれの枝上でも同じ...
要約 ミカンキイロアザミウマは園内外の雑草・樹木で世代を経過し、夏季のエノコログサ、メヒシバから移動した個体が着色期のカキ果実に被害を与えていると推定される。防除薬剤としてアセタミプリド水溶剤2000倍...
要約 カンキツに発生するワタアブラムシはナズナ等の雑草で越冬し、春季にカンキツを寄主選好する。夏季にカンキツに寄生せず、エノキグサ等の雑草に寄生する。本種はカンキツと雑草上の間を主に寄主転換しながら...
冬期に水田を整地・鎮圧し、4月に水稲を不耕起乾田直播する技術
要約 田面の凹凸による播種精度の低下をなくすために、降雨量が少なく、農閑期 である冬期間に耕起・整地・鎮圧を行い、4月中旬以降に不耕起乾田直播を行う。降雨後の地耐力の低下による作業遅延が生じず、苗立が...
要約 県内の水田雑草の発生状況を69市町444haについて調査したところ、過去の調査と比べて、カヤツリグサ、マツバイ、ウリカワなどは減少していたが、ノビエ、アゼナ、タカサブロウ、クログワイ、オモダカ、キシ...
植物生育阻害活性を持った三種類の新規物質の化学構造と生物活性
要約 タイワンレンギョウ(Duranta repens )の葉の中から,植物生育阻害活性を持った三種類の新規物質(トリテルペノイド系サポニン)を発見した。これらの新規物質は,イヌビエ(Echinocloa crus-galli )幼...
要約 麦あと湛直栽培での初期水管理方法に応じた雑草の効果的防除法は、播種後落水管理では稲1葉期に入水しノビエ 2.5葉期まで適用する薬剤を処理し、浅水継続管理では播種後から稲2葉期までの間でノビエの葉令に...
要約 再生紙を田面に敷き詰めながら移植を行う再生紙マルチ栽培により水田雑草防除が可能である。水稲の生育量が確保しにくく、低収量となりやすいが、充実苗の使用、密植によりその欠点が改善される。 背景・ね...
要約 国とメーカーが共同開発した誘導ケーブル式果樹無人防除機は、有人S.Sと同等の散布能力があり、1人の作業者でも散布が能率的に行うことができ、かつ軽労化、快適化が可能となる。 背景・ねらい 果樹栽培にお...
要約 東北地域で帰化植物を中心とする草地・飼料畑の雑草として報告されたく草種は、23科85種・2類にのぼる。この中から現在大きな被害を及ぼしている草種と、今後被害が拡大する可能性の危険のある草種を選定し...